編み物ブームが訪れている昨今。「かぎ針編みは簡単だけど、棒針(ぼうばり)編みは難しい」という声をよく聞きます。はたして 初心者でも編めるようになるのでしょうか? そこで棒針編み初心者にぴったりな『初心者にいちばんわかりやすい!! 基本の棒針編み』(ブティック社 刊)を参考に、編んでみました!
令和の編み物ブームが熱い!

令和のハンドメイドブームを席巻している「編み物」。SNSを中心に編み物ブームに火が付いたと言います。100円ショップなどでも気軽に材料が手に入り、始めやすいのも人気を後押ししているのでしょう。棒針編みをするのは20年ぶりというほぼ初心者レベルに戻ってしまった筆者が、今回は書籍を参考に棒針編みにチャレンジしてみたいと思います。
棒針編みとかぎ針編みの違いとは?

編み物には大きく分けて「棒針編み」と「かぎ針編み」があります。棒針編みは、2本以上の長い針や輪針を使い、糸をかけながら編んでいきます。かぎ針編みは先端に「かぎ(フック)」のついた1本の針を使って、糸を引き抜きながら編んでいきます。
どちらが簡単かと言えば、1本のかぎ針で完結する「かぎ針編み」の方が難易度は低く、挑戦しやすいでしょう。棒針編みは基本的に「表編み」と「裏編み」という二つの動作を繰り返して編み進めていきます。針が2本あるので、最初は手や指の動かし方に戸惑うかもしれません。ここが最初のハードルになってくるはずです。
参考関連記事:この1冊で編めるようになる『初心者にいちばんわかりやすい!! 基本のかぎ針編み』で編み物を楽しもう

まずはとにかく「基本」からはじめよう!

『初心者にいちばんわかりやすい!! 基本の棒針編み』(ブティック社・税込990円・2025年10月21日発売) 公式サイト https://www.boutique-sha.co.jp/39642/
まずはやはり「編み物の基本」をきちんと理解することから始めていきましょう。編み記号や編み方を覚え、指を動かし慣れていくプロセスが大切になっていきます。『初心者にいちばんわかりやすい!! 基本の棒針編み』では、必要な用具、針の持ち方、基本の編み地など、写真とイラストで詳しく解説。マフラー、帽子、ハンドウォーマーなど、毎日使えるカワイイ小物が21点が掲載されており、編みながら覚えていくことができます。
持っていてソンはない、1冊990円という値段も魅力

手に取りやすい「990円」という価格も嬉しいですよね。初心者さんはもちろん、ブランクのある人にも分かりやすい1冊だと思います。
100円ショップでも手に入る編み物の道具

棒針編みをはじめるには、まず道具が必要になります。ハンドメイドの中でも最初に揃える道具は少ない方なのでチャレンジしやすいのではないでしょうか。近年では100円shopの手芸コーナーが充実しているので、手芸専門店に行かなくても棒針編みの材料は手に入ります。
【用意する道具】初心者さんはまずはこれだけあればOK!

まずは必要最低限、これだけあれば大丈夫という道具は、棒針、とじ針、はさみ、糸玉です。編み物の寸法は、編む人の手の加減によって変わってきます。本の指定通りの糸と編み針を使っても同じ寸法になるとは限りません。本の寸法通りに仕上げたい場合は、試し編みをしてゲージを計り、針の太さを調節していくといいでしょう。※メジャーはゲージを計る時に使うので、はじめはなくても大丈夫です。
【糸の選び方】初心者さんは単色のシンプルな糸で練習しよう!

