フィルムのデジタル化で一番簡単な簡単にできるのは、ケンコーのフィルム専用スキャナー「KFS-1490」を使う方法。35ミリフィルム用(スリーブ用)のホルダーが付属するが、別売でポケットカメラの110フィルム用のホルダーも用意されている。ここではKFS-1490を使ったデジタル化の手順を紹介する。
実践!写真のデジタル化~フィルム編
パソコンは不要! フィルム専用スキャナーでデジタル保存
フィルムを自分でデジタル化するのに最も手軽なのは、ケンコーのKFS-1490を使う手法だろう。単体でフィルムスキャンできる機種で、デジタルデータはSDカード(別売)に保存される。パソコンを用意したり、アプリをインストールしたりといった準備が一切不要なので、誰にでも簡単にデジタル化ができる。
製品には、35ミリフィルム用(スリーブ用)のホルダーが付属するが、別売でポケットカメラの110フィルム用のホルダーも用意されている。110フィルムに対応した機種は貴重だ。
フィルム専用スキャナーによるデジタル化の手順
使用した製品はコレ!
ケンコー KFS-1490
実売価格例:1万9980円
単体でデジタル保存が可能なフィルムスキャナー。2.4型モニター搭載で、画像を確認しながらスキャンできる。35ミリのネガ/ポジ/スライドに対応。110フィルム用のホルダーも別売で用意される。
(1)スキャナー本体に電源ケーブルを差し込む
(2)本体の背面上部にSDカードを挿入する
(3)フィルムをホルダーにセットする
(4)スキャナーの電源をオンにする
(5)フィルムホルダーを本体側面から差し込む
(6)本体天面のスキャンボタンを押す
(7)パソコンの画面でSD内の画像を確認する
フィルム/プリント兼用スキャナーもある!
KFS-14CB
実売価格例:2万900円
ケンコーのフィルム/プリント兼用スキャナー。パソコン不要でSDカードにデータ保存が可能。対応するフィルムは35ミリだが、別売で110フィルム、126ミリフィルム(インスタマチック)用ホルダーも用意される。プリントはL判とKGサイズに対応。
※価格は記事作成時のものです。
解説/福多利夫(フリーライター)