【電動シェーバー】肌に食らいつかず、40度首振りヘッドでアゴに追随! 最上位『ブラウンシリーズ9Pro+』の深剃りなら痛くない

レビュー

ドイツ発祥の深剃りシェーバーブランド「ブラウン」の最上位機種『ブラウンシリーズ9Pro+』による、リムジン感あふれる重厚かつ肌にやさしい深剃りを体験してみた。

深剃りの老舗ならではの技術を結集、夕方に黒ずむヒゲ問題を極限0.05mmカットで解消

肌へのやさしさと、深剃りの両立はヒゲ剃りの永遠の課題。深剃りで知られるブランド「ブラウン」が、その技術の粋を集めて完成させたフラッグシップモデルが、『ブラウンシリーズ9Pro+』である。

朝剃っても夕方にポツポツと浮き出てしまう夕方ヒゲを、極薄の網刃を使用することで、極限0.05mmまでカットすることができるという。同時に通常のシェーバーでは難しい寝てしまっているヒゲや、クセヒゲのカットも可能なのが特徴だ。

今回入手したのは、P&Gジャパン『ブラウンシリーズ9Pro+ 9567cc(6in1アルコール洗浄システム付)』(本体幅66×奥行44×高さ168mm/207g・実勢価格 税込63,800円※編集部調べ・2023年8月25日発売)。除菌率99.9%を実現するブラウン独自の「全自動プレミアムアルコール洗浄器」が付属したパッケージである。

5段階の深剃りシステムが、重厚なうなりを上げ、起動。寝たヒゲ、くせヒゲどんと来いと挑発する

筆者は髪の毛もクセ毛なら、ヒゲもクセ毛だ。結果、電動シェーバーではけっこう苦労してきた。ブラウンの最高技術で果たして剃れるのだろうか。

スイッチをオンすると、毎分10,000回の微振動音波振動テクノロジーで、重厚なモーター音が響き出す。5段階の深剃りシステムが、さあ来いとばかりにずらりと並んでいる。5段階に分かれた深剃りシステムは以下の通りだ。

(写真上から)
1.ディープキャッチ網刃
特許取得のディープキャッチ網刃が、ヒゲを極限0.05mmにカット。900パターンの網目で肌を守りながら深剃りを実現していく。

2.プロブレード
金色に光り輝くプロブレードは、幅広で極薄なのが特徴。一度にいろいろなタイプのヒゲを捉えることができ、寝ているヒゲも捕まえて、夕方ヒゲを防ぐ。

3.くせヒゲキャッチ刃
筆者がいつも困っている、あらゆる方向に生えるくせヒゲをカットする。

4.スキンガード
不用意な圧がかかって肌を傷つけないようにガードする。

5.ディープキャッチ網刃
再び登場。Wで効果を最大化。

ここまでが「9Pro」でも好評だった、5つのシステム。今回の『9Pro+』では「キワゾリ刃」が刃の形、幅を変更してアップデート。もみあげもうぶ毛もササッとカットできる。

前後40度に可動して不要な力を逃がし、顔の凹凸に追随して深剃りを可能に

実際に剃ってみた。ほどよくヘッドの刃の部分に圧をかけると外刃が沈んで、ザザッと剃れる。圧をかけると剃る。圧をかけなければ剃らない。刃部分は肌に対して平行に滑らせていくが、一発で剃れなくて上から下、下から上へと往復しても肌に食らいつかれる印象はなく、5段階システムは、馬力はあってもやさしいのだなと思った。

ここも動く

その要因は、やっぱりヘッドの可動域だろう。実際に指で動かしてみると、40度というのは本体から頭が落ちてしまうのではないかと心配になる角度まで行く。

ヒゲ剃りで痛くなるのは、ほとんどの場合、余計な力が入るから。強く押し当てて角度がつけば、どんな刃でもヒリヒリしてしまうものだ。ところがこのふんだんな可動域だと、余計な力が入ってもスルッと圧が逃げて、正しい刃の角度をキープしてくれる。だから傷つきにくいのだ。

刃を外したら、裏側が未来都市みたいだった

苦労しがちなアゴの部分も、きちんと寄り添って、しっかり剃れた。これは優秀だ。ちなみに本体中央上のスイッチを切り替えることでヘッドの角度を好みの位置でロックできるが、やってみたらヒリヒリしたので可動は大切だと納得した。

ただコンパクトヘッドというものの、やはり重厚な厚みがあるので、細かい部分は剃りにくい。そこでキワゾリ刃をうまく活用して乗り切りたい。

新品の切れ味を18ヶ月キープするための「全自動プレミアムアルコール洗浄器」

剃ったあとは頬がすべすべの触感になった。電動シェーバーの限界値のレベルに、無事到達できたと思う。これが0.05mmカットかと、感慨にふける。

通常のシェーバーでは、その後に洗浄というひと仕事が残るが、『9Pro+ 9567cc(6in1アルコール洗浄システム付)』なので、ヒゲくずをサッと払ったら、逆さにして「全自動プレミアムアルコール洗浄器」にスロットインすればいいのは、とてもラク。ブラウンならではのアルコール洗浄で除菌し、皮脂汚れもオフ。刃の劣化を防ぐ潤滑成分入りで新品の切れ味が18ヶ月間続くという。

これもモーター音に最初はびっくり。しかし洗浄後はピカピカになる。洗浄後すぐに使用することもできるとのことで、使ってみたが、少し乾燥してから使うのがおすすめ。内部にアルコールが残っていると、鼻の下を剃るときに成分を吸い込んで、少々酔っ払いそうな気分になったからだ。

値段は張るが、この剃り心地はラグジュアリーそのもの。電動シェーバーに深剃りや、使用後のヒリヒリ面で限界を感じている人は、一度試してみたい。

入手は全国の家電量販店やオンラインショップで可能だ。

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース