テスト優等生と評価の高いスウェーデンの空気清浄機「ブルーエア」。これまでのフラッグシップモデル「クラシックシリーズ」から一新した「Blueair Protect(ブルーエア プロテクト)」を12月から販売します。今回はこの最新モデルをレポートします。

空気清浄機「ブルーエア」の最新フラッグシップモデル

空気清浄機には大きく2種類のテストがあります。ある部屋に空気清浄機を持ち込み何分で清浄化されるのかという性能テスト。もう一つは、一分間にどれだけの空気を清浄化できるのかという性能テストです。何分で清浄化するのかというのは日本で使われています。一分間の清浄化できる空気量テストは、アメリカで使われています。間仕切り文化の日本に対し、リビング文化のアメリカ。お国柄が伺えます。どちらが厳しいテストかと言うと、アメリカの方ですね。とにかくパワーがないと、このテスト合格点がとれません。ここもアメリカらしいと言えますね。

このテストの優等生が、スウェーデンのブルーエア。このため、ブルーエアを買っておけば間違いなしと言われるものです。ここのフラッグシップが「クラシックシリーズ」。創業時からモデルチェンジをしていないスーパーモデルです。最初の製品が、それほどのモデルですから、世界のトップメーカーと言っていいでしょう。

そして、今年創業25年。そのフラッグシップが初めてモデルチェンジします。その名も「Blueair Protect(ブルーエア プロテクト)」。今回は、この最新のモデルをレポートします。

ブルーエア プロテクト空気清浄機

画像: Blueair Protect 7700 Series(左)、Blueair Protect 7400 Series(右) www.blueair.jp

Blueair Protect 7700 Series(左)、Blueair Protect 7400 Series(右)

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「プロテクト」という名前が意味すること

聞いて、まずビックリしたのは、「プロテクト」という名前です。プロテクターは防具。日本で言うと「甲冑」「鎧」と訳した方がいいかも知れません。アニメで「××(好きな女の子の名前)はオレが守る。」というのは少年漫画ヒーローものの定番ですが、家電とは思えないほど気負った名前だな、という印象をうけました。

しかも、世界で「プロテクト」という名前で販売すると言うそうですから、すごい。「コロ( COVID-19)」から、ユーザーを守ると言う決意表明かなぁと思い、Blueairに聞いてみました。

その回答は、「これがベネフィット。」 ユーザーが得られるメリット、利は「守り」だというのです。正直、ここまでの自負は知りません。しかし世界中でコロナが流行っている今、心強い名前とも言えます。

部屋の隅に置ける

最近の空気清浄機はタワー型が一般的。設置度の自由度が高いのと、清浄化された空気が座った時の口元あたりに出されるのが魅力です。また、四方から空気を吸い込むため、均一に清浄化できるメリットもあります。

ただ、それに囚われたために、時々、部屋の中央に置いて欲しいと言うメーカーがあるのは困ったものです。だいたい部屋は、人が使うためにあるものであり、家電を中央におくために存在してはいない。このため、タワー型と言っても、表、裏があり、裏面を壁側にして、部屋隅でも問題なく機能が発揮できるのが、いい空気清浄機といえます。

ブルーエア プロテクトに使われている3つの技術

ブルーエア プロテクトが使っている技術は3種類。「HEPA Silent Ultra(ヘパサイレントウルトラ)」「GermShield(ジャームシールド)」「SpiralAir(スパイラルエアー)」の3つです。

①HEPA Silent Ultra

画像1: www.blueair.jp
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まず、HEPA Silent Ultraは前のクラシックにも使われていた技術。しかし、すごくリファインされています。HEPAフィルターというのは、「定格風量で粒径が0.3 µm(300nm)の粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と日本工業規格で定義されています。ただ、それをそのまま使うと大変です。すぐ目詰まります。HEPAフィルターは生産量が増え、値も軟化しましたが、やはり高いです。このためブルーエアーは、HEPAよりやや大きい目のフィルターを使っているそうです。

しかし、それをHEPAフィルターのように使えるようにする技術が「HEPA Silent Ultra」です。これはプレフィルターで大きなゴミを取り除いたあとの空気にイオンを付けます。要するに空中の微細浮遊物は電荷的にマイナスになります。対して、フィルターをプラスにしておきます。当然浮遊物は、自らトラップされるように動きます。これが原理です。しかし、今回は、それの精度をより高めています。

