スマホやパソコンを使っていると、さまざまな場面で何かと役立つGoogleのサービス。ここでは、Googleマップのちょっとした便利ワザをご紹介しましょう。

①「交通状況」など地図の表示を切り替えよう

検索に次いで利用頻度が高いのがGoogleマップという人も多いだろう。目的地周辺をパソコンで調べたり、目的地の近くではスマホでナビゲーションしたりなど、この便利さを知ると紙の地図には戻れない。

Googleマップには奥深い機能がたくさんあるが、まずは基本の地図表示を見ていこう。

パソコンでもスマホでも、Googleマップ左上の3本線メニューを押すと、地図を「航空写真」や「地形」に切り替えることができる。

その結果は下の画面(パソコン)のとおりで、それぞれの画面で拡大/縮小が可能。また、「交通状況」は、道路の混み具合がわかるので、車で出かける前に使うといい。

なお、「路線図」は都市部でないと出にくいし、「自転車」は、自転車専用道路が整備されている必要があるので、日本ではほぼ使えない。

通常のマップ表示で左上の3本線からメニューを開くと、さまざまな表示に切り替えることができる。

「航空写真」にしてみた。拡大すると、住宅の屋根の形までわかる。車で出かけるときは、「交通状況」を表示すると役立つだろう。

②今いる場所の周辺の店や施設を調べよう

道順だけでなく、店舗や施設を調べるときにもGoogleマップが役立つ。この使い方としては、大きく2種類ある。

まず、現在地や目的地の地図を開いて拡大していく。すると、どんどん店舗名や施設名が現れるので、そこをクリック(タップ)しよう。

パソコンなら画面左側に詳細情報が出るし、スマホなら画面左下の「詳細情報」から詳しい内容を確認できる。

もう一つは、スマホに限られるが、画面左上の3本線メニューから「周辺のスポット」を選ぶと、今いる場所の周辺の飲食店の情報を見ることができる。

ランチやカフェ、ディナーなどに分類されているほか、さらに、「居心地のいい店」「フランス料理」などの目的別にまとめられている。不案内な場所で食事をしたいといったとき、とても頼りになる機能だ。

スマホのGoogleマップで現在地を表示したら、画面左上の3本線メニューを開いて「周辺のスポット」をタップする。

「朝食」「ランチ」「カフェ」「ディナー」「お酒」に分類された飲食店情報が表示される。さらに、「お財布にやさしいお店」「お子様連れ向きのお店」など、その場所に応じた目的別の候補を見ることもできる。

③目的地の座標を取得して待ち合わせの相手に伝えよう

適当なランドマーク(目印)が見当たらない地域や、大きな施設などで待ち合わせをする際、ピンポイントで待ち合わせ場所を特定しにくいということはけっこう多い。

そんなときも、Googleマップを使うことで、お互いに目的の場所をうまく共有することができる。

まず、マップ上で待ち合わせの相手に伝えたい場所を右クリックして、「この場所について」を選択。画面下部にその場所の緯度と経度が表示されるので、それをクリックする。

すると画面左側に、その場所の詳細を示すウインドウが現れるので、その中の「共有」をクリックしよう。「リンクを共有」というウインドウが開いたら、そこに表示されているURLをコピーして、メールなどで待ち合わせの相手に送ればOKだ。

URLを受け取った相手は、そのURLをクリックすると自動的にGoogleマップが開いて、目的地に赤いピンが立つ。必要なら、そこまでのルート検索を行うことも可能だ。

スマホのメールアドレスに送ったり、SNSのメッセージ機能を使ったりすれば、相手がすでに出発していても目的地を正確に伝えることができる。

画像: 東京ドームの北側の入り口付近の地点を右クリックして、「この場所について」を選ぶ。

東京ドームの北側の入り口付近の地点を右クリックして、「この場所について」を選ぶ。

画像: 画面の下にウインドウが開き、東京ドームの住所の下にクリック地点の緯度と経度が表示される。

画面の下にウインドウが開き、東京ドームの住所の下にクリック地点の緯度と経度が表示される。

画像: 次に開くウインドウの中にある「共有」をクリックすると、クリック地点の緯度と経度情報が含まれた地図のリンクが生成される。「短縮URL」にチェックを入れておけば、短いURLが作られる。

