「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『シリコーン保存袋』。その名の通りシリコーン製の密封袋だが、想像以上に使いやすい工夫がたくさんあった。そのすごいポイントをレビューしていく。
シリコーン製なだけじゃない! 調理を楽にするうれしいポイントがいっぱい!
日々の料理や自炊の幅をグンと広げてくれるチャック付きビニール袋。密閉できるから食材の保存や漬け込み作業に大活躍してくれる。ただ、基本的に使い捨てで割高だし、レンジNGなものも多い。さらに、チャックが閉めにくかったり柔らかくて扱いづらかったりと不便も感じてしまう。
そんなモヤモヤを抱きながら過ごしていたのだが、ある日、ダイソーで見つけたのが『シリコーン保存袋』(19.8×10.5×8.5cm・希望小売価格 税込220円・発売中)だ。
シリコーンでできた容器で、繰り返し使えるし、冷凍やレンジ、オーブンもOK(直火NG)。食洗機にも対応しているから家事の負担も軽減してくれる優れモノだ。これだけでもチャック付きビニール袋よりも格段に使いやすい。
だが、実際に使ってみると『シリコーン保存袋』のメリットはそれだけではなかった。
ロックバーでしっかり密封・自立するから料理もしやすい!
容器はチャック付きではなく、ロックバーと呼ばれる透明のプラスチックをスライドさせて開閉する方式。チャックの閉めミスが減り、均一に密閉できる。
側面には満水ライン付き。同色で目立ちにくくてうれしい。
底面には楕円形の底が付いていて、単体で自立可能。チャック付きビニール袋は立てることが出来ずグニャッとなってしまうが、これならタッパーのような感覚で置くことができるのだ。
左は一般的なチャック付きビニール袋
筆者が今ハマっている味付け卵(味玉)を入れてみる。具体的には、料理研究家のリュウジ流「麻薬卵」※合法 を参考にして。自立し安定感があるからストレスが全くない。なにより口が大きく開くので、食材や調味料の出し入れがしやすい。タレだけをスプーンですくってご飯にかける、なんてのも簡単にできる。これは圧倒的なメリットだ。
ロックバーをスライドさせれば密閉完了。逆さにしても中身が出てこなかった。
ただし、スライドするのにやや力が必要なのでチャックの手軽さには劣る。とは言え、密閉できていなかった時の悲惨さを思えば、これくらいなんてことはない。
角も溝もないから洗いやすい!
『シリコーン保存袋』のすごいところはもう1つある。それは、角や溝がほぼないこと。チャック付きビニール袋のように底に隅っこがないしチャックの溝もないから、隅々までスポンジで簡単に洗えた。繰り返し使う上でこのメリットはとても助かる。
容量は340ml、680ml、1Lの3種類を展開。ちなみに、340mlだと、今回筆者が作った味つけ卵は5個が限度。ロックバーは使いづらい! という人のために、チャックタイプの『チャック式シリコーン保存袋』も販売されているので、好みに合わせて使い分けて欲しい。
入手は全国のダイソーで可能だ。
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