アイロボット・ジャパンは、ロボット掃除機の新製品として「ルンバ j7+」「ルンバ j7」を発売した。本製品は、PrescisionVisionナビゲーションを搭載しているのが最大の特徴で、ルンバシリーズとしては初となる本体前面に搭載したカメラによって目の前にある障害物を認識して回避しながら掃除をする。
アイロボットジャパン
ルンバ j7+/j7
●価格:j7+=12万9800円、j7=9万9800円
ルンバ史上最高の賢さを誇る、ユーザー参加型のAIロボット掃除機
アイロボットジャパンは、ロボット掃除機の新製品として「ルンバ j7+」「ルンバ j7」を発売した。
「ルンバ j7+」「ルンバ j7」は、ルンバ史上最高の賢さを誇るモデルで、アップデートされた「iRobot Genius」により、特定の部屋や家具を記憶するから、効率的な掃除を可能としている。また、使う人の清掃パターンや生活習慣を学習するので、ユーザーに合った清掃スケジュールを提案してくれるようになる。
コードやペットの排泄物などの障害物を識別して回避する 「PrecisionVision ナビゲーション」
「ルンバ j7+」と「ルンバ j7」は、ルンバ初となるロボット前面に搭載されたカメラにより、リアルタイムに目の前の障害物に反応し、特定の障害物を識別して回避することができる。現時点で回避できる障害物は、ケーブル類 (ヘッドホンのコード、電源ケーブル)、ペットの排泄物(固形物)、靴(スリッパ)、靴下、充電ステーション(「ルンバ j7+」「ルンバ j7」)で、今後対応する渉障害物は順次増えていく。
PrecisionVision ナビゲーションにより、散らかったままの部屋でも障害物を認識すると、回避しながら確実に清掃してくれる。回避した未清掃エリアについては、それを知らせる機能が搭載されているので掃除残しを防ぐことも可能だ。また、従来の機種では難しかった細い家具の脚なども検知するので、その場合は優しく接触しながら清掃をしてくれる(サイトタッチ機能)。
ルンバ史上初のユーザー参加型 AI ロボット
清掃中に障害物が見つかると、清掃終了後にアプリ上にその画像が表示され、これらの障害物に今後どのように対処すべきかを、アイロボットが管理するクラウド上にユーザーが任意でフィードバックすることができる。世界中の使用情報が収集されることでデータが構築され、回避できる障害物が増えていくことになる。
アップデートされた「iRobot Genius」
アップデートされた「iRobot Genius」は、ユーザーの清掃方法を細かく学習し便利な機能を提供してくれる。アプリを通して特定の場所を掃除したり、進入禁止場所を設定できるのはもちろん、清掃にかかる時間を事前に知らせてくれたり、携帯電話の位置情報を応用して"外出したらルンバが清掃を開始する"機能などが新しく搭載されている。
また、吸引モーターを起動せずに部屋から部屋へ静かに移動する「クワイエット走行」や、ルンバを買い替えても間取りを記憶したマップを引き続き使用できる「マップコピー」なども追加され、ユーザーのライフスタイルに寄り添った便利な機能が順次追加される。
ルンバ初となる横長タイプのクリーンベースとそのディテールにこだわったデザイン
「ルンバ j7+」に搭載されているクリーンベース(ゴミ収集機)は、従来モデルの縦長タイプから、横長タイプへと一新された。これによりテーブルなどの下にもスッキリ収まるから、置き場所を選ばない。
クリーンベースのゴミパックは最大で60日間分のゴミを溜めておくことができるが、いざ紙パックの交換が必要となった時でも慌てなくても済むように、予備の紙パックを入れておくスペースも確保している。
ペットオーナーあんしん保証
清掃中にペットの排泄物を吸い込んでしまった場合、メーカー保証期間内 1 回に限り、無償で
修理・交換等のサポートしてくれる。「ルンバ j7+」「ルンバ j7」のみが対象。
※iRobot Home アプリに接続した後に、「ルンバ j7+」「ルンバ j7」を使用していることが条件。排泄物は犬または猫の固形の糞のみ(毛玉や吐しゃ物、液体は対象外)。
※価格は記事作成当時のものです。