【レビュー】4億個のマイクロバブルが発生するシャワーヘッド「MiniBle i(ミニブル アイ)」を自宅で使ってみた!

レビュー

今回、uDesign(台湾)から発売される「MiniBle i」という、4億個のマイクロバブルが発生するシャワーヘッド製品を試す機会を得たので、実際の使い心地をお伝えできればと思う。

「MiniBle i」とは

「MiniBle i」は、台湾を拠点に新技術の研究を行ってきた「HerherS(ハーハーズ)」が開発したマイクロバブルの関連商品になる。2018年第一弾となるにマイクロバブル発生器「MiniBle」を発売して以来、これまで台湾では3万世帯に設置されるほど普及している製品で、今回、新たに開発された「MiniBle i」は、「MiniBle」使用者からの声を元に開発された製品。「MiniBle i」は、一般的な家庭用のシャワーヘッドと取り替えるだけで、節水、浄水、美容に効果があるとされる理想のアイテムだ。

写真提供:uDesign

「MiniBle i」の特徴

「MiniBle i」は、マイクロバブルを1ccあたり4億個発生させることが可能なシャワーヘッドで、イオンを持ったバブルが毛穴の汚れを吸着し、余分な皮脂や角質を取り除きながら、肌に潤いをもたらしてくれるという製品だ。また、髪の絡まりや静電気の発生を抑制し、指通りの良い髪質を取り戻せるとしている。さらに、5024mm²の広い散水面積を持ち、身体の隅々まで丁寧に洗浄することが可能となっている。

使用イメージ。写真提供:uDesign

「清潔さ」にもこだわった「MiniBle i」は、SGSの認証を取得済みで、浄水効果もあり、水道水の塩素除去効果は、99.9%にもなる。水道水の残留塩素を徹底的に除去することで、雑菌の繁殖を食い止め、湿気の多い浴室でもカビ臭の発生を抑える効果があるのだとか。本体は、分解可能だから、メンテナンスも簡単に行える。「MiniBle i」の塩素除去ハンドルは、3層のステンレス製フィルターで、水中の不純物を一層づつ濾過する仕様になっており、フィルターが汚れてきたら、分解して手軽に掃除することができる。

三層のステンレス製のフィルタ0と塩素除去剤の入ったハンドル部分。写真提供:uDesign

「MiniBle i」に付け替えれば、一般的なシャワーヘッドに比べて、最大で37%もの節水率を達成しており、年間約1万950L、ペットボトル(500ⅿl)にして2万1900本にも相当する水を節水することが可能になるらしい。

イメージ。(写真提供:uDesign)

マイクロバブルとは

マイクロバブルとは、マイクロ(極小な、微小な)、バブル(泡)のことで、おおざっぱに言うと極めて小さな泡のことになり、泡のサイズは毛穴よりも小さいとされている。この泡のようになった水が、身体の毛穴に入り込むことで、毛穴に入り込んだ余分な皮脂汚れや古い角質を取り除いてくれるらしいのだ。

届いた製品を開封!

自宅に届いた製品を早速開けてみると、思った以上に大きなヘッド部分にとてもインパクトを感じた。また、目に入ってくるのは、ヘッドの散水口(穴)がとても細かいこと。一般的なシャワーヘッドの散水口と比べると、その穴の大きさは明らかで、とても小さい、というよりか極小だ。ヘッドとハンドル部分は分解ができるようになっており、掃除なども手軽にできそうな構造になっていた。ハンドル部分には、ビーズ上の塩素除去剤が入っており、さらに、シャワーヘッドに水が送り込まれる前に網状のフィルターが1枚と、そこを通り抜けた水は、塩素除去剤の入った柄の部分を通り抜け、さらに3枚の網状のフィルターを通して水が散水される仕組みになっている。

コンパクトなパッケージング。

内容物について

パッケージの中味は、シャワーヘッド、塩素除去ハンドル、ステンレスフィルター3個、節水フィルター1個、取り付けネジが「MYM用」「KVK用」「東京ガス・INAX用」「TOTO用」の4つが付属する。それぞれのパーツを組み込んで、もともと取り付けてある一般的なシャワーヘッドを取り外し、使用するシャワーに適合する取り付けネジを組み込み、「MiniBle i」を取り付けるという流れで、使用準備が整う。

中味は、シャワーヘッドの他、塩素除去剤が入ったハンドル、取り付けネジ、ステンレスフィルターなど。

取り付けはとても簡単!

箱から取り出して、実際に取り付けてみた。取り付け自体はとても簡単で、元々付いていたシャワーヘッドを取り外して、「MiniBle i」を取り付けるだけだ。元々付いていたシャワーヘッドのメーカーを確認したうえで、対応するネジをセレクトし、ホース側に取り付けたら、その上に「MiniBle i」とセットするだけだから、専用の工具を使うことなく、取り替え作業が行える。

取り付けは、いたって簡単。専用工具も必要ないので、手軽に付け替えができる。

実際に使用してみる

準備が整ったので、早速、蛇口をひねって、散水を試みると、"キュキュッ"という音と共に、水が出始めるのだが、出てくるシャワー水が、とても細かい。「これが、マイクロバブルなのか」と初めて見るマイクロバブルに期待感を持ちながら、早速、散水される水に手をかざしてみた。

想像以上に柔らかい水に感じられる

シャワーヘッドから散水される水は、とても細かく、肌への辺りは、想像以上に柔らかい。一般的なシャワーヘッドでは、重たい水が体に当たる、といった感じのところ、「MiniBle i」では、優しくタッチされるようなそんなシャワー水がとても心地よい。散水口の穴のサイズが明らかに違うのだから、散水される水の細かさも違うことは容易に想像はできていたとはいえ、ここまで柔らかくなるとは、正直想像していなかった。

写真左が「MiniBle i」で、写真右が、これまで取り付けていたシャワーヘッド。明らかに散水口の穴の大きさが違うことがわかる。

散水される水が"柔らかい"という表現だと、水圧が弱いようなイメージを抱いてしまうかもしれないが、実際に顔に当てたり、頭皮に当てたりすると、水圧の強さを実感することができる。特に頭皮、顔面、など、敏感に水圧の感触を捉えることができる部位に散水してみるとよくわかる。

写真左は「MiniBle i」の散水状態、写真右は一般的なサワーヘッドの散水状態、シャワーヘッドから離れるほどに、水の線が細かくなるのが分かる。

もう一つ、使い始めてすぐに感じられたのが、洗髪後の散水だ。シャンプーをした後の散水では、一般的なシャワーヘッドだと、髪の毛に手が絡み、"ガサガサ"といった感じで、手の通りが悪く感じられていたのに対し、「MiniBle i」では、その現象が少なからず減った印象を受けた。恐らく、マイクロバブル効果だと思われるが、シャンプーだけの洗髪にもかかわらず、指が髪の毛に絡みにくく、すんなり洗剤を洗い流すことができたのは、とても気持ちが良かった。大げさに言うと、髪の毛が少なくなった?ような、手ごたえの無い感じが、いささか不安にも思える程だったが、実は、この感じが、髪の毛にはとても優しいかもしれないと、妙に納得してしまった。

頭皮以外にも

頭皮以外にも、顔面マッサージにも効果がありそうな印象を受けた。これは、洗髪後に、画面にシャワーヘッドを向けて散水をし続けてみたところ、思いのほか顔のツボに当たっているのか、血行が良くなってくるような、"ジワジワッ"と顔全体が内側から暖かくなってきたのだ。一般的なシャワーヘッドでは、水圧が強すぎて痛いと感じるところ、「MiniBle i」ではマイクロバブルによって柔らかくなった散水のお陰で、顔面をマッサージをされているかのような体感ができたのだ(実際に顔面マッサージを受けたことはないのだが)。

使用後の印象

頭皮、顔面、身体と一通り使用してみて感じたことは、とにかく散水される水(お湯)が柔らかいことだ。これは、シャワーヘッドから少し離して使用した場合でも、近くの場合でも、大きくは変わらないのが凄いと感じた。一般的なシャワーヘッドは、散水口に近づけは近づくほど、水圧が強くなるはずなのだが、「MiniBle i」は、シャワーヘッドに近づいている状態でも、散水される水の圧力がとても柔らかく感じた。

これが、シャワーヘッドから離れると、一般的なシャワーヘッドは、水圧が弱くなり、また、散水範囲が広がてしまうことから、水圧を感じるというよりは、水が当たっている程度にしか感じられないものが、「MiniBle i」では、一定距離離(1ⅿほど)れていても、散水範囲が拡散することなく、しっかりとシャワー感を感じ取ることができることに驚いた。逆に、対象物からシャワーヘッドを少し離して使用したほうが、効果がありそうなそんな印象すら覚えた。

写真左が「MiniBle i」、写真右が一般的なシャワーヘッド。写真左の方(「MiniBle i」)が、散水の先端がとても細かい。一方、写真右(一般的なシャワーヘッド)は、散水が広がりすぎて、粗い散水状態になっている。

油性マジックを洗い流してみる

マイクロバブルというと、汚れを吸着して取り除くという効果があるとされているが、実際にその効果のほどは、ということで、油汚れとは違うが、油性マジックを使用して、油汚れを実際に落としきれるのかを試みた。結論から申し上げると、油性マジックを直接肌に書いた線は、落とすことはできなかったが、ここからが重要で洗剤を併用した際の汚れの落ち方が明らかに違っていたのだ。油性マジックとはいえ、洗剤を使用すれば、汚れを落とすことは可能だ。

ただ、一般的なシャワーヘッドでは、散水される水の粒子が粗いことから、洗剤を併用しても、薄っすらマジックの跡が残ってしまったところ、マイクロバブルの「MiniBle i」では、キレイに取り除くことができたのだ。それも、一般的なシャワーヘッドでは、汚れを落とす際に肌が赤くなってしまったのに対し、マイクロバブルの「MiniBle i」では、肌を痛めることなく(肌が赤くなることなく)キレイに落としきれた。

