【簡単】SNS映えする写真の撮り方(基本ポイント編)

Android

スマホで撮った写真をSNSにアップして楽しんでいる人も多いだろう。ここでは、SNSで映える撮影の基本ポイント、撮り方のコツをプロがアドバイスするので参考にしてほしい。

今回撮影に使用した機種
アップル「iPhone 11 Pro」「iPhone XS Max」
Google「Pixel 4 XL」
サムスン「Galaxy Note 10+」
ソニー「Xperia 5」

SNSで映える撮影の基本ポイントはこれだ!

基本ポイント
対象を大きく撮ることと、手ブレを防ぐことが大切

SNSの写真の特徴といえば、ほとんどの閲覧者がスマホの画面で楽しむということ。スマホ画面の大型化が進んでいるとはいっても、パソコンなどに比べると小さい。

しかも、SNSでの多くの写真は縦横の比率が4対3か、正方形。6型前後の大型画面でも、実際の表示領域は意外に小さいのだ。

その小ささの中で目立つ写真を目指したい。そこで、見せたい物を「大きく」撮るというのが、第一のポイントになる。

さらに、スマホに限らないが、撮影の基本として手ブレを防ぐことが第二のポイント。ついつい画面のボタンにタッチしてしまうが、本体側面にある物理ボタンを使ってシャッターを切ると、ブレを防ぎやすい。

小さい画面でも目立つように撮る

スマホ撮影のポイントは、見せたいものを大きく撮ることだ。[iPhone 11 Proで撮影]

BAD

GOOD

スマホの側面にあるボタンを使おう

なるべく画面のボタンは使わず、スマホの側面にあるボタン(iPhoneでは音量ボタン)でシャッターを切ろう。[iPhone 11 Pro]

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GOOD

基本ポイント
明るさが足りないときには設定変更が有効!

スマホのカメラを向けて、いざシャッターボタンを押そうとしたとき、画面に表示された画像がちょっと暗い、もしくは明るいと感じることは多い。

そういったときには、画面の中で最も写したい部分を指でタッチすると、iPhoneであれば、縦の方向にスライドバーが表示される(Androidは機種によって異なる)。

この状態で、画面に指を当てて上下または左右に指をスライドすると、写真の明るさを自由に変えることができる。

スマホ標準のカメラアプリは、最初にタッチした部分に自動的にピントが合うようにもなっているので、自分の思う場所にピントがうまく合わないときにも使えるテクニックだ。

写したいものにピンポイントで軽くタッチしてピントを合わせ、指をスライドして明るさを自分好みに調整するのが、スマホ撮影の基本手順だ。

明るさが足りない場合、スライドバーを表示

スマホカメラを向けただけでは明るさが思ったようにならない場合がある。カメラアプリの画面をタッチしてみよう。

指をスライドさせて明るさを調節する

写したいものの部分をタッチすると、ピントが合い、明るさ調節のバーが表示される。 Galaxy Note10+の場合は、横に指をスライドさせると明るさが変えられる。[Galaxy Note10+で撮影]

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GOOD

基本ポイント
コピー用紙1枚でも持ち歩けば、レフ板代わりになる

プロの撮影現場で使われる「レフ板」という大きな銀色や白の板を見たことがあるだろう。

太陽光やストロボなどの光を反射させてコントロールする便利な撮影用具だが、プロはともかく、ふだんからこれを持ち歩くのは大変。しかし、実はレフ板でなくても、光をコントロールできる身近なものがある。

それは、真っ白なコピー用紙だ。よく使うA4サイズほどの大きさがあれば、顔のアップぐらいの撮影には十分。特に、晴れた日の屋外など、上からの光が強い場合には効果的で、顔の下に紙を広げるようにするだけで顔の印象がパッと明るくなり、目の下のクマや、髪の毛の影などを和らげることができる。

コピー用紙であれば半分に折ってバッグに忍ばせておくのも簡単だし、白いハンカチなどでも同様の効果が得られるので、影がきついと感じたときには、ぜひ試してみよう。

顔の下、斜め45度くらいにコピー用紙をかざす

顔に影が目立つようなシチュエーションでは、顔の下斜め45度くらいの位置にコピー用紙を広げてみよう。

顔の下、斜め45度くらいにコピー用紙をかざす

白いコピー用紙をかざすだけで、顔の発色がよくなり、目にキャッチライトが入って表情が明るく見える。[iPhone 11 Proで撮影]

BEFORE

AFTER

■解説/吉村 永(カメラマン)モデル/八嶋夏世(ソレイユ)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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