レコードプレーヤーのセットアップは、ターンテーブルを取り付け、カートリッジを装着して、ウエイトでアームの水平バランスを取って…と、一見煩雑に思えるが、実際は説明書どおりに進めれば簡単。安心して始めてみよう。

水平な場所に置いて、一つずつ順に進めていこう

では、レコードプレーヤーのセットアップの流れを見ていこう。ここでは、ティアックのTN-400BTを例にする。

最初の作業は、ターンテーブル(プラッター)の取り付けだ。それなりに重量感があるので、扱いに注意しよう。

次に、ベルトをモータープーリーに引っ掛けて(①)、フェルトマットをターンテーブルに乗せる。なお、ここでは、プレーヤーの水平出しも重要。本体が傾いていては、正確な動作ができないからだ。水準器を使って気泡が中心にくるように調整しよう。

ベルトをモータープーリーに引っ掛ける

画像1: 【レコードプレーヤー入門】セッティングから再生方法までわかりやすくレポート

ターンテーブルの内側に巻き付けてあるベルトを引き出して、プーリーに引っ掛ける。

続いて、カートリッジが装着されたヘッドシェルをトーンアームに取り付ける(②)。

アームにヘッドシェルを取り付ける

画像2: 【レコードプレーヤー入門】セッティングから再生方法までわかりやすくレポート

右手でナットを回しながら、トーンアームの先端に、付属のヘッドシェルを取り付け。

そして、カウンターウエイトを取り付け、ウエイトを回してアームの水平バランスを取ろう。バランスが取れたら、針圧調整リングを「0」に合わせる。

そして、ウエイトを回して適正針圧の目盛りにセット。このモデルの付属カートリッジは「2.0グラム」なので、目盛りを「2」に合わせた(③)。

針圧調整用リングの目盛りを合わせる

画像3: 【レコードプレーヤー入門】セッティングから再生方法までわかりやすくレポート

アームの水平バランスを取ったら、使うカートリッジに合わせて、針圧を合わせる。

最後に、アンチスケートの調整。これは、再生時にアームを内側に引き込もうという物理的な力がかかるのをキャンセルする機構で、この目盛りも「2.0」に合わせた。

あとは、プレーヤーとアンプを付属のケーブルでつないで(アース端子の接続も忘れずに)、電源ケーブルを接続すれば準備OKだ。

それでは、レコードを再生してみよう。

まず、盤面を指で触らないよう外周部を持ちながら、ターンテーブルに乗せる。

次に、レコードに合わせて回転数を設定(④)。そして、もう一つの回転つまみを「START」に合わせると、ターンテーブルが回転を始める。なお、レコード盤は静電気などでホコリがつきやすいので、再生する前に、クリーナーで優しく掃除しておこう。

レコードに合わせて回転数をセット

画像4: 【レコードプレーヤー入門】セッティングから再生方法までわかりやすくレポート

再生するレコードに合わせて、回転数を合わせる。本機(ティアック・TN-400BT)では「33」「45」「78」から選べる。

いよいよ、針を盤に落とす。本機ではアームリフターが付いているので、リフターを上げた状態で、1曲めの溝部分(再生したい位置)にカートリッジを移動して(⑤)、リフターをおろせばいい。

針を盤に落として再生を開始する

画像5: 【レコードプレーヤー入門】セッティングから再生方法までわかりやすくレポート

アームリフター付きなら、再生位置まで針を移動して、リフターをおろす。

煩雑に思えるが、実際は説明書どおりに進めれば簡単。安心して始めてみよう。

■解説/林正儀 (AV評論家)

[別記事:【MM型orMC型】レコード再生まずはここから!カートリッジおすすめモデル4選→

画像: この記事は『大人のオーディオ大百科2021』(マキノ出版)に掲載されています。 www.amazon.co.jp

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