【部屋の片付け】運気が上がる!整理整頓と金運の関係を考えよう!

暮らし・生活・ペット

部屋を片づけてモノの置き場所を決めると、ダブり買いが未然に防げムダな出費がなくなります。そして片づいている部屋は掃除がしやすくなり、ラクにキレイを維持することができます。【解説】村越克子・笠原恭子

著者のプロフィール

村越克子(むらこし・かつこ)

編集会社勤務を経てフリーライターとして生活情報誌を中心に家計・家事・家族関係などをテーマに執筆活動を続ける。主著に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』『いつのまにかお金がなくなる人のための今度こそ貯金ができる方法』(永岡書店)。

笠原恭子(かさはら・きょうこ)

出版社勤務を経てフリーランスに。面倒くさがり屋でもできる工夫生活の楽しさに目覚め、片づけ・収納ほか、さまざまな家事のアイデアについての記事を執筆。著書に『リメイクッキング』(しょういん)。

本稿は『汚い部屋から今度こそ絶対抜け出す本』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。

部屋の片付けと「金運」の関係

必要なモノがすぐ見つかるから、ダブり買いが防げる

部屋が散らかっていたり、モノの置き場所が決まっていないと、モノが迷子になりがちです。たとえば、爪切り、風邪薬、シャープペンの芯、電球のストック、電池、ワインオープナーなど。探すのが面倒だとか、探している時間がもったいないとか、大した値段ではないから買った方が早いとか、さまざまな言い訳をして新しいモノを買ってしまいます。そして、数日後、ほかのモノを探しているときに見つかるというパターン、経験したことはありませんか? 消耗品ならまだしも、爪切りやワインオープナーがひとり暮らしの部屋にいくつもあってもしょうがないもの。ムダな買い物をしてしまったことになります。

たとえ消耗品でも、ストックの量を把握していないと、ドラッグストアの“超特価”の広告につられて買ってしまうハメに。お金もムダになるし、ストックの置き場所にも困ります。部屋を片づけて、モノの置き場所を決めると、こうしたダブり買いが未然に防げ、ムダな出費がなくなるのです。

使わないモノが占領しているスペースを有効活用できる

今住んでいる部屋の総床面積に占める収納スペースの割合は、どれくらいですか? 押し入れ、下駄箱、キッチンの棚など備え付けの収納と、クロゼットやカラーボックス、食器棚など後から自分で購入した収納が占める床面積を合わせて考えてみましょう。

仮に、収納スペースが総床面積の20%を占めているとします。家賃が7万円の場合なら、毎月1万4000円を収納のためにだけ支払っている計算になり、年間で約17万円にもなるのです。

その収納スペースに必要なモノが収納されているなら、1万4000円は有効に使われていることになります。でも、使わないモノや使えないモノ、この先も使う予定がないモノ、なんのために買ったのかわからないモノが収納されているとしたら、その分、ムダなお金を払っていることに。

よく、空き箱や空き袋、空き缶を取っておく人がいます。でも、それを何かに利用せず結局ずっと空き箱や空き缶のままなら空気を収納していることになります。つまり、ただの空気が占領しているスペースに、わざわざ家賃を払っているということです。これも、かなりもったいない話です。それに、不用なモノが部屋を占領しているせいで、部屋が手狭になり、窮屈な生活を強いられているようでは元も子もありません。不用なモノを処分したり、散乱しているモノを片づけることで、スペースに余裕が生まれ、本当に必要なものが収納でき、広々と暮らせるようになるのです。

「何かに使えそう」で取っておく空き容器、本当に必要?
イラスト/えのきのこ

家の居心地がいいので外出が減り、ムダなお金を使わない

散らかった部屋にいると、自分の家でありながら居心地の悪さや息苦しさを感じるもの。それで、つい外出しようとしがちです。外出すればカフェに寄ったり、余計な買い物をしたり、映画を観たりして出費がかさみます。友だちを誘えば、さらにお金を使ってしまうでしょう。

