この記事では、日々の暮らしに役立つ100均グッズを実際に使用してレポートします。今回は、ダイソーの「空気入れ 自転車用」をレビュー。持ち運びにも便利なスプレータイプの空気入れです。同商品の基本情報や、実際に使ってみた際の個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
評価者のプロフィール
ちょいズボラなおひとりさま女子。一人暮らし歴は10年を超え、プチプラ便利グッズの追及に磨きがかかってきた。恋人ができると必ず「100均デート」に連れていき、自分と価値観が合うかどうかを判定する。
手軽に自転車のメンテナンスができるスプレータイプの空気入れ
近所のスーパーやショッピングモールで買い物をする時は、荷物をたくさん運べる自転車で出かける人も多いはず。私も長年愛用している自転車があるのですが、メンテナンスをサボりがちなので気づいたらタイヤの空気が抜けていることがあります。しかしポンプ式の空気入れは、ハンドルを上下するのにかなりの労力が必要。そんな面倒さを簡単に解消できるのが、ダイソーで購入できる「空気入れ 自転車用」です。
あっという間にタイヤの空気が満杯に!
同商品は、およそ4(直径)×12cm(高さ)とミニサイズのスプレー缶。パッケージには商品名とレトロな自転車のイラストがプリントされています。水色のフタを開けると、中には真上を向いた噴き出し口が。一般的な自転車に多く用いられている「英式バルブ」に対応した空気入れです。
ポンプ式の空気入れは自力で空気を送り込む仕組みですが、スプレー式は噴き出し口を押し続けるだけでOK。力がいらないうえに、準備の手間もほとんどかかりません。使うときは、自転車のバルブが真下にくるようタイヤを調節してから入れるのがポイント。噴き出し口が横向きや上向きになる状態では使えないので、気をつけてくださいね。
まずはタイヤのバルブに嵌っているキャップを開けてから、缶をよく振って下向きにセット。缶の底を押し込むと、シューッという音がしてタイヤに空気が入ります。小さい缶だから少し時間がかかると思ったら、あっという間にスカスカだった空気が満杯に。ポンプ式の空気入れと変わらない仕上がりで、タイヤの安定感がアップしました。あとはスプレーを抜いてバルブのキャップを戻せば、いつも通り自転車に乗ることができますよ。
ちなみに缶の中身は「LPG」と呼ばれる液化石油ガスで、約80mlほどの容量。完全に空気が抜けた状態のタイヤなら、約5回分満杯にできる量です。もちろん少し空気が抜けた場合でも使用できるため、こまめに入れれば20回ほど使うことが可能。携帯しやすいコンパクトなサイズ感なので、自宅に置いておくだけでなく長距離のサイクリングでも役立ちます。
実際に愛用している人からも、「ポンプ式の空気入れって腰がしんどいからすごく助かる!」「出勤前に慌てることがなくなりました」「自転車で遠出する日はリュックに忍ばせておくと安心です」と絶賛の声が。自転車を愛用している人は、「空気入れ 自転車用」を駆使して快適な走りを楽しみたいですね。
◆文・撮影=片山鈴(編集ライター)
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※記事中の商品サイズは実物と異なる場合があります。