スマホの画面が小さくて使いづらい……。そう感じるなら、タブレット。今回は入門機にぴったりのアイリスオーヤマの新型タブレット『LUCA(ルカ) タブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』の使用感をレポートする。【読者プレゼント付】
気軽に導入しやすいAndroid搭載タブレット「LUCA(ルカ)」シリーズのエントリーモデルとミドルモデルを使い比べ!
アイリスオーヤマ『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』(搭載OS:Android™13・10.1インチ/約594g・市場想定価格22,000円前後・2024年4月15日発売)は、Wi-Fi接続で使用するAndroid搭載タブレット「LUCA」シリーズの最新機種だ。販売価格が2万円台でありながら、日常的な使用には十分なパフォーマンスを備えているため、発売当初から注目されている。
重量は約594g。もちろんスマホよりは重く、ずっしり感はあるが、500mlのペットボトル1本分なので持ち運びには苦労しない(※自宅のWi-Fi環境や公衆Wi-Fi環境で使用するモデル。それ以外でインターネットに接続するためには、別途スマホなどの通信回線が必要)。
サイズは10.1インチ(解像度1280px×800px)。縦16.1cm×幅24.23cmのB5サイズ程度。邪魔にならないちょうどよいサイズだ。
今回は同時期に発売された上位モデル(画像右側)『LUCAタブレット ミドルモデル 10.1インチ TM103M4V1-B』(10.1インチ/約585g・市場想定価格32,000円前後・2024年3月25日発売)とともにメーカーより試用機を入手できたので、比較してレビューしていきたい。
『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』はA4サイズの用紙の上に置くとこんな感じ。
ネット検索ならタブレットが超便利!!
何か調べものをするときに、パソコンの電源を入れて起動して、ブラウザを開く…。
この時間がもったいない。そんなときに『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』でサクっと検索しよう。
重たいWebサイトは仕方がないとしても、通常のサイトなら問題なく閲覧できる。もちろんネット環境にもよるが、普段からネットを利用しているのなら心配ない。
ノーハンドで操作できるから、料理中のレシピ確認もラクラク!
WebサイトやSNSを見ていると、「このお料理、作ってみたい!」と思うときもあるだろう。
料理しながらスマホの画面を見ようとすると、なぜかいつもより小さく見える。左手にフライパン、右手に菜箸を持っているから、ピンチアウトで拡大なんてできないし…。
そんなときこそ、画面が大きいタブレットが重宝する。試しに「OKグーグル、マカロンの作り方を教えて」とLUCAに話しかけてみた。するとすぐにマカロンのレシピ一覧が表示された。
続けて「OKグーグル、1分計って」と、1m離れた場所から話しかけた。しっかり声を拾ってくれる。これなら両手がふさがっていても大丈夫だ。
電子書籍で「紙書籍の文字が小さくて見えづらい」問題を解消!
書籍の文字が小さくて読みづらい……。
この問題を解決できるのが電子書籍だ。『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』でも当然、電子書籍を読める。
Amazonの電子書籍は「Kindle」、楽天ブックスの電子書籍は「楽天kobo」、ヨドバシ.comの電子書籍は「Doly」のように、それぞれの電子書籍用アプリをインストールして使おう。
Kindleで試してみたが、スワイプで次々とストレスなくページをめくれた。写真入りのムックも大丈夫そう。タッチの感度も良好だ。
あとはアプリの設定で文字サイズを自分好みに拡大すれば、バッチリ読める!
ストレスなしでお気に入り動画を見たい!
ベッドで寝ながら『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』でYouTube動画を視聴してみた。
手に持ちながらの視聴は少し重いので難しいが、タブレットホルダーに立てかけて視聴すれば問題ない。「動画が途中で止まる」「動画がカクカクして見られない」ってこともない。画質もまずまず。
もっと高画質で視聴したいのなら、冒頭でも紹介したが同時期に発売された上位モデル『LUCAタブレット ミドルモデル 10.1インチ TM103M4V1-B』を検討すると、より高画質で鮮明な映像が楽しめるだろう。
また、寝室で動画を見ようとしたらまぶしすぎて…という経験はないだろうか?『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』には明るさの自動調節機能があり、暗い部屋では自動的にまぶしさが軽減されるので、その点は心配ない。
オンライン会議は使えるの? 途中で画面が固まらない!?
