近年、さまざまなサービスで「サブスクリプション制」、略称で「サブスク」という提供形態が一般化しつつあります。最近よく聞くようになりましたが、そもそも「サブスクリプション」とはどのようなサービス形態なのでしょうか。サブスクの意味や仕組み、メリットやデメリットの解説、人気のサブスクサービス一覧をジャンル別に厳選して紹介します。

サブスクリプションとは?

「サブスク」本来の意味

サブスクリプションとは、「定額料金を支払うことで、一定期間のサービスが受けられることを保証するビジネスモデル」の総称です。

もともとは「予約購読」や「年間購読」といった契約形態を指す言葉で、近頃は「定額制のサービス」という意味で認識されています。Webサービスやスマホアプリなどで主流とされているサービス形態ですが、紙の新聞なども一種のサブスクリプションサービスと捉えることができ、実は日常生活の中でもかなり身近なものなのです。

画像: もともとサブスクリプションは予約講読、年間購読を指す言葉だった。新聞の購読もサブスクの一種。

もともとサブスクリプションは予約講読、年間購読を指す言葉だった。新聞の購読もサブスクの一種。

「サブスク」が普及した理由

いわゆる「サブスク」型のサービスが広く普及した理由はさまざまですが、主な要素として考えられるのは「IT技術の発展」「購買プロセスの多様化」などです。

インターネットやITにまつわる技術は、通信インフラや端末といったハード面でも、アプリケーションやプラットフォームなどのソフト面でも、ここ20年ほどで加速度的な発展を遂げました。その結果、私たち消費者は現場でサービスの説明を受けたり商品を比較したりすることなく、多種多様な経路で購買行動を行うようになりました。

さらには、技術の発展に伴い、消費者の価値観も大きく変化していきます。従来、当たり前だった「モノを所有する」行動を経ず、さまざまな製品やサービスを「共有」して利用できるようになり、1度の買い切りではなく、必要に応じて利用できるビジネスモデルが自然と求められるようになりました。その結果、注目されたのが、サブスクリプションによる「定額で好きなときに、好きなだけサービスを利用できる」という形態だったのです。

最近よく聞く「サブスク解禁」の意味とは?

サブスクリプションサービスの話題で見かけることが多い「サブスク解禁」。聞きなれない言葉ですが、簡単に説明すると「従来、サブスクリプション型のサービスで提供されていなかった作品や製品などの提供が開始されるようになった」といった意味になります。

例えば、中島みゆき米津玄師といったメジャーアーティストの音楽作品は、これまで、CDなどを通じて聴く以外の手段がありませんでしたが、昨今、SpotifyやApple Musicなどの音楽系サービスにて配信がスタートしました。

また、新型コロナウイルスの流行以降、従来、パッケージ化まで相応の時間がかかっていた劇場公開映画なども、即座に映像系のサービスで配信されるケースも目立って来ているようです。「なぜアーティストがサブスクを解禁するのか」など、「サブスク解禁の意味」の詳細については別記事を参考にしてください。

サブスクリプションのメリット

カタカナ語でなんとなく近づきにくいイメージがあるサブスクリプション型のサービスですが、ユーザー側にとってさまざまなメリットが存在します。

定額制でコスパ抜群

サブスクリプションサービスの最大の特徴は、「定額制」であることです。ほとんどのサービスが「定額で使い放題」を掲げており、利用すればするほどプラスになる仕組みとなっています。コストパフォーマンスに優れたビジネスモデルになっており、「できるだけ低予算で趣味を楽しみたい」という人にピッタリの内容です。

例えば、映画を1本観たい!という場合、映画館に行ったりDVDを購入したりすると、1作品あたり1800円~5000円程度が必要となります。映画観放題のサブスクに加入していれば、月額1000円強で観たい作品に加え、配信中の映画を古今東西さまざまなジャンルで好きなだけ視聴することが可能です。

画像: 定額で使い放題。利用すればするほどプラスに!

定額で使い放題。利用すればするほどプラスに!

