キラキラと涼やかな見た目と、ひんやりちゅるんとしたのど越しのゼリーは夏のおやつにぴったりです。お菓子作りの中でも簡単に楽しめるゼリー。今回は『カルディオリジナル ゼリーケーキの素』で彩りも美しいゼリーを作ってみましょう。用意するのは水とフルーツだけ! 火を使わずに作れるのでとにかく簡単ですよ。暑い夏にフルーツたっぷりの「涼」はいかがでしょうか。
『カルディオリジナル ゼリーケーキの素』とは?
カルディーコーヒーファーム(通称カルディ)は、世界中から様々な食べ物や飲み物を仕入れています。新鮮でおいしいコーヒー豆を取り扱っていることでも人気ですね。輸入食品も多くありますが、カルディオリジナル商品も充実しています。
お菓子やおつまみ、レトルト食品、スパイスや調味料、ドリンク、製菓材料などが取り揃っており、定期的に新商品が発売されるのでチェックするのが楽しみです。「〇〇の素」シリーズは、簡単に調理が楽しめるシリーズ。味付けなどにあれこれ悩まなくていいし、自分が作る味とは違うテイストになるのでちょっと気分を変えてみたい時に筆者は購入しています。
ゼリーとババロア、2層が美しいゼリーケーキの素
今回ご紹介するのは、キャメル珈琲『カルディオリジナル ゼリーケーキの素』(21g・税込205円・発売中)。
ゼリーの素とババロアの素が入ったゼリーケーキの素。暑い夏に手軽におうちでスイーツ作りをしたい時におすすめです。
フルーツと水があればOK!
ゼリーとババロアの2層のゼリーケーキを一から作ろうと思ったら、やはり材料がたくさん必要です。しかし、この商品で用意するのは好きなフルーツと水だけ!
パッケージには、直径12cm(4号)のケーキ型を使用した作り方が記載されています。筆者は、これをグラスに変えて1人分ずつ作ってみることにします。その方が、ひっくり返して切り分ける手間もなく、食卓にも並べやすいかなと思いました。
グラスでの作り方、まずはババロアの素から作っていこう
作り方
パッケージ通りですとフルーツを並べてゼリー液を流してという工程になりますが、グラスで作る場合はババロアから作っていきましょう。
「ババロアの素」1袋を水150mlで希釈してよく混ぜます。
水だけで、ダマになることなくサッと溶けてくれました。
そもそも、「ババロア」とは
ちなみにババロアとは、卵・牛乳・砂糖などで作ったカスタードソース(アングレーズソース)とゼラチン、泡立てた生クリームを合わせ、冷やし固めたフランス菓子というのが定義。ゼラチンによるプルっとした食感と、乳製品のミルキーな味わい、なめらかな食感が特徴です。
電子レンジで加熱するだけ、火は使わない
水で溶かしたら、電子レンジ600Wで2分温めるだけ。
グラスに注ぎ入れて、冷蔵庫で3~4時間冷やし固めていきましょう。
お好みのフルーツをたっぷり入れて華やかに盛ろう!
用意するフルーツはお好みで。フレッシュなフルーツをカットしてもいいですし、缶詰を使ってもいいでしょう。今回は冷凍のミックスベリー(ストロベリー・ブラックベリー・ブルーベリー)で作ってみたいと思います。
ババロアが固まったら、冷凍のままミックスベリーをグラスに入れます。
注意する点は、生のパイナップル、パパイヤなどを入れるとゼリーが固まらないことがあるので、その場合はフルーツを煮るか、缶詰を使うといいそうです。
ゼリー作りも水で溶かして、レンジでチンするだけ!
「ゼリーの素1袋を水200mlで希釈し、電子レンジ600Wで2分30秒温めます。
そもそも、「ゼリー」とは
ゼリーとは、果汁、ゼラチン、砂糖の組み合わせで作るもの。ゲル化剤を使って固めたデザート全般もゼリーと言います。主成分となるゼラチンは動物のコラーゲン(豚や牛などから抽出した動物性タンパク質)からできているもの。強い弾力があるので、ぷるぷるとした食感が楽しめます。ゼラチンを使ったゼリーは、コラーゲンがたっぷりなので、実は美容にもうれしいスイーツですよね。
ゼリー液をグラスに注ぎ入れて、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。冷凍庫から取り出したばかりのミックスベリーに冷たさがあるので、ゼリー液も固まりやすくすぐに冷蔵庫に入れて大丈夫でした。
冷やして固めて、二層のコントラストを楽しんで
冷蔵庫で3時間程度冷やし固めたらできあがり!2層ということで、冷やし固める時間はそれぞれ3時間程度、計6時間ほどかかりますが、それ以外の工程はとても簡単です。
ミックスベリーを入れると綺麗なルビー色のゼリーに
ストロベリー、ブラックベリー、ブルーベリーがごろっと入った、見た目にも美しい2層のゼリーケーキができあがりました。
透明なゼリー液でしたが、ミックスベリーの色素が溶け出してルビーのようなキラキラ感がキレイ!
フルーツはたっぷり入れると満足感アップ
ぷるんとしたゼリーに包まれた、ジューシーなベリーの甘酸っぱさが口の中に広がります。ゼリーもさっぱり感のある甘さで、フルーツのおいしさと調和しています。
イメージのババロアとは違ったけど、これはこれであり!
ババロアの部分も一緒に食べてみましょう。こちらもぷるんとした強い弾力です。実は作っている時から感じていたのですが、このババロアの部分…筆者の思うババロアとは別物でした。ババロアというより、白いゼリーといった感じです。
原材料を見ても、ババロアの素に卵や牛乳、生クリームなどの記載がないので、一般的なババロアとは違うと思ってもいいでしょう。ゼリーの素もゼラチンは使われておらず、ゲル化剤での凝固。ババロアの素にはゼラチンが使われていますが、甘味料や香料でババロア風をイメージしているのだと感じました。
まとめ:暑い毎日、火は使いたくない! おうちで気軽にスイーツ作りを楽しみたい時におすすめ
スイーツ店のようなゼリーとババロアのイメージとは違いましたが、コツいらずで水を加えるだけ、電子レンジ活用で火は使わない、好きなフルーツで作れるのでおうちで気軽にスイーツ作りを楽しみたい時におすすめです。
お子さんでも簡単に作れるので、夏休み中に親子で楽しむのもいいかもしれませんね。
ゼリーの素、ババロアの素、それぞれを冷やし固めて、ダイス状にカットしてフルーツと盛り付ける。そこに炭酸水を注げば、「ゼリー入りフルーツポンチ」としてもアレンジして楽しめそうです。
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