できることならキッチンはスタイリッシュに、生活感を一掃したい。そう考える人に立ちはだかるのは、ボリューミーなデザインで文字表記の大きい生活感代表白物家電「炊飯器」の存在です。ところがクールなキューブ型で必要なときしか文字表記も出てこない、こんな炊飯器もあるんです!
クールなブラックのキューブ。これが炊飯器だなんて信じられます?
クールでシックなキッチン家電をズラリと並べておしゃれスタイルを実現するなら、炊飯器にもこだわりたい。そんな人のための、見ただけでは炊飯器とわからないスクエアなフォルムが印象的なのが、良心的価格の優秀家電を次々世に送り出している山善による『キューブ型マイコンジャー炊飯器 YJS-CM072』(幅 210×奥行 245×高さ 213mm/3.4kg・参考価格 税込9,980円前後・2024年8月発売)。
炊飯器といえばたいていは立体的に丸みを帯びた、どこか圧を感じるフォルムが一般的。ところが近年の、カップボードにトースターや電子レンジなどの家電を並べて置くおしゃれキッチンスタイルなどにはどうにも似合わない!
ところがこの、『キューブ型マイコンジャー炊飯器 YJS-CM072』は、その名の通りサイコロ型のスクエアデザイン。今回使用したブラックモデルは、ひたすらクールなデザインのキッチンを目指す人の強い味方です。
とは言え、日々食べるゴハンなのでおいしく炊き上がってくれないと困ります。そこで今回は『キューブ型マイコンジャー炊飯器』の見た目を愛でながら、炊飯器としての実力も確認していきたいと思います。
それでいて味も妥協しない、ずっしり3.0mm厚釜タイプ
驚いたのは、内釜がとても重いこと。ルックスがいいと中身がスカスカというわけではないということで、これは味の方も期待できそう。
実践! 『キューブ型マイコンジャー炊飯器 YJS-CM072』で銀シャリおしゃれ炊き!
お米(あきたこまち・新米)3合を研いで、本体にセット。それでも厚釜っぷりのおかげで手がプルプルするほど重い! 4合だったら絶対両手で持たないと無理な気がします。
浮き出る文字のタッチスクリーンで操作。基本的に直感でも操作できますが、取扱説明書は読んでおいた方がいいかも。炊飯中も騒がしいことなく、蒸気も控えめ。クールなムードを維持しますが、おいしいゴハンの炊き上がりの香りはきちんとします。
炊けた! いわゆる従来型の生活感あふれるタイプと違って、釜の底が深く感じて多少奥までかき混ぜにくい感じがしましたが、しっかり炊けました。
雑穀米入り白米も、玄米も余裕でおしゃれ炊き!
おしゃれキッチンでクールな佇まいの炊飯器だからといって、ヘルシーにこだわらないわけではありません。筆者がいつも食している、雑穀米入り白米及び玄米もしっかりおいしく炊ける、きちんとした実力派炊飯器でした。
普段はまるっきりブラックボックスそのものなのに、大したものだと思います。他にも低温調理モードも搭載。摂氏40度から85度の間を5度単位で設定することができ、ローストビーフやサラダチキンまで簡単に作ることができるとのこと。
サイズ的にも4合炊きなので、ファミリー需要にも最適。カラバリは今回使用したブラックの他にホワイト、グレージュもある3色展開。
『キューブ型マイコンジャー炊飯器 YJS-CM072』なら、デザインのために機能をあきらめなくてOK。お手頃価格でおしゃれキッチンを実現できます。