ただし、サブスクリプションサービスの場合、あらかじめ設定されたサービス範囲内で楽しむ必要がある、という前提があります。例えば「公開されたばかりの映画を観たい」「マイナーなカルト作品を観たい」といった場合、追加料金が必要になったり、そもそもサービス内容に含まれていなかったりするケースもあるでしょう。また、サービスによっては、「月に〇〇回まで無料」など、利用回数や条件に制限が設けられている場合もあるので、契約前に提供されている内容をチェックしておくと良いでしょう。

スマホから簡単に解約できる

サブスクリプションサービスは、PCからはもちろん、スマホ1台でも申し込みから解約まで可能なものがほとんどです。従来のように、手続から利用開始まで時間がかかったり、契約に手間取ったりすることもなく、「契約=サービス利用開始」という手軽さも大きな魅力になっています。事前に準備するものといえば、決済用のクレジットカード程度なので、「気軽に始めて好きなときに終えられる」という特徴もあります。契約・解約などをスムーズに行えるのは、昨今のサブスク需要が増加した理由の一つと言っても過言ではないでしょう。

いろいろなジャンルにチャレンジできる

定額制のサブスクリプションサービスは、月々の料金が安価で、すぐに解約することも可能なため、「興味のあるジャンルのサービスを契約して、気に入らなければ解約する」といった方法をとることもできます。

そのため、従来なら「買ったら損をするかもしれない」「自分に合うかわからない」といった理由であきらめていた商品・サービスでも、手軽にチャレンジ可能なのです。自分の興味の幅を広められるという点でも、サブスクリプションサービスは非常に優れています。

サブスクを使いこなすコツ

いくらサブスクリプションサービスが解約しやすいといっても、できることなら失敗したくないものです。そこで、続いては「サブスクを最低限使いこなすためのコツ」を解説していきます。

料金プランは主に2パターン

サブスクリプションサービスの多くでは、1つの商品に対して複数の料金プランが用意されています。

料金プラン①(グレードタイプ):支払う月額料金によってサービス内容が変化
料金プラン②(まとめ払いタイプ):月額で支払うよりも安くなる

料金プラン①の具体例は、Netflix(ネットフリックス)です。「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」という3種類のプランが存在し、それぞれ月額800円、1,200円、1,800円になります。月額料金が高いプランほど高画質でドラマを視聴できるなど、サービス内容で差別化を図っているのです。

料金プラン②の具体例は、Amazon Prime(アマゾンプライム)です。月額プランだと500円になりますが、年間プランで申し込んだ場合は4,900円になり、よりお得に契約者向けのサービスを利用できるようになります。

料金プラン①の場合は「サービス内容」を比較し、料金プラン②の場合は「利用頻度」を事前に計画しておくことが重要です。

コスパを計算すること

「サブスクリプションサービス=使い放題」というイメージがありますが、実は例外もあります。
例えば、オンライン英会話系のサブスクリプションサービスの場合、1日に受けられるレッスン数が、料金プランによって制限されることが多いです。また、グルメ系のサブスクの多くでは、無料でメニューを注文できるのは1日1食までと、ある程度の制限が設けられています。

各サービスの提供形態によってもさまざまですが、「サブスク=使い放題」と考えるのではなく、条件と自分の使い方を照らし合わせ、「1回あたりいくらなのか」「本当にお得なのか」としっかりと計算することが重要になります。

支払い方法を統一すること

サブスクリプションサービスを利用する上で、意外と見落としがちなのが、支払い方法です。複数のサービスを利用していると、決済手段がバラバラになることも珍しくありません。特に、スマホアプリから申し込むタイプのサブスクでは、デフォルトでキャリア決済になっている場合があるので、要注意です。場合によっては、解約したはずのサブスクが更新され続けていた、といった失敗もあるでしょう。

基本的に、サブスクの支払い方法でおすすめなのは、クレジットカード決済です。支払いを一元化することで契約状況を逐一確認でき、もし、あまり利用していないサービスがあれば、解約するなどして調整できます。月額料金に応じて、カードのポイントを獲得できるのもメリットです。中でも「Visa LINE Payクレジットカード」は、初年度ポイント還元率3%で非常にお得です。

ここからは、特選街web編集部おすすめの「サブスクリプションサービス」をご紹介していきます。サブスクの中でも主流の動画・音楽系サービスから、自動車や英会話といったユニークなものまでさまざまです。

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