ローランドは、デジタル管楽器「Aerophone(エアロフォン)」シリーズの新モデルとして「Aerophone AE-20」を発売した。このモデルは、「Aerophone」シリーズ最上位モデルとなる「Aerophone Pro」と同等のハイクオリティな音とセンサーと搭載しているのが特徴で、内蔵する265種類の多彩な音色により、幅広いジャンルやスタイルの演奏を楽しむことができる。
ローランド
Aerophone AE-20
●実売価格:10万7800円程度
いつでもどこでも気軽に演奏を楽しめるデジタル管楽器
ローランドは、デジタル管楽器のAerophone(エアロフォン)シリーズの新モデルとして、本格的なサウンドと演奏表現力、アプリとの連係によるレッスン機能を備えた「Aerophone AE-20」を発売した。
「Aerophone」は、2016年に誕生したデジタル管楽器で、ヘッドホンを接続して演奏ができるため、周囲を気にすることなく練習をすることができる。軽量で電池駆動にも対応しているから、どこに持ち運んでも演奏を楽しめる。また、息を吹き込む強さへの反応感度の調節も可能なので、肺活量に自信のない人でも、演奏することが可能だ。1台で管弦楽器や民族楽器、シンセサイザーなど多彩な音色で演奏できるうえアプリとの連係もできるから、幅広く楽しめる。「Aerophoneシリーズ」は、エントリーモデルからプロ仕様のモデルまで、4機種をラインアップする。
「Aerophone AE-20」は、最上位モデル「Aerophone Pro」と同等の高品位な音源とセンサーを搭載しており、さまざまな楽器のサウンドから、ライブ・ステージでも活躍する本格的なシンセサイザーのサウンドまで、265種類の多彩な音色を内蔵。幅広いジャンルやスタイルで演奏を楽しむことができる。
また、独自設計による高精度のブレス/バイト・センサーの採用により、管楽器ならではの繊細な音色もすべて表現してくれる。さらに、操作性や拡張性などが強化されたほか、スマートフォンやタブレットで使える専用のレッスン・アプリも用意。初心者でも、基礎から演奏の技術を楽しく学べる。
主な特徴
管楽器ならではの表現力で、多彩な楽器のサウンドを楽しめる
「Aerophone AE-20」は、265種類の音色を内蔵。管楽器演奏家からの意見を取り入れながら作られた音色により、リアルで生々しい音色を実現している。また、バイオリンなどの弦楽器、尺八や二胡など民族楽器の表現力豊かなサウンドのほか、多彩な楽器の音色も用意されている。さらに、ライブ・ステージや楽曲制作にも活躍する、同社最新の「ZEN-Coreシンセシス・システム」によるシンセサイザーの音色も搭載。サックスの深みのある豊かな表現から、フュージョンなどで使われるシンセサイザーの速いフレーズまで、吹奏楽器ならではの表現を実現している。
リード構造をともなった「Aerophone」のマウスピース内部には、マウスピースのリードを噛んでビブラートやピッチの調整を可能にするバイト・センサー、吹き込む息の強さで音量や音色を変化させるブレス・センサーが搭載されている。シリーズ最上位モデル「Aerophone Pro」と同等の高感度センサーを採用しているため、繊細で豊かな表現を可能にしている。
高感度センサー搭載のマウスピース部分
初心者でも楽しく基礎から学べるアプリ「Aerophone Lesson」
本製品は、Bluetoothでスマートフォンやタブレットと接続することが可能。好きな音楽を再生しながら一緒に演奏する、アンサンブル演奏も楽しめる。また、アプリ「Aerophone Lesson」(iOS/Android対応)では、基本的な楽器の構え方などを教えてくれる解説動画のほか、スケール練習や練習曲に気軽にチャレンジできるコンテンツを用意。初心者でも楽しく演奏を始めることができるうえ、上達をサポートしてくれる。
こだわりの音色作りや、「Roland Cloud」から追加音色のダウンロードも可能
「Aerophone AE-20」は、中上級者向けに、細部にもこだわって自分好みの音作りができるアプリ「Aerophone Pro Editor」(iOS/Android対応)も用意されている。音楽制作用の高品位なシンセサイザー音源やソフトウェアを提供する、クラウド・ベースのプラットフォーム「Roland Cloud」との連係にも対応。管楽器のエキスパートが制作した追加音色を「Roland Cloud」からダウンロードしたり、アプリ「Zenbeats」や「Zentracker」を使った音楽制作にも活用することが可能だ。
※価格は記事作成当時のものです。