今回は「モンスターハンターライズ」の魅力についてご紹介していきます。モンハン初心者がswitch版の「モンスターハンターライズ」にチャレンジしたら、どハマりしてしまいました。過去作をプレイしていないからこそ感じる、モンスターハンターライズの魅力についてたっぷりお伝えします。
モンスターハンターとの出会い
2004年に「カプコン」より発売されて以来、世界中でファンを増やし続けてきたモンスターハンター。2020年にはハリウッドで映画化もされており、「バイオハザード」でおなじみのミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務めています。
忙しい芸能人でもどっぷり数100時間プレイをする人も少なくないというモンスターハンターですが、今年(2021年)の3月、新作の「モンスターハンターライズ」が発売されました。
モンハンファンは歓喜にあふれ、発売後6時間で全面クリアーをする猛者もいたとか。
モンハンをやったことがない
筆者である私はゲームが大好きですが、モンハンをプレイしたことはありませんでした。「モンハン=友達とキャッキャと楽しむゲーム」というイメージがあり、ゲームは1人で黙々と楽しみたい私には、ハードルが高く感じていたためです。
しかし4月生まれの息子が「誕生日プレゼントにモンハンが欲しい」というので買ってみることに。息子のプレイを見ているうちに楽しそうに思えてきて、夜な夜な私も手に取ってみたところ……
やめられなくなりました。
モンスターハンターライズ | CAPCOM
ハンティングアクションに新風を巻き起こす『モンスターハンターライズ』がNintendo Switchに登場!
www.capcom.co.jp
モンスターハンターライズにどっぷりハマる!初心者が感じる魅力
睡眠時間を削ってまで、モンスターハンターライズにどっぷりハマった身として実感したのが「モンスターハンターライズはモンハン初心者でも楽しめる」ということです。
おそらく、これからモンハンに参入しようとしている人にとって、とても良い入り口になるのではないでしょうか。初心者でもモンスターハンターライズを楽しいと思えたポイントと、感想をご紹介します。
素材集めが楽しい!
主人公はハンターとなり、「クエスト」をこなしてさまざまな問題を解決していくのが、モンスターハンターのメインの楽しみ方です。クエストを優位にすすめるために「素材」を集めます。
素材とは、虫や植物などです。この素材集めが、なかなかどうして、楽しいのです。クエスト内容などそっちのけで、珍しい素材をゲットすれば「おっ」なんてちょっと嬉しい声が出てしまったり、ひたすら草を集め回っていたら2時間が経過していたり。素材集めはどこか宝探しと似た感覚があり、大人のワクワクを刺激してくれます。
雑魚モンスターを狩るのが楽しい!
モンスターハンターという製品名のとおり、モンスターをハントするのがこのゲームのメイン要素です。そのへんをうろうろしているモンスターを倒すことで、素材を入手できます。雑魚モンスターはひたすら武器を振り回していれば難なく倒せました。何だったら主人公のお供の猫と犬(アイルーとガルク)が倒していることも、ままあります。
この雑魚モンスター討伐が、なかなかの爽快感です。自分の分身である主人公がかっこよくモンスターに立ち向かうサマに、自分自信が武器を振り回して倒したような感覚になります
ただ、攻撃的でないモンスターも中にはおり、彼らを倒すのは少し罪悪感……。とはいえ、大切な素材を集めるために、立ち向かいます。
ボスモンスターに悪戦苦闘
モンスターハンターライズで一番最初に出会ったボスモンスターが「アオアシラ」でした。ずんぐりむっくりの図体とするどい爪が特徴の、クマのようなモンスターです。
武器も防具も初期装備のまま挑んでみたのですが、倒すのに時間がかかりました。もしかすると、初期装備でチャレンジするのは間違っていたのでしょうか。それともただ技術がないだけなのでしょうか。
逃げる彼を何度も追いかけ、倒して、また逃げて……を繰り返す作業は、いつの間にか夢中になっていました。戦っているうちにうまい立ち回り方も覚えていき、倒したころには腕が上がったのを実感。ボスモンスターは通常のモンスターよりも珍しい素材を持っているため、楽しさはひとしおです。
フィールドをうろうろするのが楽しい!
