この記事では、無印良品の人気商品を実際に購入して使用した感想をレポートしていきます。今回は、ヤクの毛を使った起毛生地で作られた「ヤク入りコットンスタンドカラーシャツ」をレビュー。コットンシャツの選び方、同商品の基本情報、実際に着てみた個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。(無印良品調査隊27)
評価者のプロフィール
休日はアウトドアにいそしむ一方で、平日の暇な時間は最新グッズのチェックに夢中。大学卒業後は編集プロダクションで勤務し、30歳を機に独立した。主にモノ系・レビュー系の記事を得意としているが、食レポのし過ぎで太ってきた気がする。
コットンシャツの選び方
冬のシャツは暖かい素材をチョイス!
Yシャツやジャケットを合わせるスタンダードなフォーマルファッションは、防寒対策が意外と難しいスタイル。私は薄手のTシャツを中に着込むことが多く、重ねるシャツによってはゴワついたり動きづらくなってしまいます。そこで今回調べてみたのが、1枚でも暖かいコットン素材のYシャツ。素材ごとに異なるシャツの特徴や、冬コーデにぴったりなカラーについてもチェックしてみました。
保温性の高い素材コットンは冬コーデに最適!
スーツなどに使われるオーソドックスなシャツは、ポリエステル素材のものがほとんど。人工繊維であるポリエステルはシワになりにくく、お手入れしやすい点が人気です。最近では洗濯したあとアイロンをかけなくても、全くシワが気にならない機能的なシャツも登場しているよう。一方で静電気が起きやすかったり、薄すぎて冬場には向かないといったデメリットもあります。
コットンはポリエステルより少し値段が張りますが、天然素材なので肌触りが抜群。アイロンを使ったお手入れが欠かせないものの吸湿性や保温性に優れ、季節を問わず着回すことが可能です。表面は光沢感とハリのある質感で、上品な見た目。冬場に着るなら、普通のシャツよりも厚手に仕上げたものがぴったりですよ。
素材のチョイスが決まったら、次はカラーについて。ビジネスシーンなら白や生成りなど清潔感のある色がふさわしく、もっとラフなスタイルに取り入れる場合は落ち着いたナチュラルカラーがいいでしょう。特に冬コーデは暖かみのある色合いがおしゃれに見えるため、ベージュやブラウン、オレンジ系のカラーが理想的。私は今回、無印良品で販売されていた「ヤク入りコットンスタンドカラーシャツ」の「ダークマスタード」を購入してきました。
「ヤク入りコットンスタンドカラーシャツ」を買ってみた
価格は?
商品名にある「ヤク」とは、標高3000mを超える高原地帯に生息する牛の仲間。厳しい寒さに耐えるための体毛は、保温性としなやかさを兼ね備えた素材として注目を集めています。配合率はコットン81%に対しヤクが19%ほど。お値段は4990円(税込)と少しお高めですが、高品質なシャツを探している人におすすめです。
特徴は?
ダークマスタードは染色で作られたカラーで、ヤク本来の色合いを生かした風合い。表面には起毛加工が施され、優しい肌ざわりを楽しめます。
Lサイズを着てみた
170cmの私にはLサイズがピッタリ
さっそくLサイズを着てみたところ、全体的にゆったりとした着心地。襟元がスタンドカラーなこともあり、カジュアルなコーデにも取り入れやすいデザインです。
保温性が普通のコットンシャツよりも高く、冬用のインナーを着なくても十分な暖かさ。厚手でシワもつかないため、アイロンをかけなくても気軽に着られますよ。
【無印良品調査隊㉗】購入レビューまとめ
冬のお出かけに着たくなるコットンシャツ
購入した人からも、「冷たい風を通さなくて快適な着心地!」「ほかにない色合いだから着るだけでおしゃれ」「1枚着るだけで上品なコーデになりますね」といった声が続出。これからの季節に、「ヤク入りコットンスタンドカラーシャツ」を取り入れたコーデにチャレンジしてみては?
◆文・撮影=植松英明(編集ライター)
※価格や情報は記事作成時のものです。