同僚やクライアントと、テレビ電話のように会議や打ち合わせができるZoomやTeamsなどのオンライン会議。デスクトップPCではなくタブレットを使用すると、持ち運びしやすいので、どの部屋からでも参加できて便利だ。
もちろん『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』でも、オンライン会議は可能。画質と音声に高性能を求めなければ十分使える。急な会議でも、パソコンのように起動に時間がかからないのがGood! 仕事の打ち合わせやプライベートでのコミュニケーションに大いに役立つだろう。
ゲームを楽しみたい!ハイスペックのゲームはできる?
『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』は、CPU が「UNISOC T606 8コア」、内蔵メモリが「4GB」。シンプルなモバイルアプリのゲームなら大丈夫そう。
ただ高スペックを推奨とするゲームには物足りないかも。ちなみに原神のモバイルアプリを試したが、画質を「最低」に設定しても少し重たく感じた。上位機種の『LUCAタブレット ミドルモデル 10.1インチ TM103M4V1-B』も内蔵メモリ4GBなので、あくまでも一般的なゲームを楽しむ程度と思った方が良いだろう。
カメラ機能は使える? 写真はキレイに撮れるの?
カメラ機能に関しては、アウトカメラとインカメラどちらも約500万画素なので、最近のスマホと比較するとどうしても劣ってしまう。しかし撮影時に大きな画像で確認できるのは、とても便利。ピントも合わせやすい。
内蔵ストレージは64GBだが、マイクロSDカードを購入して挿入すれば最大512GBまで保存できるので、ほどよい画質で充分な「毎日のお弁当」「植物の成長記録」「残しておきたい紙文書」などの保存には充分だろう。
少しでも画質の良さを求めるのなら、アウトカメラが約800万画素の『LUCAタブレット ミドルモデル 10.1インチ TM103M4V1-B』も視野に入れよう。
カーナビの代わりになる?道路の混雑状況を見たい
車に搭載しているカーナビが古くて役に立たない……。
そんなときは『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』で地図を表示しよう。「Googleマップ」でルート検索が可能だ。スマホの画面より大きいので見やすい。
ただし、リアルタイムでの道案内や、混雑状況を見るにはネット環境が必要になる。また、Wi-Fiでしかインターネットに接続できないため、スマホをアクセスポイントしてナビゲーションを使用する。その場合、スマホの通信量を消費するので、通信プランが容量無制限でない人はご注意を!
バッテリーの持ちはどのくらい?
「使おうと思ったら電池切れ」「毎日充電するのがうんざり」というのは、スマホでもよく聞く不満の声だ。そのためバッテリーの持続時間は、購入時の重要ポイントになる。
『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』のバッテリー容量は6000mAh。バッテリーの持続時間は使用状況や使用アプリによって異なるが、メールチェックとWebブラウジング、SNSの使用で約3日持った。長時間の動画視聴やゲームのプレイなら1日程度だろう。
いずれにせよ、バッテリーセーバー機能もあるので、各自の使用パターンに合わせて最適な設定と使い方をするのが賢明だ。ちなみに、上位機種『LUCAタブレット ミドルモデル 10.1インチ TM103M4V1-B』のバッテリー容量は7100mAhと少し余裕がある。
まとめ
今回紹介した『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』は、2万円台という手頃な価格でありながら、日常生活で使える機能を備えているのだから見逃せない。いままで予算的にあきらめていた人も、これなら手が届くのでは? 万が一不具合が生じた場合でも、アイリスオーヤマは国内企業なのでサポートも安心。低価格タブレットを探していた人は一度導入を検討してみるとよいだろう。
読書から動画鑑賞までOKな『LUCAタブレット エントリーモデル 10.1インチ TE104M4V1-B』を1名様にプレゼント!
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(応募〆切 2024年5月30日23:59まで)※受付終了
同シリーズにはミドルモデル『LUCAタブレット ミドルモデル 10.1インチ TM103M4V1-B』(公式サイト)もあり。