【セリア】ちょっとシュール!重さがあって使いやすい『ねこの立つしゃもじ』は超おすすめの逸品だった

レビュー

ほぼ毎日のように使う「しゃもじ」。しかし、すべてに満足のいくしゃもじを使っている方は少数派なのでは? 筆者はとりあえずで購入した100円のしゃもじを惰性で使っていたのですが、同じ100円ショップ、セリアで『ねこの立つしゃもじ』を発見。あまりに出来がよいのでみなさんに紹介します。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

続きを読む

発見した瞬間、本当に100円なのか、かなり疑った

セリアとエコー商事の共同企画「ねこの立つしゃもじ」との運命の出会い

セリアで運命的な出会いをした「ねこの立つしゃもじ」は税込110円。完全にひと目ぼれ状態で購入しています。こんなのがほしかったのです。

 

炊飯器からご飯をすくう「しゃもじ」。多くの方が毎日使われているのではないでしょうか? しかし、そのしゃもじは本当に心の底から気に入ったものですか。筆者は使用頻度の高いものほど、満足度の高いアイテムを使いたいと思うタイプです。

 

そのため、しゃもじもデザインも、機能性も納得のいくものがほしいと思っているのですが、コストパフォーマンスも含めて、本当に気に入ったものがみつけられるず、なんとなく大分前に100円ショップで購入したものを惰性で使っていました。筆者のなかでとりあえず100円ショップで買ったものがなんとなく、そのままはよくあることなのですが……。

 

そして100円ショップのしゃもじとはいえ、しっかりとエンボス加工でご飯はくっつきにくいですし、とりあえずは立てることもできたりします。ある意味機能的には十分ですし、100円なのでコストパフォーマンスは最高だったりするのです。しかし、いかんせん、素材がペラペラだったり、コスト軽減のために可能な限り軽量化されていたり、デザインについては完全に二の次ということは珍しくありません。

しゃもじの柄のデザインがネコになっているのが最大の特徴。個人的にはネコがもう少しかわいいと、完璧だったのですが……この点だけが残念。

 

しかし、筆者は先日、びっくりするほどよく出来たしゃもじを同じ100円ショップのセリアでみつけてしまったのです。それがセリアとエコー商事の共同企画だという「ねこの立つしゃもじ」。あまりによく出来ていたため、本当に100円なのか? 実は300円商品なのではないか? としばらくプライス表示を探し続けたほどです。

 

100円で筆者の理想をほぼ体現した「ねこの立つしゃもじ」

前足をそろえてネコの座ったポーズがデザインされたしゃもじの柄。重量もしっかりとあり安定感はほかの100円ショップしゃもじとは段違いです。

 

エンボスで重さもあり、しっかり立ってネコのモチーフもかわいい

筆者がしゃもじの求める理想は、しゃもじのすくう部分はエンボス加工でご飯がくっつきにくく、炊飯器の横に立てておけるタイプで、しかも立てるときになんとか立っています、ではなく柄の部分がしっかりと重くしっかりと立ち、できることならデザイン的にもひとひねりあるもの。しかも、コストパフォーマンスが高いことが条件です。

 

実際のところ1,000円前後出せば、デザイン以外の部分で満足できるしゃもじはあるのです。しかし、多くの場合、ちょっと色にひとひねりあることはあっても、デザイン的に、遊び心までは感じる製品はほとんどありません。

 

しかし、セリアの「ねこの立つしゃもじ」は、しっかりとしたエンボス加工、重さが十分感じられるしっかりとした柄で立たせることができ、その柄の部分はちょこんと座ったネコになっています。筆者の理想をほぼクリアしているのです。

 

しっかりとエンボス加工されたしゃもじのすくう部分。おかげでご飯がくっつきにくく、清潔に使うことができます。使っていて気持ちいいのも重要なポイント。

 

筆者が、この「ねこの立つしゃもじ」を本当に100円なのか? と怪しんだいちばんの理由は、重さ。100円ショップ好きならご存じかもしれませんが、100円ショップのアイテムは基本的に軽くて薄いのです。理由は軽くて薄いと材料費が節減できるから、そして軽くて薄いと輸送コストも削減できるからというのが理由でしょう。そのため、しゃもじですら100円ショップのものは全体的に軽くて薄いのです。しかし「ねこの立つしゃもじ」の柄はしっかりしており、重さも十分。それだけで筆者は「これは100円ではないだろう」と考えました。

 

しかしセリアの「ねこの立つしゃもじ」は100円、税込110円とコストパフォーマンスも最高なのです。まさに機能も、デザインも、コストパフォーマンスも理想以上の逸品といえます。セリアでみかけたらぜひご購入ください。

 

白ネコか、黒ネコか、それが大きな問題だ

ネコの後ろ姿もしっかり再現されています。しっぽがかわいい。実際にどちらを自宅で使うのか、かなり苦悶(くもん)しました。

 

最初から2色即買いしたが、実際に使うのは1つで十分

セリアの店頭でみつけて、手にとって十分な重量を感じたときから、運命の出会いを感じた「ねこの立つしゃもじ」ですが、大きな問題が1つあります。カラーバリエーションが白と黒の2色用意されているのです。白ネコか、黒ネコがそれが問題になります。

 

ちなみに筆者は店頭で2色みつけた瞬間に2つとも購入しています。そのため、写真も両方掲載しているのです。しかし、実際に使うには1つで十分。ちょうど撮影した翌日から母の家に行く予定があったので、散々悩んだあげく黒ネコのしゃもじを母にあげてしまいました。

 

使い勝手については、エンボス加工でご飯はくっつきにくく、しっかり立ち、気持ちよくご飯を盛ることができます。そして、使わないときには炊飯器の横にネコが立っているような微笑ましい様子を楽しませてくれるのです。

 

結局自宅には白の「ねこの立つしゃもじ」を残しました。頭のなかでは「白いネコも黒いネコもご飯をすくうネコはいいネコだ」という言葉が浮かんでいたわけです。

 

黒は母にあげたのですが、100円のプレゼントにしては母のリアクションもよく、今後セリアで「ねこの立つしゃもじ」をみかけたら1つくらいストックしておいて友人にあげるのもいいなぁと思っています。

 

来月は海外から友人が2組ほどやってくるので、彼らへのおみやげとしても悪くないと考えています。筆者はおすすめどころか、すでに2つ買って、さらに2つほどお土産用に買いたそうと思っているくらいですから、セリアでみつけたら、ぜひ購入してみてはどうでしょうか。超おすすめです。

スポンサーリンク
レビュー100円ショップ
シェアする
齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット