「NETWORKDAYS関数」とは、特定の期間内で営業日が何日あるか知りたいときに便利な関数です。また、定休日が土日以外の場合の営業日数を求めたいときは、「NETWORK.INTL関数」を利用するといいでしょう。この関数は、特定の曜日を週末として指定できるのが特徴です。
稼働日は何日あるの?
特定の期間内で営業日が何日あるか知りたい
一定期間内の営業日数などを調べる場合は、NETWORKDAYS関数を利用します。開始日、終了日、祝日を指定することで、稼働日数を求めることができます。
NETWORKDAYS | 開始日から終了日までの期間で、土・日曜、 祝日を除く稼動日数を返す |
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=NETWORKDAYS(開始日,終了日,[祝日]) |
セルA6に「=NETWORKDAYS(A3,B3,C6:C9)」と入力する。これで、開始日(セルA3)から終了日(セルB3)までのキャンペーン期間のうち、土日と祝日(セルC6~C9)を除外した日数を求められる。
▶定休日が土日以外の場合
定休日が土日以外の場合の営業日数を求めたいときは、NETWORK.INTL関数を利用します。この関数は、特定の曜日を週末として指定できるのが特徴です。
NETWORKDAYS.INTL | 開始日から終了日までの期間で、週末(特定の曜日)、 祝日を除く稼動日数を返す |
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=NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,[週末],[祝日]) |
ここでは、定休日が火・水曜日の店舗でキャンペーン期間中の営業日数を求める。第3引数を「4」にすれば、火・水曜日を休業扱いにできる(下の表を参照)。セルA6に「=NETWO
RKDAYS.INTL(A3,B3,4,C6:C9)」と入力すれば、定休日と祝日を除いた日数を求められる。
▶「週末」に使用する番号
NETWORKDAYS.INTL関数では、第3引数の「週末」で指定する番号によって、何曜日を週末(休日)として扱うかを決めることができる。
※この記事は『エクセルが2週間で身につく(楽)上達講座』(マキノ出版)に掲載されています。