カシオ計算機は、G-SHOCKのスポーツライン"G-SQUAD(ジースクワッド)"の新モデルとして「GBD-H2000」を発売した。本製品は、幅広いスポーツシーンに役立つGPS機能と6つのセンサーを搭載しながら、従来モデル(GBD-H1000)に比べ質量を38%軽量化したモデルとなっている。
カシオ計算機
G-SQUAD GBD-H2000
●価格:5万5000円
カシオ計算機は、G-SHOCKのスポーツライン"G-SQUAD(ジースクワッド)"の新モデルとして「GBD-H2000」を発売した。本製品は、幅広いスポーツシーンに役立つGPS機能と6つのセンサーを搭載しながら、従来モデル(GBD-H1000)に比べ質量を38%軽量化したモデルとなっている。
快適な着け心地を実現するため、GPSアンテナをケースに内蔵することでの小型化や、裏蓋にカーボン繊維強化樹脂を採用するなど、軽量化を実現している。
また、GPS機能と心拍計測が可能な光学式センサー、方位、高度/気圧、温度、加速度、ジャイロの6つのセンサーを搭載し、心拍数や距離、速度のほか、プールでの泳法やターン数などの情報もアクティビティに応じて計測してくれる。対応アクティビティは、ランニング、自転車、水泳(オープンウォータースイミング/プールスイミング)、ウォーキング、トレイルランニング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの計8種。
アクティビティ計測に加えて、トレーニング分析機能も搭載。今回、業界のパイオニアとして、フィットネス、スポーツ、健康領域におけるパーソナライズされたアドバイス機能をポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを活用することで、心肺にかかった負荷の計測や三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)別の消費エネルギー分析、睡眠計測などが行えるようになっている。対応アプリ「CASIO WATCHES」と連携し、アクティビティの記録や睡眠計測に基づくアドバイスなど、より詳細な情報を確認可能となっている。
ポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを活用したトレーニング分析機能は、フィットネスレベルと心肺への付加を分析することが可能となっており、ランニング時の最大酸素摂取量によるフィットネスレベルや、トレーニングの時間や強度によって心肺にかかった負荷など多彩な情報を確認することができる。
また、トレーニングによって消費されたエネルギーのうち、三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の各消費量を比率で算出することも可能で、トレーニングを行う際の各栄養素の摂取や、目的に応じた運動強度設定の目安として活用することも可能だ。
対応アプリ「CASIO WATCHES」を使えば、トレーニングや日中に受けた負荷要素に対して睡眠による心身の回復具合を分析することも可能。睡眠ステージの推移グラフや今日のヒントなど、より詳しい情報やアドバイスを表示してくれる。
ベゼルとケース、バンドには、トウゴマの種やトウモロコシから抽出した成分を含むバイオマスプラスチックを採用。環境にも配慮したモデルとなっている。GPS計測、心拍計測などのトレーニング機能や通知、歩数計測などのスマート機能にはUSB充電で対応。一方で時刻表示は、充電量が少ない場合でもソーラー充電のみで駆動するなど、ソーラーアシスト機能も備わっている。
本体の大きさは、縦59.6mm、横52.6mm、厚さ19.4mm。重さは、約63g。防水性は、20気圧防水。測位機能は、GPS、GLONASS、GALILEO、BEIDOU、みちびきに対応。センサーは、光学式心拍計、磁気(方位)、圧力(気圧/高度)、温度、加速度(歩数、行動解析)、ジャイロ(スイム分析)
◆カシオ計算機:「G-SQUAD GBD-H2000」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。