カラーボックスはそのまま使うのではなく、入れるモノに合わせて使い分けしましょう。【解説】村越克子・笠原恭子
著者のプロフィール
村越克子(むらこし・かつこ)
編集会社勤務を経てフリーライターとして生活情報誌を中心に家計・家事・家族関係などをテーマに執筆活動を続ける。主著に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』『いつのまにかお金がなくなる人のための今度こそ貯金ができる方法』(永岡書店)。
笠原恭子(かさはら・きょうこ)
出版社勤務を経てフリーランスに。面倒くさがり屋でもできる工夫生活の楽しさに目覚め、片づけ・収納ほか、さまざまな家事のアイデアについての記事を執筆。著書に『リメイクッキング』(しょういん)。
本稿は『汚い部屋から今度こそ絶対抜け出す本』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。
カラーボックス収納のコツ
ホームセンターなどで安く売られている3段式のオーソドックスなカラーボックスの使いこなしワザを紹介します。カラーボックスはそのまま使うのではなく、入れるモノに合わせて賢く使い分けするのがコツです。
カゴを入れれば放り込み収納に最適
カラーボックスにそのままモノをバラバラと入れたのでは雑然としがち。そこで活用したいのが、市販の引き出しBOX。最近はカラーボックスの棚にすっぽり入るように作られたドンピシャサイズのモノが、紙製やプラスチック製、籐製など、バリエーション豊富に売られています。インテリアになじみそうなモノを探してみましょう。中身が見えないので部屋もスッキリ片づけられます。
横に寝かせれば雑誌を立てて収納できる
収納力抜群のカラーボックス。雑誌なども入れたくなりますが、実は棚の高さが足りなくて雑誌を立てて並べるのはムリ。ならば、カラーボックスを横に寝かせてみましょう。雑誌を立てて並べるのに最適なサイズの棚に早変わりします。薄い雑誌も100均の本立てケースに入れてから並べればスッキリ立てて収納できます。大型本や写真集を立てて並べるのにもぴったり。
寝かせて2段3段と重ねればおしゃれなオープン棚に
カラーボックスを2段または3段重ねてオープン棚として使うアレンジも。下段は引き出しBOXなどを入れ、放り込み収納としてフル活用。上段には、雑誌や本のほか、お気に入りの雑貨や写真スタンドなどをディスプレイすれば、おしゃれなオープン棚に早変わり。白木やオフホワイトのカラーボックスなら違和感なくどんな部屋にも溶け込みます。
2つのカラーボックスに板を渡せばパソコンデスクに
カラーボックス2つを離して並べ、その上に板を渡せば、あっという間にお手軽パソコンデスクが完成。少し高さのあるイスを用意すれば、そこに座って作業ができます。
上向きに寝かせて板を乗せ、布をかければソファに
ふたを開けると中にモノを収納できるボックス型ソファも、カラーボックスで簡単に作れます。カラーボックスを上向きに寝かせ、中にとりあえず使わないけど捨てられないモノをぎっしり詰め、その上にふたになるようなぴったりサイズの板を乗せ(板を買ったホームセンターでカットしてもらえます)、お気に入りの布でカバーリングするだけ。おしゃれなカバーにこだわった座布団やクッションを置けば、座り心地のいいボックス型ソファとして重宝します。死蔵品収納も兼ねられて一石二鳥です!
POINT
カラーボックスはひと工夫することで放り込み収納にもオープン棚にも使える。
なお、本稿は『汚い部屋から今度こそ絶対抜け出す本』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。詳しくは下記のリンクからご覧ください。
※(10)「クローゼット・押入れ収納のコツ」はこちら