次から次へと流行るウイルス対策で、部屋のあちこちに消毒剤をまくのは、人間(とくに子どもやペットなど)にも危険です。そこで薬品を使わず超極細浄水ミストの力でウイルスを減少してくれるのが日本製ウイルスリデューサー/次世代加湿器『moya Craft(モヤ クラフト)』。わが家では強力な加湿機能もあるので、花粉や、ハウスダスト、黄砂、PM2.5などのムズムズ対策にも大活用。そこで今回は半年間の長期連用の結果を報告します!
ウイルスだけでなく、加湿機能で花粉、PM2.5、黄砂やハウスダスト対策にも一年中活躍してくれる『モヤ クラフト』

5つの穴から強力ミスト発生!
当初は正直、今ひとつピンと来なかったプルガティオの展開する『モヤ クラフト』(日本製・直径約230mm×高さ約448mm/約4.8kg・税込69,800円・2025年10月10日発売)は長く使ってみると、次第にその快適性に気がつきました。
加湿器としては決して安くはないし、およそ半年ごとに浄水フィルター「IonCellカートリッジ for moya Craft」(通常価格 税込6,930円)を交換する必要もあるので、ランニングコストもばかにできません(筆者も1度交換しました)。
それでも使っているうちに、気がついたことがあります。

本体内部の取っ手の付いた部分が優れた浄水機能を持つ、IonCellカートリッジ。
白い粉(ホワイトダスト)が飛ばない!
加湿器は主に4種類。沸騰除菌で人間にはやさしいけれど、懐に厳しい(電気代が上がる・たまにブレーカーが落ちる)湯沸かしポットと同原理のスチーム式、製品自体が安価で超音波で細かいミストを手軽に生み出せるけれど、水道水のミネラル分が周辺に付着しやすい(精密機器の故障の原因にもなる)超音波式、水を含ませたフィルターに風を当てる自然な方式だけれど加湿力の弱い気化式、それらの内の2つを組み合わせた価格が高くなりがちなハイブリッド式の4つです。
「モヤ クラフト」を使用して、まず驚いたのは、超音波系のミスト生成でありながら、白い粉が周囲に付着しないこと。日頃周囲にPCやテレビ、オーディオ機器などにミストがかからないように気をつけていた身としては、白い粉が飛ばないのは画期的です。
周囲が濡れない!
周囲の家具なども「モヤ クラフト」を使用している限り濡れません。内部のIonCellカートリッジがミネラル分などを濾過した浄水を使用した超極細ミストなので、部屋干し中の洗濯物も濡れないのに驚きました。
浄水ミストだから清潔感満点!
浄水によるミストなので、喉や鼻の調子が悪いときには、「モヤ クラフト」の上で深呼吸してしまうくらいです。
「モヤ クラフト」の構造

背面もシンプル&スマート。インテリアを邪魔しない!
実際使っているときは、加湿器としても強力なミストを発生してくれて、とても優秀で助かっているのですが、本来の「モヤ クラフト」の役目は、ウイルスの不活性化です。これは花粉シーズンだけでなく、一年中役立つ機能。
蒸気の粒が小さいだけでウイルスを不活性化できる国産先端技術を使用
水だけで室内に浮遊しているウイルスが減る。そんなことがあり得るのでしょうか。

JEMA 【一般社団法人 日本電機工業会】 の附属書Dの基準に準拠/安藤ハザマ技術研究所にて計測を実施
その根拠となるのが、濾過された純水ミストの効果です。標準的な超音波式加湿器のミストは約5~10マイクロメートル(μm)程度ですが、moyaは「二重セパレータと純水生成ユニット」により、より細かい0.05〜0.5マイクロメートルのミストを生み出せます。
つまり、精製水を霧状にして吹き上げているので、水道水に含まれるカルキ(残留塩素)がほぼ含まれません。この超微細ミストは、通常の加湿器のミストと違い、空間浮遊ウイルスを減らす効果(不活化)が確認されているとのこと。

500mlペットボトルとのサイズ比較。意外と大きい。
販売元のプルガティオとともにmoyaを生み出したのは、日本の大手建設会社を母体とする、安藤ハザマ技術研究所。空間除菌アロマスプレーの開発中、さまざまなオイルの効果を調べたときに、通常使う実験用の水道水を、誤って蒸留水を使用してしまったところ、空間のウィルスが激減したことから研究をスタート。
それが「純水ミストによる浮遊ウイルス減少の発見」につながり、純水の超微細ミストを放出して空間浮遊ウイルスを99.9%不活性化させるmoyaが誕生したそうです。
最先端技術が詰まった『moya Craft』を使ってみた!

