スマホを使っていく上で、ネットワーク経由での情報漏えい、端末が第三者の手に渡ることによる情報漏えいなど、いろいろな場面を想定する必要がある。ここでは、今すぐできる、スマホユーザー必須のセキュリティ対策を3つ紹介する。
手っ取り早いセキュリティ対策を教えて!
ネットワーク経由での情報漏えい、端末が第三者の手に渡ることによる情報漏えいなど、いろいろな場面を想定する必要がある。ネットワーク経由の情報漏えいは、iPhoneでもAndroidでも、OS自体のセキュリティの不備を突かれることで起こる場合が多い。
iPhone・Android
→OSのアップデートやパスコードの桁数増が効果的
●常に最新のOSにしておく
そこを埋めるには、OSを最新状態に保つことが重要。具体的には、スマホの「自動アップデート」を有効にして、OSを常に最新状態にしておくといいだろう。
●パスワードの桁数を増やす
また、端末が第三者の手に渡ったときを想定して、ロック解除のパスコードを強固にしておくほうがいい。4~6桁の数字ではなく、10桁以上にしておくのが理想的だ。iPhoneなら「パスコードオプション」、Androidなら「ロック解除方法を変更」でパスコードの桁数を増やす設定ができる。
●GPS追跡機能をオンにする
そのほか、なくしてしまった端末を見つける方法として、iPhoneの「iPhoneを探す」、Androidの「端末を探す」を有効にしておくのも重要。こうしておけば、別のスマホやパソコンを使って、紛失してしまった端末の位置情報を取得でき、アラームを鳴らしたり、端末をロックしたりすることで情報漏洩を防ぐことが可能となる。
※掲載している画面は、iPhone、Androidの機種によって仕様が異なる場合があります。
解説/福多利夫(フリーライター)