【iPad miniの使い方】初期設定と基本操作(タッチ操作やジェスチャー操作)を覚えよう

iPhone

iPad miniを購入したらまず初期設定を行おう。iPhoneを使っていて同じアカウントと設定で使いたいのなら、iPhoneを近くに置くだけで簡単に設定ができる。それ以外の場合はWi-Fiにつながる場所で行おう。設定が終わったら、タッチ操作や便利なジャスチャー操作を覚えていこう。

※本記事はiPad OS 15.2を搭載したiPad mini(第6世代)での操作手順を紹介しています。他の機種やOSのバージョンによっては、動作や画面表示が異なることがあります。

iPad miniの初期設定をしよう

iPad miniを購入したら、まずは電源をオンにして、Wi-Fiにつながる場所で初期設定を行おう。iPhoneを使っていたり、すでにApple IDを持っている人はスムーズに行える。

電源をオンにして、iPad miniを起動する

右上のトップボタンを長押しして、iPad miniを起動すると、この画面が表示される。上方向にスワイプする。

言語と地域を設定する

まず、言語を選択する画面が表示されるので「日本語」をタップ。

続いて、国または地域を選択する画面が表示される。「日本」をタップしよう。

設定方法を選ぶ

iPhoneを持っていない場合や、iPhoneとは異なる設定で使いたい場合は「手動で設定」をタップ。

iPhoneを使っていて、同じアカウントと設定で使いたいのなら、iPhoneを近くに置くだけで簡単に設定ができる。iPhoneにこの画面が表示されたら「続ける」をタップしよう

設定を確認して、続ける

文字入力と音声入力の言語を設定する画面が表示。内容を確認して、「続ける」をタップしよう。

Wi-Fiに接続する

利用するWi-Fiネットワークを選択して、次の画面でパスワードを入力する。

「データとプライバシー」を読む

「データとプライバシー」という画面が表示される。目を通してから「続ける」をタップ。

Touch IDとパスコードを登録する

ロック解除のために指紋を登録する画面に進む。「続ける」をタップして、案内に従って登録しよう。「Touch IDをあとで設定」をタップしてもいい。

続いて、6桁の数字のパスコードを設定する画面が表示される。「パスコードオプション」をタップすると、より安全なパスコードにしたり、素早く入力できる4桁にしたりもできる。

アプリとデータの転送方法を選ぶ

パソコンやスマートフォンなど、ほかの機器からアプリやデータを移したい場合は、転送する方法を選択して、案内に従って転送しよう。転送せずに、イチから使い始める場合は「Appとデータを転送しない」をタップする。

Apple IDを入力する

Apple IDを持っている人はそれを入力して、次の画面でパスワードを入力。Apple IDを持っていない場合は「パスワードをお忘れかApple IDをお持ちでない場合」をタップすると、Apple IDを取得できる画面に進む。

同じApple IDを登録しているiPhoneに確認画面が表示されるので、「許可する」をタップして、表示される確認コードをiPad miniの画面に入力する。

利用規約に同意

「利用規約」の画面が表示されるので、目を通して「同意する」をタップ。続いて「Siriと音声入力の改善」などの画面が表示されるが、すぐに決められない場合は「今はしない」をタップしてもかまわない。

ホーム画面が表示されて、iPad miniを使い始められる

初期設定が終わるとホーム画面が表示されて、iPad miniを使い始められる。

各部位の名称と役目を覚えよう

カメラ
12Mピクセルのカメラで、4Kビデオも撮影可能。マイクとフラッシュも備えている。

音量調節ボタン
左のボタンを押すと音量を小さく、右のボタンを押すと大きくできる。どちらかのボタンとトップボタンを同時に長押しして、画面に表示される「スライドで電源オフ」をなぞると電源をオフにできる。

トップボタン/Touch IDセンサー
長押しで電源をオン、軽く押して画面のオン・オフができる。指紋センサーとしても用いる。

Facetime HDカメラ
12Mピクセルのカメラで、セルフィーやビデオ通話に用いる。

ステレオスピーカー
本体の上下それぞれに2つのスピーカーが搭載されている。

USB-Cコネクタ
充電やパソコンと接続するためのUSBケーブルを装着する。iPhoneのLightningコネクタとは形状が異なる。同梱のUSBケーブルと充電器を使用しよう。

磁気コネクタ
Apple Pencil(別売)をマグネットで取り付けられ、充電できる。

nanoSIMトレイ
Wi-Fi+Cellularモデルのみ、nanoSIMを装着できるスロットがある。同梱のピンを使って開ける。

タッチ操作を使い分けよう

タップ

指先で軽くコンと1回たたく操作。アプリを起動したり、メニューから項目を選択したりするときに使う。

ダブルタップ

コンコンと2回続けてたたく操作。「写真」アプリで見る写真を拡大・縮小したり、「マップ」アプリで表示する地図を拡大したりできる。

長押し(ロングタップ)

1〜2秒ほど押し続ける操作。ホーム画面で何もない箇所を長押しすると、編集できる画面に切り替わる。アイコンやウィジェットを長押しすると、そこから行える操作のメニューが表示される。

