筆記具は進歩と改良を積み重ね、技術革新がなされてきました。ここでは、そんな歴史に新たな1ページを刻むユニークなペンを、いくつか紹介しましょう。
最近人気の変わり種ペン
呉竹
からっぽペン
●ペン本体:220〜880円
●カートリッジセット:385円
●替えペン先:330〜660円
インクの入っていない、文字通り「からっぽ」のペン。好きなインクを入れて、簡単にペンを作ることができる。ペン先は、一体型で「ほそ芯」「ほそふで芯」、カートリッジ式で「毛筆」「細筆」から選択可能。
パーカー
インジェニュイティ
●価格:8800〜2万2000円
第5世代の筆記具を標榜するペン。見た目は万年筆だが、背後に隠れたペン先はドローイングペンに近く、樹脂製の先端が筆記時に変形することでユーザー好みの書き味を実現する。
セーラー万年筆
SAILOR Bespoke(ビスポーク)
●価格:6万500円〜
さまざまなパーツを自分で選択することで、オーダーメイドの万年筆を仕立てられる。組み合わせの数は132万通りもあるので、唯一無二のオリジナルが作れるといっても過言ではない。
サンスター文具
metacil(メタシル)
●価格:990円
普通の鉛筆のような黒鉛(グラファイト)と粘土の芯ではなく、黒鉛を含む特殊合金のメタルペンシル。削らずに約16キロの長さの筆記が可能で、書いた線は消しゴムで消せる。
◆監修者:高畑正幸
※価格は記事作成当時のものです。
※この記事は『「手書き」をとことん楽しむ万年筆・ガラスペン入門 』(マキノ出版)に掲載されています。