この記事では、無印良品の人気商品を実際に購入して使用した感想をレポートしていきます。今回は、インドの伝統的な布であるカディを使用した「インドの手紬ぎ手織り スタンドカラーシャツ」をレビュー。スタンドカラーシャツの選び方、同商品の基本情報、実際に着てみた個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。(無印良品調査隊19)
評価者のプロフィール
休日はアウトドアにいそしむ一方で、平日の暇な時間は最新グッズのチェックに夢中。大学卒業後は編集プロダクションで勤務し、30歳を機に独立した。主にモノ系・レビュー系の記事を得意としているが、食レポのし過ぎで太ってきた気がする。
スタンドカラーシャツの選び方
いつもと違った襟でカジュアルなコーディネートに
仕事などでスーツを着る際、いつも同じスタンダードな形のシャツを着まわしている私。私服として着ることも多く、すっかりおなじみのデザインです。しかし基本的なファッションアイテムだからこそ、襟やシルエットの微妙な形がコーデの印象を大きく左右するのも事実。私もたまには違う形のシャツを着てみようと思い、カジュアルなイメージのあるスタンドカラーシャツについて調べてみることにしました。
顔回りをすっきり見せるカジュアルなシャツ
スタンドカラーというのは、首元が詰まったハイネックのような形の襟。普通の襟と違って折り返しはなく、ネクタイを締める必要がありません。発祥はフランスのノルマン地方といわれ、もともとは寒さをしのぐためのデザインだったそう。日本で流行したのは1980年代で、着物の下に着る「書生シャツ」とも呼ばれています。
襟先の尖ったシャツより柔らかい雰囲気が出て、スッキリとした首回りになるのが特徴。引き締まった体形に見えるため、着やせしたい人にぴったりです。紳士的なシャツに見えますが、ビジネスシーンでの着用は好まれないので気をつけてください。
スタンドカラーシャツを取り入れる場合、ジャケットと合わせてフォーマルに着こなすのがおすすめ。スーツと違ってラフなイメージでありながら、清楚感のあるコーディネートに仕上がりますよ。
重ね着スタイルとも相性がよく、カーディガンやニットなど抜け感のあるトップスを引き立てる役割も。物足りないと感じたら、首元にアクセサリーを持ってきて華やかさをプラスするといいでしょう。素材によっては窮屈さを感じることもあるので、最初はリネンやコットンなどの柔らかい生地を選びたいですね。
調べたことを踏まえ、私は無印良品の「インドの手紬ぎ手織り スタンドカラーシャツ」を購入。インドの伝統的な手織りの布「カディ」が使用され、織り目に自然なムラのあるナチュラルな印象のシャツです。
「インドの手紬ぎ手織り スタンドカラーシャツ」を買ってみた
価格は?
生地は手作業で織り上げているため、1枚1枚微妙に異なる仕上がりに。オンリーワンで特別感のあるアイテムですが、お値段は3900円(税込)と意外にもお手頃価格になっています。生成と白の2種類あるカラーから、今回はよりナチュラルな生成をチョイス。胴回りには余裕があり、ゆったりと着られるデザインです。
特徴は?
スタンドカラーのかっちりした見た目と、オーガニックコットンの優しさを併せ持った同商品。生成の色合いはどんなカラーとも馴染みがいいので、フォーマルにもカジュアルにも着まわせますよ。
Mサイズを着てみた
170cmの私にはS~Mサイズがピッタリ
サイズは「XXS~XS」「S~M」「L~XL」の3パターンあり、幅広い体型に対応。真ん中の「S~M」を選んでみたところ、首回りや袖の長さなどがオーダーメイドのようにジャストフィットしました。
ボディラインをあまり強調しないストレートな形は、気になるお腹周りをカバーするのに最適。シワも目立たず、パンツにインするスタイルでもきれいに着こなせます。
【無印良品調査隊(19)】購入レビューまとめ
手触りのいい生地で毎日でも着たくなる
購入した人からは、「着心地がいいし季節問わず着られるところがいいね」「カーディガンのように羽織ってもスマートに決まる」「いろんな服に合わせやすいから何枚でも欲しい」といった反響が。異国の文化を取り入れたシャツで、新しいコーディネートにチャレンジしてみては?
◆文・撮影=植松英明(編集ライター)
※価格や情報は記事作成時のものです。