モンスターハンターライズの序盤は、村の近く?の森の中です。川や滝もあり、奥に行けば廃村蹟のような場所もあります。
自然が豊かな環境をうろうろするのが大好きな私は、ゲームの中でも散歩気分を楽しんでいます。
岩をよじ登ったり細い道を抜けたりすると、思いがけない光景に出会えるのも一興です。
肉を焼くのが楽しい!
モンハンといえばこれ!な、肉焼きシステム。モンハンを知らない私も、このシステムだけは知っていました。モンスターから生肉を採取すると、手持ちの肉焼き機で肉を焼けます。焼いた肉は主人公の体力回復アイテムになりますが、焼き加減によって回復度に差が出る仕組みです。
ご機嫌に肉を焼く主人公ですが、焼き上がるタイミングを見極めるのはプレイヤーの仕事。火から離すタイミングが早すぎて生焼けにならないよう、遅すぎて焦げ付かないよう、最新の注意を払い……ここだ!というタイミングでボタンを押します。
残念、生焼き肉になってしまいました。回復アイテムの用意にミニゲーム要素が含まれているのも、モンハンの楽しい演出です。
キャラメイキングが楽しい!
モンスターハンターライズでは、とても細かいキャラメイキングができます。髪型や輪郭はもちろん、顎の細さや頬骨の位置まで決められるため、自分に似た主人公を作ることも不可能ではありません。
こだわろうと思えばどこまでもこだわれてしまうため、キャラメイキングに時間を割いてしまう人も多いのではないでしょうか。ちなみに私のキャラメイキングは、息子2人の餌食になりました。
名前はトラさんです。赤い口紅と見かけからは想像できないかわいい声がチャームポイントです。
武器を変えるとまったく違ったゲームになる
モンハンのやり込み要素のひとつが、武器です。大剣や弓など、全部で14種類の武器の中から1種類を選んで冒険に出かけます。
どの武器が合うかは人それぞれで、クエスト内容によって武器を持ち替えたり飽きたから違う武器を楽しんだりといったことも可能です。
武器を変えると、それまでとはまったく違った戦い方が楽しめます。私は双剣を振り回して近距離で戦うのが好きですが、弓に持ち替えて離れたところから安全に戦うこともあります。どの武器が自分との相性が良いのか、相性の悪い武器をどう有利に使うのか、見定めるのもモンハンの楽しみ方です。
モンスターハンターライズを子供にやらせても大丈夫?
モンスターハンターライズはCEROレートC、15歳以上を推奨しています。ゲーム内で残酷な描写といえば、倒したモンスターから素材を剥ぎ取るシーンが挙げられます。しかし剥取りシーンはグロテスクではなく、モンスターが横たわっているだけです。
ゲーム内では性的な描写もなく、登場人物の肌の露出も多くありません。
特に不安要素はないため、わが家では小学校3年生の息子にも時間以外の制限をかけることなく、やらせています。うまく操作ができずヒステリーを起こすことはあるものの、楽しんでいるようです。子供からすると少し難易度が高いかもしれませんが、ゲームが好きな子に与えてあげれば、楽しめると思います。
狩猟に新風を巻き起こす、縦横無尽に躍動するアクション。思いのままに翔けあがれる、新たなハンティングフィールド。そして、未知の興奮や驚きをもたらす、全く新しいモンスターたち。災禍「百竜夜行」に挑む「カムラの里」を舞台に、かつてない狩猟体験が、ハンターたちを待っている!
『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』との連動要素も! モンスターハンターの世界を冒険するRPG『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』(2021年夏発売予定)との連動要素も用意。今後の続報を待て!
※インターネットに接続して遠くのプレイヤーと協力プレイを行う場合は、Nintendo…
まとめ
モンハンはアクションRPGですが、普通のRPGのようにストーリー性があるわけではありません。ざっくりとした主軸はあるものの、基本、武器を振り回してフィールドを走り回っていたら200時間経過していた……という感覚の自由度の高いゲームです。そのためストレスも少なく、仕事の空き時間や寝る前のお楽しみタイムにぴったりだと思います。モンハンをプレイしたことない方も、モンスターハンターライズから始めてみてはいかがでしょうか。