タバコ(紙巻き)はレギュラー好きでも、加熱式タバコは特有のクセが気になるのでメンソールを選ぶ。でもずっとスースーだと飽きる。そんなジレンマを解決する画期的な製品が、カプセルで味変可能な「アイコス(IQOS イルマ)/イルマ i (アイ)」シリーズ専用たばこスティックの新作『テリア ハイブリッド』2種をヘビースモーカーの筆者が吸ってみた!
加熱式レギュラーのクセがどうにもなじめない! とくに気になる後半の違和感を解決するレギュラー/メンソール(フルーティー)切替製品『テリア ハイブリッド』の画期性
「普段はレギュラー(の紙巻きタバコ)だけど、加熱式タバコの時はメンソール派です(本当はレギュラーがいいけど)」
多くのレギュラー味紙巻きタバコユーザーが感じる、こうした加熱式タバコ切替時の違和感。それは燃やさずに加熱しているがゆえの、独特な酸味混じりの蒸された独特の味わいだ。喉にはニコチン由来のキックがあり、しっかりタバコを吸っている感はあるものの、その味・香りがどうにもなじめずに未だに紙巻きタバコに戻ってしまう人は多い。
確かに加熱式タバコのレギュラー味にはクセがある。日々デバイス、スティックは進化しており、登場当初ほどではないにせよ、気になってしまう人の気持ちはわかる。そこで日頃、紙巻きタバコのレギュラー民は吸える場所が少なくなって、加熱式タバコを吸うときがあったとしても、メンソールタイプを選ぶ傾向がある。
ただ正確に言うと、加熱温度上昇曲線の調整やタバコ葉のブレンド調整、先端を閉じてタバコ葉をこぼれないようにするなどの日々の技術革新によって、吸い始めから中盤まではレギュラー味も相当おいしい。では後半のクセが気になってきたタイミングで、爽やかな味わいを加えれば良いのではないか。
そこで登場したのが、レギュラー味のスティックのフィルターにカプセルを仕込み、任意のタイミングでつぶすことで爽やかな味で違和感をマスクできる、これまでになかったレギュラー味のカプセル搭載製品フィリップ モリス ジャパン『テリア ハイブリッド パール グリーン フルーツ/スムース ミント』(各20本入り・税込580円・2024年9月2日順次発売※IQOSオンラインストア/IQOSストアは8月28日先行発売済)である。
これまでもメンソール製品でさらなる清涼感やアロマを追加するカプセルメンソール製品は数多くあったが、レギュラー味にメンソール味(フルーツ味)を追加する製品ははじめてで、目からうろこが落ちまくってしまった。
『テリア ハイブリッド パール グリーン フルーツ』を吸ってみた!〜地味だけど良い仕事をする青い果実フレーバー
では実際に吸ってみよう。最初はクセと雑味の少ないクリアでシャープな王道レギュラーの味わいで、タバコ葉の旨味がしっかりと感じられる。パッケージカラー的に「スムースレギュラー」がベースだろうか。後半になると少し酸味が上がっていぶしフレーバーがしてきたので、カプセルをつぶす。
おお、すっきりとしたほんのり甘酸っぱいシトラスフレーバーがふわり。清涼感もわずかにあるフルーティーさ。結果的に吸い殻も良い香りになって、これはいい。レギュラー好きの筆者としては、後半の1/3でプチッとするのがおすすめだと感じた。メンソールが苦手な人も、けっこういけると思う。
『テリア ハイブリッド パール スムース ミント』
こちらはレギュラー+メンソール。同じくレギュラータバコを堪能。キレのいい蒸気とともにピリッとくるニコチンの辛味がやっぱりうまい。
肝心のカプセルを潰してみると、スペアミント的な甘みのある清涼感が喉にグッとくる。辛味と刺激の強いペパーミントではなく、じわっとくるタイプなので、タバコ葉の旨味を上書きせずに、しっかりおいしいメンソールタバコ味となる。こちらの方が落差は大きい印象だ。
レギュラー、ときどき味変。1箱でジャンルを行き来する味変が楽しめるところがいい
「バランスドレギュラー」「スムースレギュラー」あたりと、「メンソール」「ミント」やフレーバーメンソールで気分を変えている人にとっては、迷わずに『テリア ハイブリッド』にしておけば、間違いない。筆者は最後の方で一気に味変するのはかなり楽しかった。
加熱式タバコ切替デビュー組にとっても、レギュラーとメンソールのどちらにしようか迷わずに済むし、カプセルを使わなくても価格は一緒なので、魅力的だと思う。ちなみに切替時のデバイスは、操作が一番シンプルな「IQOS イルマ i ワン』がおすすめだ。
9月2日より、IQOSショップ(ヤマダデンキ一部店舗、ビックカメラ一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列の一部店舗など)、コンビニエンスストアを含む全国のたばこ取扱店にて順次発売。
【テリア現行ラインナップ】