この記事では、日々の暮らしに役立つ100均グッズを実際に使用してレポートします。今回は、ダイソーの「豆腐さいの目カットプレート」をレビュー。その名の通り“包丁・まな板いらずで豆腐をカットできる”アイテムで、ネット上でもかなり評判になっているようです。同商品の基本情報や、実際に使ってみた際の個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
評価者のプロフィール
ちょいズボラなおひとりさま女子。一人暮らし歴は10年を超え、プチプラ便利グッズの追及に磨きがかかってきた。恋人ができると必ず「100均デート」に連れていき、自分と価値観が合うかどうかを判定する。
100均グッズで豆腐のカットがラクチンに?
様々な料理に活用できるうえ、お財布にも優しい“豆腐”。言わばおひとりさま女子にとって有難い存在ですが、豆腐を“さいの目”にカットするのって意外と難しくありませんか?「均等に切れない」「カットの途中で豆腐が崩れてしまう」といった定番の悩みはもちろん、いちいち包丁やまな板を使うのも個人的にはいただけません。
そんな悩みを一気に解決してくれる救世主が、ダイソーの「豆腐さいの目カットプレート」。大きさは約13(縦)×13cm(横)で、材質にはABS(BPAフリー)が使われています
正方形のプレートにはプラスチック製の刃が5本ついており、その端には約9×7cmサイズのミニプレートが。ミニプレートは折り畳めるようになっているので、13×13cmサイズに収めることもできます。これなら収納方法に困る心配もなさそう。
…とはいえ何より重要なのは、商品の使い心地。パッケージの表面には“プレートを通すだけ”“一瞬でらくらくカット”といった魅力的な文字が記載されていましたが、本当に豆腐を綺麗にカットできるのでしょうか。
「豆腐さいの目カットプレート」を実際に使ってみたら…
商品の説明欄によると、使い方の手順は主に5ステップ。まずはパックの水を捨てて、豆腐を取り出すところから始まります。パックの上にプレートを置き、さらに豆腐をプレートの上へ。あとはそのまま豆腐を押した後、ミニプレートをスライドさせるだけ。百聞は一見に如かずということで、今回は“絹豆腐”で実践してみましょう。
私の中ではプレートの上に豆腐がきちんと乗るイメージを想像していたのですが、実際はそうでもないよう。絹豆腐は木綿に比べて柔らかいこともあり、プレートの上に乗せた瞬間沈みかけてしまいました。何とか体勢を立て直してプレートに通したものの、豆腐の位置は若干真ん中からズレてしまう羽目に。
ちなみに木綿豆腐でも試してみたところ、こちらは想像通りにプレートへ通すことができました。絹豆腐を使う際は“沈みやすい”点に注意した方がいいかも。
豆腐をパックに落とし込んだら、続いてミニプレートの出番です。ミニプレートをパックの端に入れて、底まで差し込んだらそのまま横にスライド。すると均一な“さいの目”のできあがり… となるはずだったのですが、仕上がりの様子を画像でご覧ください。真ん中の3列は均等に切れているものの、両端1列は真ん中に比べて少しサイズが大きいです。
パックから取り出してみた感じは以下の通り。確かに包丁・まな板を汚さず、綺麗な“さいの目”状にカットできました。ただ全体的に均等でないのは少し惜しいポイントですよね。
今回は、豆腐を簡単に、しかも手早く“さいの目”にカットしてくれると評判の、ダイソーの「豆腐さいの目カットプレート」の使用感をレビューしてみました。100円というリーズナブルな価格で、豆腐のカットが楽になる同商品。包丁・まな板を汚さない、というメリットが大きいですね。課題点はいくつかあるにしろ、使ってみる価値は充分にありそうです。
◆文・撮影=片山鈴(編集ライター)
※価格や情報は記事作成時のものです。
※記事中の商品サイズは実物と異なる場合があります。