シンプルな機能で使いやすく、コスパが高い。おしゃれなアイデア家電を探している人におすすめしたいのが「ツインバード」です。今回は代表商品のスティック型クリーナーを購入レビュー。会社の特徴から商品のおすすめポイント、使ってみての感想を紹介します。
ツインバードはこんな会社です
新潟県燕市発祥の少数精鋭メーカー
ツインバードの発祥の地は新潟県燕市。美しい田園風景が広がるのどかな町で、テレビ東京のドラマ『下町ロケット』の舞台のひとつになりました。農業が盛んな一方、金属加工の技術が集まる「ものづくりのまち」としても有名で、金属洋食器の国内シェアは90%以上を占めるほど。ツインバードは1951年にメッキー加工から始まり、現在は家電メーカーとして発展。従業員約300名、売上高約120億円の少数精鋭のメーカーですが、地元のものづくり企業との連携で高品質を実現しています。
▼ツインバード(公式サイト)
★ドラマ『下町ロケット』について★
2018年秋に放送された『下町ロケット』のドラマでは、新潟県燕市が佃製作所の経理部長・殿村さんの実家という設定で、田んぼや市役所、駅などがロケ地に。佃社長役の阿部寛がおにぎりを頬張るシーンは特に印象的でした。
コスパが高い!ユニーク家電が得意
ツインバードの商品の特徴は、シンプルな機能で使いやすく、コストパフォーマンスが高いこと。ネットショップを見ていると、ついつい買ってしまう手軽さが魅力です。小さな組織に関わらず、約600種の豊富なアイテムを揃え、次々と新商品を開発できるのは、全従業員の約2割が企画・開発スタッフという体制を整えているから。お客様の「あったらいいな」という声を取り入れた他にはないユニークな家電を、企画から試作まで社内一貫体制でスピーディに製品化しています。
コロナワクチン供給にも貢献
ツインバードの技術領域は家電だけではありません。零下20度での保管が必要な米モデルナ製の新型コロナウイルスのワクチンを運搬・保管する保冷庫も手がけています。FPSC(フリーピストンスターリングクーラー)という技術を活用した保冷庫を約1万台製作し、そのうち約5000台は全国の医療機関などに提供される予定(2021年2月中旬現在)。このことが評価され、成長企業としても注目を集めています。
私がツインバードを選んだ理由
実をいうと、私の出身は新潟県燕市の隣町。地元で暮らしていた頃は、お手頃価格でデザイン性の高いツインバード商品を愛用していました。それから数十年、ニュースでツインバード商品がコロナワクチン保管に使われることを知り、誇らしい気持ちに。
ちょうど掃除機の買い替えを考えていたので、ツインバード・ストアを見てみると、スティック型クリーナーが5500円(税込)で送料無料!その中で新商品「TC-E181W」を選びました。
▼ツインバード・ストア(公式サイト)
サイクロンスティック型クリーナー(TC-E181W)の特徴
価格:5500円(税込)
品番:TC-E181W
カラー:ホワイト
寸法:幅230×奥行155×高さ1050mm
重量:1.8kg
1.8kgと軽量で機能的なデザイン
商品を注文して送られてきたのは、コンパクトな縦型ダンボール。なかには本体とハンドル、床用吸引口、すき間ノズル(フォルダー付)の4つが入っていました。本体にハンドルと床用吸引口を取り付けるだけですぐに使えるので、家電オンチの人でも安心!また、1.8kgと軽量で機能的なデザインも高ポイントです。
ハンディタイプにもなる2way仕様
驚いたのは、簡単でシンプルな構造です。ハンドルを外せばハンディ型に変身する2way仕様。部屋の床はスティックタイプでしっかりと、棚の上や階段などの細かい場所はハンディタイプで手軽に。付属のすき間ノズルを使えば、サッシのミゾや家具と家具の隙間の掃除もラクラク。この一台で、家のあらゆる場所をきれいにできます。
吸込仕事率100Wとパワフル!
フローリングは片手でスイスイと操作。じゅうたんになると少し力が必要ですが、吸込仕事率100Wとパワフルなので、小さなゴミやほこりをしっかり吸い取っている実感があります。静音性よりも吸引力を重視する人におすすめです。
ゴミ捨てはワンタッチ
手元スイッチを軽く押すだけで蓋が開く「ラクステ」機能。紙パックも不要なので経済的です。また、ダストケースは分解や組み立てが簡単な「はめ込み式」を採用し、すべて水洗いできる使い勝手のいい構造です。
そのほかにも、お客様の声をもとに使いやすさを追求。かゆいところに手が届くクリーナーなのです。
こんな人におすすめします!
▼予算を抑えたい(5500円で送料無料)
▼多機能よりもシンプル機能
▼吸引力を重視
▼面倒くさがりの人(使いやすくお手入れが楽)
まとめ
使ってみての感想
何を隠そう、私は今回初めてスティック型クリーナーを購入したのでした。これまでは、いわゆるキャニスター型を使っていたのです。そんな私がスティック型クリーナーを使った感想は…
(1)目についた階段のゴミや壁のホコリも簡単に掃除ができて快適!(これまではホウキと掃除機を併用していました)
(2)部屋の隅に立てかけられて収納不要なのが楽!(キャニスター型掃除機は、いちいちクローゼットにしまっていました)
「もっと早くスティック型にすべきだった!」と思いました。
シンプルな構造が最大の魅力
いちばん魅力を感じたのは、余計なものを省いたシンプルな構造です。「スティックを外すだけでハンディ型に変身」はその代表例。また、通常の電源スイッチは「強・弱・省エネ」などの機能がありますが、このクリーナーは「入・切」のみ。機能を増やすのではなく、引き算で必要最低限の機能を持たせることで、お手頃価格&使いやすさを実現しているんだと納得しました(あくまでも個人的な意見)。興味のある方はぜひ、ツインバード・ストアで商品をチェックしてみてください。
■文・写真:藤田美佐子
京都市在住。フリーランスの編集兼ライターとして観光、食、求人、医療、ブライダルなど幅広い取材・執筆活動を行う。1児の母。趣味はマラソン、美味しいものを食べたり、つくることが大好きな食いしん坊。家電はシンプルで使いやすいもの、コスパの高いものを重視!