「MiniBle i」の場合。洗剤を併用すれば、油性マジックの跡もキレイに落とすことができた。

実際、身体を洗う際は、少なからず洗剤を使用することから、洗剤を併用すれば、柔らかい散水と、マイクロバブルの効果で、肌に優しく、汚れが落とせることが分かった。このことは、私にとっては、とても重要なことで、冬場になると乾燥肌に悩まされてきた私の肌も、もしかすると、乾燥肌から解放されるかもしれない、ということを体感することができたからだ。もちろん、塩素除去剤による効果もあると思われる。

こちらは、一般的なシャワーヘッドを使用しての洗浄の様子。何度も洗剤で洗ったため、肌が赤く荒れてしまった。また、薄っすらマジックの跡が残っているのも気になるところだ。

定期的な掃除が簡単に

「MiniBle i」は、分解がとてもしやすい。それもかなり細かく分解することが可能だ。また、塩素除去剤やステンレスフィルターの使用から、汚れが溜まりにくい構造になっている。一方、一般的なシャワーヘッドは、単純な構造から分解できる幅がとても狭い。また、フィルターや、塩素除去剤を使用していないこともあり、外してみると赤カビによる汚れが、うっすら付いていることに気が付かされた。水道水の塩素を除去したり、不純物を取り除くフィルターが付いていることは、それだけでも、安心して使用することができると思えた。

簡単に分解できる構造になっているから、衛生面でも安心して使用できる。

一か所だけ気になるところが

今回の使用で「MiniBle i」に感じたことは、押し並べて高評価だったのだが、一か所だけ、使用上、気になる箇所があった。それは、シャワーヘッドの角度だ。これまで使用してきたシャワーヘッドは、フックに掛けて使用できるタイプだったのに対して、「MiniBle i」は、もちろんフックに掛けて使用できるものの、シャワーヘッドの角度が、垂直状態になっていることから、散水が、直線的に行われる。

そのため、これまでのシャワーヘッドでは、頭をかがめて洗髪をすることができたところ、「MiniBle i」では、フックに掛けた状態だと、直線的な散水になるため、頭をかがめての使用が難しいという状況になってしまったのだ。使い始めて数日は、慣れていないこともあり、戸惑いもしたが、慣れてくれば、シャワーヘッドを片方の手で持って洗い流すようにすればいいだけの話で、それほどの不便さは感じなくなった。とはいえ、ヘッド部が稼働するか、あるいは少し角度がついていれば、私の生活スタイルには、ピッタリ合っていたように思えたのは事実だ。

使用した感想

今回、初めてマイクロバブルのシャワーヘッドを使用する機会を得たのだが、マイクロバブル効果による水の柔らかさに感動を覚えたのと、妻の反応が想像以上に良かったことに、ダブルで驚いた。勝手にシャワーヘッド替えたら、もしかしたら怒られるのでは?とも思いながらも、替えたことを説明して、その後の効果を聞いてみると、"肌がスベスベになったような感じを受けた"とか、"髪が手に絡みにくくなった"など、好感触の回答を得られたことは、改めて試してみて良かったと思った次第だ。

ちなみに、節水効果があるかどうかは、数字としてハッキリと出るまでにはある程度時間がかかってしまうので、その効果については、まだわからない。もしかすると、マイクロバブルや塩素除去剤により、これまで以上にシャワー水の質が高まるため、頭皮、顔面マッサージに使用してしまうシーンが増えれば、節水にはならない可能性もあるが、肌トラブルや、リフレッシュすることができるのであれば、結果的に、節約に繋がるのではないかと、密かに思っている。

まとめ

マイクロバブルは、"気持ちがいい"これにつきる。シャワーヘッドを交換した程度で、そこまで変わることもないだろうと、高を括っていたのだが、実際に交換して使用してみると、後戻りが出来なくなるほど、散水される水の柔らかさに惚れこんでしまった。まだ、10日間程度の使用になるが、今回はお試しということもあるので、一旦、この辺で元のシャワーヘッドにしなくてはならないが、改めて、シャワーヘッドを購入したいと思った次第だ。恐らく、冬場の乾燥肌問題は、解消されそうなそんな印象を受けた。

Makuake|やさしい泡に包まれるシャワーヘッド!おウチでスパを、『MiniBle i』|Makuake(マクアケ)

マイクロバブルでお肌トラブルの解決に尽力してきたHerherS(ハーハーズ)。マイクロバブル発生器から生まれたMiniBle(ミニブル)シリーズが、今回シャワーヘッドになって遂に日本へ登場!
MiniBleシリーズは2018年に第一代マイクロバブル発生器を世に送り出してから毎年改良を続けてきました。これまで台湾3万世帯に設置され、2020年日本に先駆け台湾市場でクラウドファンディングが行われ

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