睡眠の質を高める「SmartSleepディープスリープヘッドバンド」 専用アプリで眠りを可視化!

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1日6時間睡眠を1週間続けると、丸1日徹夜したくらいに注意力が低下する。そんな衝撃的データがあることをご存じだろうか? 日本人の平均睡眠時間が、多くのOECD加盟国の中で群を抜いて短いのは、よく知られた話。眠りは専用アプリで視覚化できる時代なのだ。

今回のスゴ腕家電ファイル
フィリップス SmartSleep ディープスリープヘッドバンド

「しまった!」金田一耕助のように思わず駆け出し、そのまま飲み屋に駆け込み、勢いよく話したくなる!そんな事件な製品を毎月ファイリング。その事件性を“スゴ腕”家電探偵こと滝田勝紀が丹念に捜査して暴く!

解説者のプロフィール
滝田勝紀(たきた・まさき)
クリエイティブ・エディター&プロデューサーで、家電スペシャリストとして「All About」の家電ガイドを務める。30代男性向けのオフを充実させる電子雑誌『ds』編集長に就任。ドイツで開催される「IFA」ほか、海外展示会取材経験も豊富。

今回の事件家電ファイル
フィリップス
「 SmartSleep ディープスリープヘッドバンド」

実売価格例:4万6610円

睡眠の質を高めるウエアラブルヘッドバンド。本体は、額部と耳部(耳の後ろ側に貼り付ける)に脳波センサーを装備。「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」「覚醒」の4段階で睡眠の質を判定する。専用のアプリで、睡眠状態が確認できる。

1日6時間睡眠を1週間続けると、丸1日徹夜したくらいに注意力が低下する。そんな衝撃的データがあることをご存じだろうか? 日本人の平均睡眠時間が、多くのOECD加盟国の中で群を抜いて短いのは、よく知られた話。6時間睡眠なんて当たり前と思うかもしれないが、このデータは見過ごせない。

とはいえ、ライフスタイルを変えずに、急に長い睡眠時間を確保するのは難しい話。となると、質で補うしかない。そのためのギアが、「Smart Sleep(スマート スリープ) ディープスリープヘッドバンド」だ。
使い方は簡単で、ヘッドバンドを装着して寝るだけ。おでこと耳の後ろにある二つのセンサーで脳波をリアルタイムに測定し、深い睡眠に入っていると判定されると、独自のアルゴリズムによる、眠りの質を高めるオーディオトーンを発生。眠りを上質なものへと導いてくれる。タイミングや音量は、睡眠状態に合わせて自動的に調整されるとのこと。眠りの質は、専用アプリで翌朝に確認可能だ。

フィリップスは、ヘルステックの分野で知られる世界的なリーディング企業。本製品は、そんな同社と欧米を中心とした大学教授や眠りの専門家らとともに、14年間の睡眠研究を経て、開発された。しかも販売前のテストで、2週間使い続けたユーザーのうち、70%が日中の疲労感の軽減を実感したという実証データも出されている。これは眠りに悩む多くの現代人にとって、偉大な救世主となるか!?

ココが事件だ!
着け心地のいいヘッドバンド

柔らかいファブリック素材を使用しており、寝返りをうっても気にならない。右耳の後ろに装着するセンサーは交換式。1枚で3回使用できるセンサーを30枚同梱する。

ココが事件だ!
眠りは専用アプリで視覚化

睡眠状態と睡眠スコアは専用のアプリ「SleepMapper」で確認でき、オーディオトーンによる深睡眠の持続時間が確認できる。アプリとの通信はブルートゥースを使用。

ココが事件だ!
18歳以上50歳以下の人に推奨

推奨年齢は、18歳以上50歳以下。というのも、徐波の振幅は年齢とともに自然に減少するため、生理的に深い睡眠が出ない人もいて、効果が期待できない場合もあるという。
※徐波とは、α波より周波数が低い脳波のこと。睡眠が深くなったり意識水準が低下したりすると、高振幅の徐波が現れる。

※価格は記事作成時のものです。

解説/滝田勝紀

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