【サブスク解禁の意味】なぜ「開始」といわないの?米津玄師、aikoなど有名アーティストが次々解禁ラッシュ!

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サブスクリプションサービスの話題で見かけることがある「サブスク解禁」という言葉。簡単に説明すると「アーティストがサブスクで楽曲を提供し始めた」ということなのですが、いまいちピンときませんよね。「サブスク開始ならわかるけど、解禁って何?」「以前は封印してたの?」と疑問に思った方は多いはずです。そこで本記事では、「サブスク解禁」の意味を簡潔に解説します。2020年にサブスクを解禁したアーティストも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

サブスク解禁の意味とは

サブスク解禁とは、一般的に「アーティストが楽曲をサブスクリプションサービスで提供する」ことを意味します。従来のCD販売(買い切り型)だけでなく、定額制のサブスクを利用することで、楽曲が聴き放題になるということです。

サブスクを解禁する理由

アーティストがサブスクを解禁する理由は下記の通りです。

  • 新規ファンの獲得につながる
  • 時代の流れ
  • 収入源の増加(アーティストによる) など

サブスク型の音楽配信サービスを活用すれば、CDを購入しないユーザー層にアプローチでき、新規ファンの獲得につながります。また、楽曲をサブスクで配信することで、収益が発生するというメリットも存在します。

しかし、サカナクションの山口一郎さんはインタビューで、「サブスクを収入源にするためには、原盤権を持っている必要がある」と発言しています。サブスクを解禁したからと言って、一概にアーティストの収益が増加するわけでもないとうことです。

【インタビュー記事】

サカナクション山口一郎が回答「CDとサブスクで収入の差はある?」 – TOKYO FM+

サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。リスナーから届いた質問に、タブー無しで答えました。そのなかから、「CDとサブスクで収入の差があるのですか?」に対する山口の回答を紹介します。

tfm-plus.gsj.mobi

サブスクを解禁しない理由

アーティストがサブスクを解禁しない理由には、主に下記の理由が考えられます。

  • CDが売れなくなる
  • サブスクを利用しないファンへの配慮
  • 楽曲作りに制限がかかる など

特に注目してほしいのが、楽曲作りに制限がかかる点です。さまざまなアーティストに触れられるサブスク型の音楽配信サービスでは、曲の離脱率を下げるためにイントロ部分が重要になってきます。歌い出しまでが長すぎると、新規のファンを獲得しづらいというデメリットがあるのです。

2020年にサブスク解禁したアーティスト

2020年にサブスクを解禁したアーティストは下記の通りです。

UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾンスクエアガーデン)は、男性3人組のバンドです。「オリオンをなぞる」「リニアブルーを聴きながら」「シュガーソングとビターステップ」などで知られる人気アーティストになります。

※2020年6月24日(水)よりサブスク解禁

UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」LIVE MUSIC VIDEO

www.youtube.com

米津玄師

米津玄師は男性のソロアーティストです。「Lemon」「ピースサイン」「LOSER」など数多くのヒット曲を生み出しており、俳優の菅田将暉とコラボした「灰色と青」はYouTubeで約1億8,000万回再生されています。

※2020年8月5日(水)よりサブスク解禁

米津玄師 MV「Lemon」

www.youtube.com

aiko

aikoは女性のソロアーティストです。1998年にデビューしてから、10年以上にわたって音楽シーンの第一線で活躍しています。「カブトムシ」「花火」「キラキラ」など、恋愛ソングを中心としたヒット曲で有名です。

※2020年2月26日(水)よりサブスク解禁

aiko- 『カブトムシ』music video

www.youtube.com

サブスクで音楽を楽しみたいならYouTube Premiumがおすすめ

サブスク型の音楽配信サービスにはさまざまな種類が存在します。初心者の場合、どれを選べばいいか悩みますよね。そんなあなたにおすすめなのが、動画配信サービスのYoutubeが展開するサブスクリプションサービスの「YouTube Premium(ユーチューブプレミアム)」です。月額1,180円(税別)で利用でき、YouTube上の動画の広告をオフにすることができます。

また、最大の魅力は音楽配信サービスの「Youtube Music(ユーチューブミュージック)」を無料で利用できる点です。「Youtube Music」には無料版と有料版が存在しますが、「YouTube Premium」なら有料版の「Youtube Music」が特典に含まれています。

【料金プランの比較】

  • Youtube Premium:月額1,180円
  • Youtube Music(有料版):月額980円

月額料金は「Youtube Music」がお得ですが、広告なしといった特典を考えると、「Youtube Premium」の方がおすすめです。メリットの詳細については、「Youtube Premiumとは」という記事を参考にしてください。

アプリストアの評価が悪い理由

「Youtube Music」の評価をアプリストアで確認したところ、悪いレビューが目立ちました。ただ、その理由の多くは「Google Play Music」が関係しています。

簡単にまとめると、「Google Play Music」から「Youtube Music」へとアカウントを移行した際にトラブルが発生したということです。新規ユーザーの場合はあまり関係ないので、特に心配する必要はありません。

今後も増える?サブスクを解禁するアーティスト

今回は「サブスク解禁」の意味を中心に、おすすめの音楽配信サービスなどを紹介しました。「サブスク解禁ってそういう意味だったのか」と思っていただけたら幸いです。

また、アーティストがサブスクを解禁する流れですが、今後も加速していくことが予想されます。特に新人アーティストの場合、サブスク型の音楽配信サービスは自身の楽曲を広められるツールの1つです。音楽が好きな方にとって、さまざまなジャンルの楽曲を楽しめるサブスクはスタンダードになりつつあります。

◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。

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