上部の銀のフタを外します。

タンクの蓋を開けます。

水道水を注いでフタを元に戻せば、使えます。

ただ大容量なので、タンクごと外して水を注ぎに行った方が早いかも。ちなみにタンクの下の方にあるのが、モヤ・シリーズならではのIonCell(イオンセル)カートリッジです。
操作はスマホで簡単に

『モヤ クラフト』の機能のほとんどは、スマホとBluetooth接続することで、使用可能になります。

本体にあるのはオンオフのスイッチのみ。

(写真左から)App Store(iOS) もしくはGoogle Play ストア(Android)から「moya」アプリをダウンロード/Bluetoothで『moya』と接続/さまざまなモードがすでに設定されているので選択して使う。
ウイルスリダクション(減少)+加湿モードとウイルスリダクション(減少)モードのみを選べる通年仕様
モードは大きく分けて2つ。「ウイルスリダクション(減少)」モードと「ウイルスリダクション(減少)+加湿」モード。その中から「ナイトモード」や「24hモード」などを選びます。アプリ操作自体はシンプルでわかりやすいと思います。操作がわからなくなったら取扱説明書の役割も果たしてくれます。
「ウイルスリダクション(減少)」モードを選択すると、加湿を行わずウイルス減少効果のみ発揮するので、梅雨や湿度が高い夏向け。その他の乾燥が気になる季節は「ウイルスリダクション(減少)+加湿」を使用します。四季を通じてウイルス対策ができるのは心強いです。

圧巻なのは1日の時間帯の中で細かく起動・停止をタイマー設定できること。
強力な加湿力で花粉・ハウスダスト・黄砂、PM2.5シーズンのムズムズに対抗!
また、加湿モード時の蒸気の発生量がすごいです。5つの穴から噴きだす蒸気はインパクト大。加湿器としては、毎時450mlの加湿量で、木造和室8畳、プレハブ洋室13畳まで対応し、不快なムズムズ防止に活躍してくれました。鼻や喉の粘膜が弱い身としては、とても助かりました。
薬剤を使わないから安心・安全!家族みんなで使える、赤ちゃん、ペットもOK
『moya Craft』は薬剤を一切使用していないため、赤ちゃんやペットがいる空間でも安心して使えるのは大きなメリットでしょう。通常ウイルスを退治するには、人体に影響のあるオゾンや次亜塩素酸などの化学物質を使いますが、『moya』は水だけなので安心です。
暮らしに溶け込む、研ぎ澄まされたデザインと簡単お手入れ
もう一つ、『moya Craft』は、インテリアに自然に溶け込むミニマルデザインなのも、日々眺めるものとしては優秀です。銀色の円筒、以上。という感じで。外装には高耐久のSUS304ステンレスを採用していますが、指紋がつきにくく、汚れも拭き取りやすい特殊加工が施されているのでポイントが高いです。
日頃のメンテナンスは通水程度。およそ半年に1度カートリッジ交換

本体内部は浄水した水を使用しているので、ほとんど汚れません。気になるなら水道水、もしくは薄めた中性洗剤の使用が原則。加湿器の洗浄にはクエン酸などを使用することも多いですが、蒸気発生装置に真鍮などの素材が使われており、化学変化を起こしてしまうので、クエン酸など酸性・アルカリ性洗剤の使用は厳禁です。故障の原因になります。

カートリッジを外し、タンクに水道水を入れてセット、本体下部のキャップを外すと排水される。
ちなみにカラバリはブラックとホワイトの2色展開ですが、本体自体は同じシルバーです。
あとは本当に静かな静音設計。睡眠時でもほぼ無音に近いのがすごいです。

小さく青く光るだけのLEDは睡眠を阻害しにくい。ただLEDが赤くなったら給水タイミング。
まとめ:安くはないけれどその分の価値を秘めたウイルス蔓延時代のスマート加湿器
加湿器としては高価な部類に入る『moya』。ただ毎日吸う空気が、ウイルスをほぼ含まないキレイな空気というのは、究極の贅沢なような気もしました。導入の際は、半年ごとに「IonCellカートリッジ for moya Craft」(通常価格 税込6,930円)の交換が必要です。
入手はmoya(モヤ)公式オンラインストア、全国の家電量販店や百貨店、インテリアショップ、Amazon、楽天などのオンラインストアで可能です。
型名:CRAFT1JPBLK(ブラック)/ CRAFT1JPWHT(ホワイト)
電源:AC 100V〜240V 最大38W
適用床面積:プレハブ洋室13畳、木造和室8畳
加湿量:450mL/h
外形寸法:直径約230mm×高さ約448mm
質量:約4.8kg
タンク容量:4.5L
交換用カートリッジ:IonCellカートリッジ for moya Craft(IC-CRAFT1JP)
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