【サポカーとは】限定免許が導入!運転支援機能を備えた自動車が高齢ドライバーの選択肢に

暮らし・生活・ペット

サポカーとは、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置といった、一定の運転支援機能を備えた自動車のことです。サポートカー限定免許(安全運転サポート車等限定条件付免許)は2022年5月から導入され、対象車をサポカーに限定することで、運転に不安があっても免許を返納せず、運転が続けられる免許制度です。

[別記事:【高齢者の運転】安全に乗るためのポイントは?身体の変化を見極めることも大切→]

本稿は[『75歳からの免許更新はこれでバッチリ!運転免許認知機能検査完全ガイド』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

サポカーとは?

セーフティ・サポートカーの略称で、サポートカーや安全運転サポート車ともいいます。

衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い時加速抑制装置といった先進安全技術により、一定の運転支援機能を備えた自動車のことです。高齢運転者の交通事故防止対策の一環として、導入が進められています。

サポカーの種類

サポカーは大きく「サポカー」と「サポカーS」に分かれます。これは、性能を評価するものではなく、どんな安全装置を備えているのかをわかりやすく示したものです。

「サポカーS」は衝突被害軽減ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備した車を示します。

「サポカーS」はさらに3種類に分かれ、「サポカーS ワイド」はペダル踏み間違い時加速抑制装置に加え、車線逸脱警報や先進ライトも備えています。

サポカー ● 衝突被害軽減ブレーキ
サポカーS
ベーシック
● 低速衝突被害軽減ブレーキ(対車両)
● ペダル踏み間違い時加速抑制装置
サポカーS
ベーシック+
● 衝突被害軽減ブレーキ(対車両)
● ペダル踏み間違い時加速抑制装置
サポカーS
ワイド
● 衝突被害軽減ブレーキ(対車両)
● ペダル踏み間違い時加速抑制装置
● 車線逸脱警報
● 先進ライト

サポカー限定免許とは?

サポートカー限定免許(安全運転サポート車等限定条件付免許)は2022年5月から導入され、対象車をサポカーに限定することで、運転に不安があっても免許を返納せず、運転が続けられる免許制度です。

免許の申請はいつでも可能で、更新時に同時申請も可能です。

サポカー限定免許対象車の例

トヨタ「ヤリス」

サポカー限定免許で乗れる車は、最新車種を中心に各メーカーから発売されている。警察庁の解説ページにあるリンクから各メーカーの最新リストが見られる。

※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『75歳からの免許更新はこれでバッチリ!運転免許認知機能検査完全ガイド』(マキノ出版)に掲載されています。

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース