LINEは文章だけでなく、スタンプやイラストだけでコミュニケーションがとれるのも特徴。スタンプは、有料のものだけでなく、無料で使えるものもある。大人数で一度にメッセージのやり取りができる「グループ」機能も便利だ。この記事では、LINEスタンプ、LINEグループ、LINE通話の3つの便利な機能をご紹介する。
無料から有料まで「スタンプ」を楽しもう
LINEのトーク機能を使ううえで、「スタンプ」は必要不可欠な存在。感情などを相手に伝えられるイラストのことで、文字を入力しなくても手軽に返事できるのが魅力だ。最初から無料で使えるスタンプが用意されているので、まずはダウンロードしてみよう。
スタンプや絵文字はここから送れる
スタンプを探すには、トーク画面で絵文字のアイコンをタップする。画面下部にスタンプの一覧が表示されたら、各スタンプをタップ。あとは「ダウンロード」をタップすると、スタンプが使えるようになる。送りたいスタンプをタップするとプレビュー画面が表示され、再度スタンプをタップすると送信される。最初に表示されているスタンプは3種類だけだが、スタンプの設定画面を開くと、さらに4種類のスタンプがあることがわかる。スタンプはまとめてダウンロードできるので、まずはこれらのスタンプで使い方に慣れよう。
スタンプをまとめてダウンロードしよう
スタンプにはLINE独自のキャラクターをはじめ、さまざまなキャラクターが用意されている。新しいスタンプが欲しいときは「スタンプショップ」をのぞいてみよう。スタンプは静止画だけでなく、アニメーションで動くものや音声が出るものなど、バリエーションが豊かだ。
スタンプショップでスタンプを探してみよう
スタンプショップには有料のものだけでなく、無料で使えるスタンプもある。無料のスタンプは企業のアカウントを友だちに追加するともらえる仕組みで、定期的に企業や商品などの最新情報やクーポンが送られてくる代わりに、スタンプが無料で使える。ただし、企業の無料スタンプは使用期限が設けられており、一定期間が経つと使えなくなる。もし、企業アカウントを「友だち」に追加して、情報が届くのがストレスに感じる場合は、ブロックするといい。ブロックしても、スタンプは利用できる。
有料スタンプを購入する方法は少し特殊だ。アプリ内でコインを購入し、そのコインを使ってスタンプを買う。コインの購入方法はクレジットカードだけでなく、携帯電話会社の通信料などに上乗せして払う「キャリア決済」も利用できる。
好みのスタンプをダウンロードしよう
「グループ」を作ってメッセージを共有しよう
1対1のトークだけでなく、複数名でのトークもできるのがLINEの特徴。さらに、そのメンバーでトークする機会が多い場合は、「グループ」を作っておくといい。例えば、頻繁に連絡を取る家族や、趣味の仲間などでグループを作るといいだろう。
グループを作成するには、「ホーム」タブの「グループ作成」という項目から行う。メンバーを選び、グループ名を決めれば、グループは完成。通常のトークと同じように、メンバー間でメッセージをやり取りできるようになる。
グループを作成して情報を共有しよう
グループは招待制になっており、「参加」しなければ会話ができない。グループのトークルームでは「既読」の表示方法が異なり、何人が閲覧したかも表示される。
途中でグループを抜けたり、メンバーを追加したりといったこともできるので、グループ機能を使いこなしてみよう。
グループのトークに参加しよう
「無料通話」や「ビデオ通話」をかけてみよう
LINEには「無料通話」や「ビデオ通話」といった通話機能もある。電話番号を知らなくても、LINEの「友だち」に追加されていれば通話できるのがメリットだ。いずれも通話料は無料だが、携帯電話回線につながっているときはデータ通信量が消費される。そのため、小容量のデータプランを契約している人は注意が必要。ただし、Wi-Fiにつながっていれば、携帯電話回線のデータ通信量は消費されない。
発信するには、トーク画面から発信する方法と、友だちのプロフィール画面から発信する二つの方法がある。音声通話の場合は「無料通話」のアイコン、ビデオ通話の場合は「ビデオ通話」のアイコンをタップしよう。ビデオ通話中、相手に自分の映像が見えないようにしたり、声が聞こえないようにしたりもできる。さらに、グループでの通話にも対応している。
無料通話をかけてみよう
グループでビデオ通話することもできる
※掲載の画面は、特に記載のあるもの以外はiPhoneのものです。
解説/今西絢美(ライター)