陳列棚にズラッと並ぶトマトジュース。「自分の好みに合うのはどれ?」と迷ってしまうかたのために、スーパーやコンビニでよく見かける7種を安心編集部で飲み比べてみました。ご参考にどうぞ!【安心編集部編】
濃さも甘みと酸味のバランスも結構違う!
商品名、〈メーカー名〉、[100ml当たりのリコピン含有量](メーカー公表値より換算)
❶ リコピンリッチ
〈キッコーマン〉
[リコピン:17〜29mg]
「ジュースというより、ピュレのよう。濃厚さNo.1。」
❷ 理想のトマト
〈伊藤園〉
[リコピン:15mg]
「フルーツトマトのような甘味と酸味がある。ドロドロ濃厚系。」
❸ あまいトマト
〈カゴメ〉
[リコピン:10〜26mg]
「名前のとおり、驚くほど甘い。甘さはダントツのNo.1。砂糖・食塩無添加だが香辛料入り。」
❹ 食塩無添加トマトジュース
〈キッコーマン〉
[リコピン:11mg]
「フレッシュなトマトをそのまま搾ったような王道の味。」
❺ カゴメトマトジュース食塩無添加
〈カゴメ〉
[リコピン:7.9〜13.9mg]
「甘味と酸味のバランスがよく、すっきりした飲み口。」
❻ リコピンたっぷりトマトジュース
〈伊藤園〉
[リコピン:6〜21mg]
「酸味が強めですっきりした味わい。酸味No.1。」
❼ 熟トマト
〈伊藤園〉
[リコピン:11mg]
「軽い口当たりでサラッと飲める。サラサラNo.1。」
【トマトジュース 濃さと甘味・酸味のバランスチャート】
「トマト甘酒」も作って比べてみました!
健康・美容・ダイエットに人気のドリンク、「トマト甘酒」(作り方は別記事:「トマト甘酒」の作り方→参照)を、ドロドロ系とサラサラ系のトマトジュースで、それぞれ作って飲み比べてみました。
ドロドロトマトジュース+濃縮甘酒
「とにかく濃い!飲むというより食べる感じで腹もちも抜群。」
ドロドロトマトジュース+ストレート甘酒
「甘味は控えめで、スッとしたのど越し。」
サラサラトマトジュース+濃縮甘酒
もったりしたスムージーのよう。甘味を強く感じる。
サラサラトマトジュース+ストレート甘酒
ゴクゴク飲める。冷たく冷やして夏に飲みたい
編集Iが試してみました!
いろいろな「トマト甘酒」を試飲してみて、どんなトマトジュースと麹甘酒を組み合わせるかで、想像以上にのど越しや風味が大きく変わることに驚きました。
私は「ドロドロ系トマトジュース+濃縮甘酒」の組み合わせがいちばん好みでしたが、夫は「ドロドロ系トマトジュース+ストレート甘酒」、トマトジュースが苦手な子どもは「サラサラ系トマトジュース+濃縮甘酒」と好みが別れました。
今回はトマトジュースの比較だけですが、実は麹甘酒も甘味の強さや米粒感の違いだけでなく、ヨーグルトのような風味を感じるもの、塩味が強いものなどとても個性的。皆さんの好みの組み合わせをぜひ見つけてください。
別記事:「トマト甘酒」の作り方→