【防災】災害時だって洋式がいい! ダイソー『非常用 簡易トイレ』(550円)を使ってみた【100均】

レビュー

「毎日の買い物は『ダイソー』から」の筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『非常用 簡易トイレ』。災害時でも洋式スタイルでトイレができる防災グッズだ。組み立ての難易度や使い心地をレビューする!

いざというときも、日頃慣れ親しんだ洋式の方が使いやすい!

※2016年の熊本地震以降、仮設トイレは原則洋式トイレに変更。ただし、仮設トイレが設置されるまで平均3日〜1週間ほどかかるため用意するに越したことはない

災害時に食料と同じくらい気をつけるべき問題がトイレ。洋式トイレが当たり前になってきた昨今、和式トイレでは排泄ができない人も多いはずだ。腰の弱い人や足を負傷した場合などを考えると、座って排泄する重要性の高さが伺える。

 

筆者も災害に備えて簡易トイレを準備していたが、洋式化については抜けていたため急遽探すことにしたのだが……さすがはダイソー『非常用 簡易トイレ』(組み立て後サイズ約幅24×奥行32×高さ30cm・希望小売価格 税込550円・発売中)が売られていたので早速購入し、その使い勝手を確かめてみることにした。

 

組み立て式だから使用前はコンパクト。組み立て難易度はやや難しいかも

重さは実測で556g

段ボール製の組み立て式で、組み立て前のサイズは実寸で約縦44×横34×厚さ5cm、組み立て後のサイズは仕様で約幅24×奥行32×高さ30cm。耐荷重は80kg。中には段ボール3枚と説明書1枚が入っている。工具は不要だ。それでは組み立てていこう。

内側の段ボールが倒れないように注意

初めに1番大きな段ボールを筒状に折り曲げ、

差し込んでロック。

見つけにくいが、点線のような切れ込みがある

次に切れ込みに沿って、

6箇所折り曲げる。

2枚目は4箇所を折り曲げて

外側と内側の段ボールの間に入れる

先ほど組み立てた段ボールにはめ込み、

ロックする。

最後の3枚目は、ギフトボックスのように側面の段ボールを折り曲げて内側に入れながら

ツメを固定。

あとは先ほど組み立てた段ボールをひっくり返し、上に被せてふたを開ければ完成。

ツメが差し込みにくかったり、折り曲げラインが分かりにくかったりとやや難易度は高め。とはいえ、1人で組み立てられるし要領がわかれば次からは簡単だろう。

 

完璧な座り心地とは言えないが、最低限の機能はある!

30L未満の袋は難しそう

使用時は袋を被せて、その上から段ボールをはめ込む。なお、袋は45L以上推奨とのこと(画像は30L)。

凝固剤などがあればこの段階で入れる。決して段ボールに直接入れないように! 身長165cm、体重約60kgの筆者が座ってみると……

座れた! 全体重を乗せるには少々コツがいるため不安を感じるが、排泄をするには問題なさそうだ。また、座面までの高さは約30cmと一般的な洋式トイレの座面高さ40cm前後に対して10cmほど低いが、そこまで不便は感じない。

ただし、幅の広い一般的な洋式トイレの座面に対し『非常用簡易トイレ』の上部段ボールは体重を支える役目はほぼない。実質幅約1cmの段ボールに体重を乗せるため、バランスを取るのはかなり難しい。

また、耐荷重は80kgとあるが、おそらくこれは段ボールに対して垂直に体重をかけた場合の話。実際にはお尻で段ボールにハマるように体重をかけてしまうため、全体重(約60kg)をかけると壊れてしまいそうだ。

 

使用後に段ボールを確認すると、上部段ボールの前方が破損していた。その他の部分での破損は見られなかったものの、少し不安が残る。

ちなみに、十分に硬い板を上に置けば安心して全体重をかけられるほど快適になった(厚さ1cmの木の板を使用)。勿論穴をあけるなど加工の必要はあるが、事前に用意しておくのも一手だろう。

硬い板さえあれば約60kgの筆者が乗っても安心!

いつまで続くか分からない災害時の生活。できるだけ快適に、ストレスを溜めないように『非常用 簡易トイレ』で事前の準備をしていきたいと改めて感じた。

 

公式サイト

 

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