スワイプ/フリック

画面に指先を当てたまま動かす操作。隠れている画面を引き出したり、ウェブページをスクロールしたりするときに用いる。本のページを素早くめくるように軽快になぞる操作は「フリック」とも呼ぶ。

ドラッグ

アイコンや画像のサムネイルなどを押したまま、それを移動させる操作。ホーム画面ではアイコンを移動させたり、アイコンを重ねてフォルダーを作ったりできる。描画や書類作成、動画編集などのアプリでも用いる。

ピンチアウト/ピンチイン

画面に2本の指を当てて、その間隔を広げる操作を「ピンチアウト」、狭める操作を「ピンチイン」という。写真や地図、パソコン版のウェブページなどの拡大・縮小に用いる。

iPad miniの画面構成を知ろう

ホーム画面
iPad miniの入り口となる画面。ロックを解除すると最初に表示される。アプリが増えるとホーム画面が追加される。左右にスワイプすると切り替えられる。

通知センター
どの画面を表示していても、左上から下方向にスワイプすると表示できる。通知の一覧が表示され、タップすると、該当するアプリが起動して確認できる。「×」をタップすると通知を削除できる。

コントロールセンター
どの画面を表示していても、右上から下方向にスワイプすると表示できる。よく使う機能のオン・オフ、音量や画面の明るさの調整などができる。

今日の表示
ホーム画面を右方向にスワイプすると、「今日の表示」という画面が表示され、天気や電池残量などを確認できる。表示させる項目は選択できる。

Dock
よく使うアプリのアイコンを常時表示でき、最近使ったアプリ、「App ライブラリ」にアクセスできるアイコンも表示される。

Appライブラリ
インストールしてあるすべてのアプリが自動で分類されて、ここに収まる。ホーム画面を左方向にスワイプして、いちばん右にある。ホーム画面上のアプリのアイコンを削除しても、アンインストールしない限りは、ここから起動できる。

App ライブラリのフォルダーの中で、アイコンが小さく表示される箇所をタップすると、フォルダーが展開する。

覚えておきたいジェスチャー操作

ホーム画面に戻る

どの画面を表示させていても、画面の下端から上方向にフリックすると、ホーム画面に戻せる。

検索画面を表示

ホーム画面の中央あたりを下方向にスワイプすると、検索画面が現れる。ブラウザー、マップ、カレンダーなど、あらゆるアプリを横断して検索できる。インストールしたはずのアプリや、保存したはずのファイルが見当たらない場合などに重宝する。

クイックメモを起動

画面の右下端から上方向にスワイプすると「クイックメモ」が起動。覚えておきたいことや思いついたことをすぐに記録できる。

起動中のアプリを切り替える

画面中央下からスワイプした指を、画面中央あたりで離すと、起動中のアプリのサムネイルが表示。目的のアプリをタップすると切り替えられる。サムネイルを上方向にフリックすると、そのアプリが終了する。

Dockを表示

ホーム画面以外ではDockは表示されない。しかし、どのアプリを使っているときでも、画面下端から1〜2センチほど上方向にスワイプすると、Dockが表示される。下になぞると非表示にできる。

Siriを起動する

トップボタン(本体右上のボタン)を長押しすると、Siriが起動する。

知りたいことを話すと、結果が音声と画面表示で通知される。

使い始める前に設定しておきたいこと

外観モード

画面の背景色を黒にして、白い文字を表示する「ダークモード」にも切り替えられる。おすすめは夜間だけダークモードになる「自動」だが、常時または指定した時間にダークモードにすることも可能。「設定」→「画面表示と明るさ」で設定を変更できる。

バッテリー残量表示

「設定」→「バッテリー」に進むと、画面の右上に表示されるバッテリー残量の%表示のオン・オフを設定できる。

自動ロック

「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」で、操作しない場合に自動で消灯するまでの時間を設定できる。また、カバーをつけて使う場合は、カバーを閉じると自動で消灯する設定が可能。Apple純正ではないサードパーティー製のカバーでも対応するものが多い。

iPadを探す

「設定」→Apple ID(自分の名前)→「探す」に進んで、「iPadを探す」がオンになっていることを確認しよう。「最後の位置情報を送信」をオンにしておくと、電池残量が少ない場合に紛失しても見つかりやすくなる。

Apple Pencilの初期設定をしよう

充電する

Apple Pencilには第1世代と第2世代があり、iPad mini (第6世代)は第2世代が対応。iPad miniの右側面、磁気コネクタがある部分にApple Pencilをくっつけると充電できる。初めて充電する際は、Apple Pencilの使い方のガイドも表示される。

初期設定を行う

(1)ペンの側面をダブルタップした場合の動作を設定できる。

(2)Apple Pencilのみで描画できるようにして、絵を描く際に指で画面をスクロールしたりできるようにする。

(3)検索欄などに手書きで文字を入力できるようにする。

(4)Apple Pencilを用いたショートカットを設定できる。

※機能・アプリの内容は記事作成時のものです。

※この記事は『iPad mini最強の仕事術&遊び術』(マキノ出版)に掲載されています。

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