【有線LANの必要性】超高速回線の実力を発揮!従来の10倍高速端子を搭載したWi-Fiルーターも登場

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もし、手元に有線LANのみに対応する機器がなければ、Wi-Fiルーター側に有線LAN機能がなくても特に支障はない。固定回線用のホームゲートウェイやONUとの接続に使う「WAN(インターネット)」端子は、どの製品にも付いているから問題はない。

Wi–Fiルーターで有線LANの機能って必要?

▶必要性は下がっているが、あると便利

もし、手元に有線LANのみに対応する機器がなければ、Wi-Fiルーター側に有線LAN機能がなくても特に支障はない。固定回線用のホームゲートウェイやONUとの接続に使う「WAN(インターネット)」端子は、どの製品にも付いているから問題ない。

とはいえ、Wi-Fiルーターには有線LAN端子がほぼ標準搭載されている。それに、現在でも有線LANにのみ対応する機器は思いのほか多い。デスクトップパソコンはWi-Fi非搭載のケースがあるし、テレビやレコーダーも同様だ。また、接続安定性の観点から、パソコンをあえて有線LAN接続で利用したい場合もある。こうした製品をいざ使おうとしたきに、有線LAN端子がなくて慌てるよりは、搭載していたほうが安心といえるだろう。

有線LAN接続にも注目!

Wi-Fiルーターには通常、4基程度の有線LAN端子のほか、ONUなどとの接続用にWAN端子が搭載されている。

(1)Wi-Fiルーター、(2)デスクトップパソコン、(3)NAS、(4)ホームゲートウェイ

有線LANにも高速な規格ってあるの?

▶2.5Gbpsと10Gbps対応がある

以前は、ほとんどが1Gbps止まりだった光回線だが、最近は10Gbpsなどの超高速なサービスが開始されている。一方、Wi-FiではWi-Fi5時代から1Gbps超えの製品が登場しており、現状、Wi-Fi6対応ルーターの最大通信速度は、4.8Gbpsに達する。こうした製品を利用するときに問題となるのが、固定回線側の機器と接続するWAN端子の最大接続速度で、1Gbps止まりの製品が多い。

そこで出番となるのが、2.5Gbpsや10Gbpsといった、より高速な有線LAN規格に対応したWi-Fiルーター。これなら、超高速回線の実力を十分に発揮させることができる。さらに、WAN端子だけでなく、有線LAN端子も10Gbpsに対応する製品も登場している。

従来の10倍高速な端子を搭載したルーターもある!

アイ・オー・データ
WN-DAX3600XR
実売価格例:2万4460円
最大通信速度2402Mbps

WAN端子もLAN端子も10Gbps対応!

ハイエンドを中心に、10Gbpsの有線LANに対応するWi-Fiルーターが増えてきている。また、1Gbps以上の有線LAN端子がないパソコンに2.5Gbpsや10Gbpsの端子を増設するアダプターも登場している。

有線LANアダプター

バッファロー
LUA-U3-A2G/C
実売価格例:8540円

USB接続で2.5Gbpsの端子をパソコンに増設

※価格は記事作成当時のものです。

●解説/篠原義夫(ガジェットライター)

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