年末『アメトーーク!』スペシャルの家電芸人コーナーで紹介されていたシャープ『ヘルシオ トースター』(市場想定価格は税込33000円)。番組では唐揚げのリベイクが大好評でしたが、トーストの性能もすこぶる優秀です。自分の理想の焼き上がりと出会える新機能も搭載。その魅力を製品発表会からお届けします!
ハイパワーのスチームがおいしさの秘訣
番組でも紹介されていたように『ヘルシオ トースター』は、100℃を越える超高温のスチーム“過熱水蒸気”を利用しています。この過熱水蒸気が、水分を与えながら素早く熱を通すため、食品内の潤いを保ちながら表面はカリッと仕上げるんですね。お惣菜の唐揚げを揚げたてのようにジューシーに仕上げるのは、この特性が活きているから。
パンも同じ原理で加熱するので、中はしっとり、外はサクッと焼き上がります。フランスパンで有名な「ビゴの店」の代表ビゴ・ジャンポール・タロウ氏も、その実力を認める人物のひとり。発表会にゲストとして訪れ「普通のトースターでフランスパン温めると、硬くなってちぎるのも大変な状態になりがちですが、過熱水蒸気で加熱すると外がパリッと中はふわっとした状態になり、でき立てのように復元できます。
アップルパイなども外はサクサク中は熱々になって、リンゴの甘みがしっかりわかる。ご家庭でもいろいろな種類のパンがすごくおいしくリベイクできます」と、熱く語っていました。プロの目から見ても、ハイレベルな焼き上がりになるようです。
好みや食材に合わせて仕上がりを細かく設定できる
過熱水蒸気を使ったトースターは「ヘルシオ グリエ」として2016年からありましたが、今回デザインを一新して『ヘルシオ トースター』へとリニューアルしました。基本性能はそのままですが、大きく変わったのは、パンの仕上がりの“ふわふわ度”が3段階から選べるようになったこと。焼き加減も5段階から選べるため、“ふわふわ度”と焼き加減の組み合わせで「サクッ」「ふわっ」「もちっ」など15通りの食感が楽しめます(おいしさ食感マイスター機能)
炊飯器などは「もちもち」「さっぱり」などに炊き分けができますが、トースターも好みの食感に焼き分けできるフェーズに入ったのかもしれません。
いざ、実食!一般的なトースターと『ヘルシオ トースター』で焼き比べてみた
会場では、一般的なトースターと『ヘルシオ トースター』を用いた試食が行われました。
違いが出やすいというフランスパンは、一般的なトースターで加熱したもの(写真左)は表面が固く食べにくかったのに対し、『ヘルシオ トースター』で加熱したパン(写真右)は、全体的にしっとりとして弾力がありました。それでいて表面はパリッと香ばしい仕上がりに。日頃フランスパンは好んで食べない筆者ですが、これなら全然ウエルカムです。フランスパンのイメージが変わりました。
食パンでは、新機能の焼き上がりを体験。「ふわふわ度3」のトーストを試食したところ、真ん中の白い部分はもちろん、耳までふわふわなことにびっくり。しっかり焼けているのにふわふわで、なんだか未知の食感です。
「ふわふわ度1」で焼いたトーストは、耳や外側がサクッ&中はモチっとした一般的に理想とされる焼き上がり。個人的にはこちらの方が好みでしたが、同行した編集者Tさんは「すごくふわふわで、私はこれが好きかも」と「ふわふわ度3」をプッシュします。「トーストなのに、外も中もふわふわするのもアリなんですね。トースト=サクッとしているイメージだったから、あんな風に焼けるって知らなかった。自分でも気づかなかった理想に、出会っちゃった感じです」
なお、ご家族はこんがり派で「家族でも好みが違うから、焼き方を自分で調節できるっていいな」とのこと。シャープが行った事前調査でも「パンに応じて焼き方を変えたい」という回答が多数寄せられたそうです。おいしいと感じる焼き方は人それぞれ。それを体現した『ヘルシオ トースター』に多様性を感じました。
パンだけでなくさまざまな調理に役立つ
パンもお惣菜もおいしく仕上げてくれる『ヘルシオ トースター』。自分の理想の焼き加減や未知の食感に出会えるなど、新しい価値も大いに感じました。自動メニューでは、いろんな種類のパンが常温/冷凍から失敗なく焼けるほか、焼き芋やおもち、ノンフライ調理などのメニューも手軽に作れて実用度も抜群です。新しいトースターを探している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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