初めて編み物に挑戦する時は、糸は「単色」を選ぶのがいいでしょう。グラデーションのある綺麗な糸などもありますが、初めての場合は1色にしておくことで「編み目」が分かりやすくなります。毛質もふわふわしているものよりは、ストレートヤーン(糸の太さや撚りが均一で真っ直ぐなもの)を選ぶのがおすすめです。シンプルな糸を選ぶイメージです。
糸玉を購入する時はラベルを必ずチェックしましょう。どんな素材でできているか、1玉の重さと糸の長さ、この糸に最も適した針の号数など、糸に関する様々な情報がここに記されています。今回は棒針編みなので、4号~6号の棒針を用意するといいみたいですね。

糸にあったサイズの棒針を用意します。基本的に、棒針のどこかに号数が記されているので、ここも確認しておきましょう。
まずは練習しよう!基本の編み方を覚えるところからスタート

初心者さんはいきなり大きな作品を作るよりも、まずは編み方の練習をするのが上達への近道です。編み方の基本を覚えれば、作りたいもの、揃えたい毛糸の種類などが理解できるようになっていきます。2本の棒を使うので、慣れないうちは難しく感じるでしょう。まずは失敗してもいいので「編み方を覚える」「手や指の動かし方を覚える」からはじめていきましょう。

棒針編みの基本となる「表目」「裏目」の編み方を覚えて編めるようになってくると、「編み図」も読めるようになっていきます。
編み方のプロセスを写真とイラストで確認できるから分かりやすい!

糸のかけ方など、細かなプロセスをきちんと写真やイラストで確認できるのが書籍のいいところ。

どちらの棒が手前にあるか、糸はどう棒針にかけて、どう引き出すのか。編み方のプロセスを、自分の手元と照らし合わせながら確認していけます。
はじめは上手に編めない…だから練習して慣れていく!

いきなり正しく編むのは、初心者さんには難しいはずです。編み目が増えていたり、編み方がズレてしまっていたり。書籍の通りに編んでいるつもりでも「どうしてこうなったのだろう?」と分からなくなることもあると思います。そこを克服するにはやはり「練習」が大事!まずは手が棒針編みに慣れるまで、何度も練習してみましょう。
どこを編んでいるのか確認しながら編んでみよう

筆者は久しぶりに基本となる「メリヤス編み」に挑戦してみました。はじめは目が揃わなかったり、表目と裏目が分からなくなったり。編み方をすっかり忘れていたので、思っていた以上に苦戦してしまいました。しかし、書籍を見ながら何度もやり直しながら編んでいるうちに、段々と間違えずに編めるようになっていきます。棒針編みでは「今、編んでいるのは表なのか裏なのか」を常に考えながら編んでいきましょう。これに慣れておくと、どんな編み方も出来るようになっていきます。
首や肩に力が入りすぎていない? 初心者さんは焦らずゆっくり休憩しながら編んでみよう

まずはゆっくりとひと目ずつ確認しながら編んでいきましょう。編み方動画などを見ているとサクサクと編み進めているので「そんな風にできない!」と感じてしまうかもしれませんが、焦らなくて大丈夫。はじめはとにかくゆっくり編みましょう。
集中するあまり、首や肩に力が入っていませんか?手が痛くなったりしていませんか?手元を見続けるので目も疲れますよね。そういう時は一旦整えて、身体をほぐしたり、目を休めたりしましょう。姿勢が悪くなっていないかにも意識を向けてみてください。慣れてくれば、身体に余計な力も入らなくなっていきますよ。
まとめ:棒針編みをはじめるにはまずは「基本」と「練習」が大事! 基本の編み方を覚えて作品作りに挑戦していこう

棒針編みに慣れてきたら、作品を作ってみましょう。まっすぐ編むだけのマフラーなどが挑戦しやすいです。書籍のいいところは、じっくりと立ち止まって確認できることにあります。どの目を拾うのか、糸の位置はどこにあるのか、手元で写真と照らし合わせながら自分のペースで編んでいくことが出来ます。

初心者さんはもちろんのこと、ブランクのある人にも、復習をしたい人にも、基本となる1冊は役に立つことでしょう。同じシリーズに『初心者にいちばんわかりやすい!! 基本のかぎ針編み』もあります。
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