次に開くウインドウの中にある「共有」をクリックすると、クリック地点の緯度と経度情報が含まれた地図のリンクが生成される。「短縮URL」にチェックを入れておけば、短いURLが作られる。

④駅から目的地までのおおよその距離を計測してみよう

初めて行く場所が、駅からどのくらいの距離があるのかを知りたい、といったときにもGoogleマップは便利。

まず、マップで計測したいエリアを開いて、出発点を右クリックしたら「距離を測定」を選択する。あとは、道に沿って目的地まで次々とクリックしていくと、画面下部に「合計距離」が表示される。

道がカーブしているときは、クリックの間隔を狭くして細かく指定するといい。これで、おおよその距離を知ることができる。

そのほかにも、引っ越し前に駅から新居までの距離を測る、就職前に駅から会社までの距離を測る、ジョギングや散歩コースの長さを測る、駅と駅の中間にある場所へ行くときどちらが近いか確認する、などいろいろ考えられる。

また、別の使い方として、単純に2点間の直線距離を調べることもできる。

例えば、天気がいい日は新宿の高層ビルから富士山が見えるが、どのくらい離れているか実際に計測してみると、山頂まで約95キロメートルあることを確認できる。

なお、道路や鉄道に沿った移動距離を知りたいときは、ルート検索(次項参照)を利用しよう。

スタート地点を右クリックして「距離を測定」を選択。道に沿って目的地までクリックしていく。

上野駅の公園口から東京国立博物館の入口まで、道路に沿って歩くと約700メートルだ。

⑤車や電車などの交通手段を指定して最適ルートを調べよう

Googleマップの中でも、特に日常的に使用頻度が高いと思われるのがルート検索の機能だ。

カーナビに加え、電車やバスなどの乗り換え案内や歩行ナビの機能を併せ持つ。しかも、それらを同時に調べて、距離や時間などを比較できる。

まず、マップ上で目的地を指定しよう。次に、左画面の中にある「ルート・乗換」をクリックすると、画面が切り替わる。すでに目的地は入力されているので、あとは出発地点を指定すればいい。

このとき、自宅や職場を指定することが多いなら、あらかじめ住所を登録しておけば、クリック1回で入力できる。

出発点と目的地の情報が入ると、すぐに自動的にルートを選んで表示してくれる。最初は「おすすめの交通手段」として車のルートと電車・バスのルートが計3本ほど出ることが多い。

交通手段が決まっているときは、画面上部のアイコンで選択しよう。あとは、希望のルートを選んで「詳細」を見ればいい。

実際に電車や徒歩の詳細を開いてみると、驚くほど詳細に経路が案内されている。

なお、車や徒歩の場合は、地図上の経路を別の道にドラッグしてルートを変更することも可能だ。

目的地をクリックして、左メニューで「ルート・乗換」をクリック。次の画面で出発地を指定。

すぐに「おすすめの交通手段」を使ったルートが現れる。各コースの「詳細」を見ると、交差点や乗り換える駅を確認することができる。

⑥「タイムライン」で自分の移動履歴を見ることができる

スマホには、GPSやWi─Fiを使って常に現在位置を確認できる機能がある。

そのため、スマホの位置情報をサーバーに蓄積しておけば、その持ち主が移動した履歴を、あとから参照することができる。これが、Googleの「タイムライン」の仕組みだ。

履歴を見られるのは、アカウントにログインできる本人だけだが、記録が残るのを快く思わない人もいるだろう。そのため、この移動履歴を残すか否か、オン/オフを自分で選べるようになっている。

パソコンの場合、マップ左上の3本線メニューから「タイムライン」を開き、画面下部に出る「ロケーション履歴」の設定画面で停止できる。

スマホの場合は機種によって異なるが、「設定」の中の「位置情報」に関する項目から変更できる。

「タイムライン」の利点は、自分の行動が自動的に記録されて、あとで確認できること。「あそこへ行ったのは何日だったかな」「あのとき立ち寄った店はどこだったかな」といったことを簡単に確認できる。

ただし、使い始めは精度が低いケースが見られる。活用するなら、まめに修正して、「タイムライン」機能を育てていくといいだろう。

左上の3本線メニューから「タイムライン」を選ぶと、新しいタブで過去の自分の移動履歴が見られる画面が開く。

日付を選んで、過去に行った場所を確認することも可能。移動距離や移動方法もわかる。

解説/下島 朗(エントラータ)

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