精度を高めると何が良いのかと言うと、まずより細かな浮遊物まで除去することができます。メーカーテストデーターでは、MS2バクテリオファージを99.7%除去したとあります。MS2バクテリオファージのサイズは27nm。コロナウィルス単体は100nmですから、すごいものです。飛沫ではなく、ウイルス単体をトラップします。

②GermShield

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ここで出てくるのが「GermShield」。トラップしても怖いのは、細菌とウイルスです。とどめをさせなかったゴキブリをゴミ袋に入れたはいいが、そのゴミ袋を持てなくなってしまっている。そんな感じです。細菌、ウイルスもにた感じです。特に最近は水と栄養さえあれば、繁殖する可能性があります。細菌の多くは、高温多湿で繁殖しやすいです。このためセンサーが温湿度を計測します。そして、繁殖しやすい環境下になったと判断した場合、活性イオンを作り、フィルターを包みます。これで細菌は死んでしまいますし、ウイルスは不活化します。しかし、こう言った物理攻撃に強いのは細菌。ウイルスはタンパク質が剥き出しですが、細菌は細胞膜がありますので耐えるモノもいます。このため微風で乾かします。トラップした細菌、ウイルスの活動を封じる。これが新モデルから搭載された「GermShield」です。

③SpiralAir

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こうしてキレイにした空気を隅々まで持っていくのが「SpiralAir」。遠くまで気流を作り出します。
どれ位すごいかと言うと、通常、日本で売られている空気清浄機は、8畳8分。大型でも6分です。ところが、プロテクターは4分。空いた口が塞がりません。

画像: Blueair Protect 性能試験動画 youtu.be

Blueair Protect 性能試験動画

youtu.be

精度が上がると節約にもなる

「HEPA Silent Ultra」のところで、精度の話をしました。精度がいいというのは、効率がいいことです。つまり、電気代が安くなるのです。今までより5%少ない電気で稼働します。無駄なエネルギーは、音、熱などになるのですが、音も10%静かになったとのこと。なんか、良いことづくめです。

そして、驚いたのはフィルターにRFIDが装着されていることです。RFIDはラジオ波の周波数で書き換え可能なIDのこと。これでフィルターの正確な使用記録を残そうと言うわけです。いままでは、24時間×半年使ったので変えてくださいという極めて単純なものでした。ところがそうすると、負荷の少ない時間も、負荷が多い時間と同じように計算してしまうので、フィルターはまだ使えるのに、捨てていたわけです。今回は、これから脱却するわけです。最長で半年寿命が延びたと言います。つまり、倍の寿命になった結果もあるというわけです。実際は、いつもそんなにうまくいくわけはありませんが、使えるところまで使い切って捨てるのは、よいことだと思います。

ちなみに、このフィルター。指でひっかけるリボンが付いていて、それで引きずり出せるように工夫されています。フィルターの汚い面を触らずに済むのは、ありがたいことです。

最後に

画像4: www.blueair.jp
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このモデル、70畳用と40畳モデルがあり、操作部がタッチスクリーンであるか、ディスプレイがあるかなどで、3タイプに別れます。ブルーエアストア価格で、70畳は、122,800〜142,800円(税抜)、40畳で92,800〜112,800円(税抜)と安くはありません。

しかし、性能は「超」一流。個人持ちも良いですが、公共の場、病院に欲しい。またお店にも欲しい。ブルーエア プロテクト、ほんとうに「ぱない」出来です。

画像: 【Blueair Protect】空気清浄機ブルーエアがフラッグシップモデルをチェンジ!超ハイスペックな機能を備えた最新モデルをレポート
Protect 7770i【予約】
「Blueair Protect(ブルーエア プロテクト)」はブルーエアが手掛ける新しい高性能空気清浄機 。0.03μmというウイルスレベルの超微粒子まで99%以上除去し、さらにウイルスや菌を不活化。部屋のすみずみまできれいな空気があっという間に行き渡ります。花粉、ウイルス、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛やフケ、ニオイなどあらゆる空気リスクからあなたと家族を守ります。

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーをつなぐ商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。また米・食味鑑定士の資格を所有。オーディオ・ビデオ関連の開発経験があり、理論的だけでなく、官能評価も得意。趣味は、東京散歩とラーメンの食べ歩き。

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