「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『かさ固定用マグネット』。一見ただのキーホルダーに見えるが、「じゃない方」の使い方をすると自宅での傘の保管が便利になる優れモノ! その使いやすさをレビューする。
本来の用途は車の屋根にくっつけて両手を使うため
家の収納の中でも、意外と困るのが傘の保管。大家族ならまだしも、1~2人暮らしならわざわざ傘立てを置くのは邪魔だし、かといって適当に引っかけたり立てかけると、落としたり倒れたりしてイラっとしてしまう。
少し前にバズっていたダイソーの「傘たて(マグネットタイプ)」も使い勝手が良いのだが、マグネットがズレたり長傘と折り畳み傘を同時に使えなかったりと、微妙に使いにくいポイントもあった。
そんなことを思いながらダイソーをパトロールしていて見つけたのが『かさ固定用マグネット』(3.5×0.4×9.5cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。一見ただのキーホルダーだが、本来とは違う「じゃない方」の使い方をすると傘の保管が一気に簡単になるアイテムだ。
本来の使い方は、傘の露先(つゆさき)にシリコーンリングを取り付けた状態で、車の屋根にペタッとくっつけることで傘が固定でき、傘を差したまま両手が使えるという便利グッズ。あ、露先とは、雨露が骨に沿って落ちていく先端に布と骨が結び付けられている箇所を指すよ。
絵柄の付いたキーホルダーの裏にマグネットが入っていて、鉄などの金属にピタッと張り付くようになっている。両手が自由になるから、車のドアを開けた状態で雨にぬれずに作業できるというわけだ。
ドアに貼り付けてスマート収納! まっすぐくっ付くから邪魔にならない!
それでは「じゃない方」の使い方を紹介しよう。まず、『かさ固定用マグネット』のシリコーンリングを外そう。
次に、柄の部分に取り付ける。その後、鉄製のドアにペタッと貼り付ければ……
傘立ていらず!
マグネットがかなり強く、傘程度の重さなら問題なくキープできる。ドアじゃなくても、マグネットがくっつく場所ならどこでもOKだ。
【傘を傾けて撮影。しっかりとくっついている】
立てかけたり引っかけたりする場合と違い、傘が倒れてこないから、スペースを圧迫しないのもメリット。
折り畳み傘にも使えるので、傘の長さや種類が混在しても問題ない。
【ビニール傘なら目印にもなる】
傘に取り付けることで、傘立て不要で保管できる『かさ固定用マグネット』。ドアを勢いよく開け閉めするとズレたり落ちるので、その点だけ注意が必要だ。といっても、筆者が使ってみた限り、通常の開閉なら問題なく使えた。プチストレスから解放されるので、お困りの方はためしてみてはいかがだろうか。
入手は全国のダイソーやオンラインショップで可能だ。