また、キッチンがごちゃっとしていたり汚かったりすると、自炊する意欲がわきません。それで、つい外食して、やっぱりお金を使うことになります。

それに反して、スッキリ片づいた部屋は気分がいいものです。休日、お天気がよければ、午前中は布団を干して、掃除をして、午後からはレンタルしたDVDを見たり、趣味を楽しんだり。家にいれば、お金を使いません。つまり、部屋を片づけるとムダな外出をする機会が減り、その結果、ムダ使いがなくなるという思わぬ経済的効果があるというわけです。

POINT
片づいた部屋なら、ストックのダブり買いも防げる。居心地のいい部屋で過ごせば、ムダな出費もなし!

部屋を片付けるメリット

彼氏や友人を家に呼べる

散らかった部屋に人を呼ぶのは、ためらわれるものです。前日にでもちょこっと片づければ済む程度の散らかり具合いなら、片づける意欲もわいてきます。でも、部屋を見回して「この部屋に自分以外の人間が入るなんて考えられない」と自分でもうんざりするほどなら、人さまを家にご招待するのは諦めるしかありません。そうかと言って、いつも人の家にお邪魔するのは気が引けます。その結果、誰かの家に集まってご飯を食べるという交友関係から遠ざかり、仲良しグループから自分だけ距離を置くことになるかもしれません。

もっと深刻な事態になるのが、彼氏ができた場合。家まで送ってもらい、いい雰囲気になっても「ちょっと寄っていかない?」のひと言が言えません。せっかく彼氏とラブラブになれるチャンスをみすみす逃すことに! こんなことが何回も続けば「オレに気がないのかな?」と思われても仕方ありません。

それもこれも、部屋が散らかっているせいです。部屋が片づいてさえいれば友だちを招いたり、彼氏との仲が深まるチャンスさえ訪れるのです。

掃除がしやすくなる

モノが床にじかに置いてあると、掃除機をかけるのもひと苦労。いちいちモノをどかしながら掃除するのは面倒ですし、まとめてソファの上に置いたら雪崩が起きるなんてことも。部屋のすみに一斉に寄せたら、それ以降、モノの吹きだまりになってしまったり……。

テーブルや棚の上がごちゃついていると、まず片づけから始めないと掃除はできないので、放置されがちです。次第にホコリがたまり、手がつけられない状態になると、もう掃除をしようという気さえ起こりません。

その点、片づいている部屋は、掃除のしやすさが断然違います。床にモノがなければ掃除機がスイスイかけられますし、床にじか置きではなく、カゴなどにまとめて入っていれば、カゴごと移動させればいいので簡単です。テーブルや棚の上も、余計なモノがなければ拭き掃除もラクラク。気がついたときにさっと拭くこともできるので、ホコリもたまらず、清潔が保てます。

不用なモノが増えない

部屋が散らかっていると、前述したようにダブり買いをしがち。その結果、モノは増え続け、片づけが難しくなるという悪循環に陥ります。

生活をしていれば、モノは増えます。でも、持ち物の適量が把握できていて、かつ置き場所が決まっている片づいた部屋なら、適量を超えると、なんらかの赤信号が点滅します。また、定期的に処分する習慣があれば、モノが際限なく増え続けるということにはなりません。

つまり、片づいていない部屋はますます散らかり、片づいている部屋はよりラクにキレイを維持することができるというわけです。

POINT
片づいた部屋は、「キレイ」を保ちやすい。突然の来訪でもあわてずに済む。

なお、本稿は『汚い部屋から今度こそ絶対抜け出す本』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。詳しくは下記のリンクからご覧ください。

汚い部屋から
今度こそ絶対抜け出す本
▼これまでどうやっても部屋を片づけられなかった人のために、絶対片づく方法を徹底紹介。▼常に足の踏み場がないくらい部屋が散らかっている、という最低レベルの人でも挫折しないよう、限りなくハードルの低い解説で構成。▼「これならできる! 」と必ず思える、使える一冊です。

※(1)「片付けられない人の特徴」はこちら

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