【◯年待ちの誘惑】約27年待ちのコロッケを予約してみた♪ お取り寄せグルメの入手困難品ってホントにあるの?

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今回は「約27年待ち」という、お取り寄せグルメの中でも、かなり入手困難な「コロッケ」についてご紹介します。◯年待ちコロッケとして話題になり、テレビなどにも取り上げられた旭屋の「神戸ビーフコロッケ極み」です。実は、待ち年数が長くなりすぎて、一度販売中止になっています。消費者の声に押されて販売が再開されたものの、今や約27年待ちという、お取り寄せグルメ界の入手困難王に輝きそうな入手困難ぶりです。「コロッケが届く頃には、幼稚園児の娘もアラサーか」と遠い目になりながらも、この極みコロッケを予約してみました。

約27年待ちコロッケとは?

コロナ禍も影響して、お取り寄せグルメは大人気です。人気過ぎて「◯カ月待ち」という商品も少なくありません。

入手困難であればあるほど「それだけ人気なんだ…おいしいに決まっている」と、「欲しいメーター」がガンと跳ね上がるのは私だけでしょうか。いえ、行列があると並びたくなるバンドワゴン効果というのもあるそうですし、きっとそういう人は多いのではないかと思います。

とはいえ、5年待ちを超えてくると、さすがになかなか手が出せません。

今までに私が見たお取り寄せグルメの最高待ち年数は、元競輪選手の多以良泉己(たいらみずき)さんがつくる「北鎌倉 天使のパン・ケーキ Gateau d’ange(ガトー・ダンジュ)」で「少なくとも17年以上」という表記でした。ちなみに、ビビってまだ注文できていません。

精肉店・旭屋の「神戸牛ビーフコロッケ 極み」

これを超えてくるツワモノはいないと思っていたのですが、いました!それが27年待ちコロッケです。

お取り寄せグルメの「入手困難王」である約27年待ちコロッケとは、大正15年創立の精肉店・旭屋さんがつくっている「神戸牛ビーフコロッケ 極み」とのこと。A5等級かつ3歳雌牛の神戸ビーフのみをサイコロ状にごろっと切って使っているとくれば、自然に喉が鳴ります。おいしそう!

大正15年創立の精肉店・旭屋さんがつくっている神戸牛ビーフコロッケ

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さらに、コロッケに使用するじゃがいもは、砂糖を使わなくても甘みがある「レッドアンデス」、信頼できる地元の契約農家が育てたものを使っているそうです。毎日つくりたてを揚げずに「生」のまま急速冷凍しているので、家で揚げてできたてアツアツを食べることができます。

なぜ約27年待ちかといえば、特選の神戸牛には数に限りがあるため、1日200個限定の販売となってしまうためだそうです。1日200個といえばかなりの数だと思いますが、それでも足りずに約27年待ちになってしまうほど、食べたいという人がいるなんてすごいことだと思います。

あー、食べたい気持ちが最高潮です!今すぐに申し込んでも食べられるのは約27年後ですが…。

5個入りで2700円

実は、この「極みコロッケ」がまだ7年待ちの頃に一度、欲しいなと思ったことがあります。が、「もう少し待ちが短くなったら買おう」と思っているうちに、あれよあれよと待ち年数が増えて一度は販売中止になり、無念の涙を飲みました。あのときに思い切って申し込んでおけば、今頃とっくに食べられていたのに、と思い切りの悪い自分を後悔してもはじまりません。

13~14年待ちとなって「さすがにこれ以上お待たせできない」と販売中止にしたものの、販売再開を望む声のために販売を再開したという旭屋さんの心意気に応えるときは今です。さあ、今こそ覚悟を決めてポチるとき!

カートに入れて、発注ボタンを押しました

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商品発送の前に必ず電話で確認

ドキドキしながらカートに入れて、発注ボタンを押しました。お値段は、5個入りで税込み2,700円です。神戸ビーフだけあって、コロッケにしてはお高めですね。そして待ちの期間が長いということで、原価の高騰や消費税の変更などで、価格や送料が変更になるかもしれない旨が注意書きとして入っています。

待たなければいけない27年間の注意事項が記載されています

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また、支払い方法は代金引換のみで、お届けの前に必ず、電話で発送の確認があるそうです。そうですよね、27年もあったら何があるかわかりません。カード決済などで先払いしていると、トラブルのもとになりそうです。

商品は「2049年2月の出荷予定」

注文をするとすぐに自動送信のメールが届き、その約2時間後にもう一度発送予定日を知らせてくれる丁寧なメールが届きました。

そのメールによると、商品は「2049年2月の出荷予定」!

幼稚園児の娘も「アラサー」に…

2049年、27年と数カ月後というわけですね。あらためて言われるとものすごいインパクトです。もはやカレンダーを見て「予定は大丈夫かな」と確認する気も起きません。そもそも2049年のカレンダーを持っていませんが…。

今、幼稚園児の娘もその頃にはアラサー、しかも30を越えているほうのアラサーになっています。え、夫はもしかして余裕で定年後でしょうか。今はコロッケが好きな夫ですが、果たして2049年にも揚げ物を好んでいるかは未知数です。

このコロッケが我が家に届くまでには、おそらく引っ越しやら、病気やら、親の介護やら、娘の反抗期やら受験やら結婚やら、いろいろなことが起こることでしょう。たとえ離れて住んでいても「例のコロッケが届いたから食べにいらっしゃい」「え、まさか私が幼稚園児のときに頼んだっていうコロッケ!?」などと会話ができるような未来でありますようにと思わずにはいられません。

まとめ

7年待ちだったコロッケが約27年待ちになっていると知って、「なにそれ、味的にもネタ的にもおいしそう!」とウキウキしながら注文することを決めました。ですが、商品が届くのが2049年というあまりのスケール感に、27年後の幸せな未来を祈るような不思議と静粛な気持ちに…。タイムカプセルを送り出すような気持ちで、2049年の2月を楽しみに待ちたいと思います。

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