あたたかな春の陽気に似合うカラフルなお花たち。紙を使って、リアルで美しいお花「ペーパーブーケ」を作ってみませんか? 一輪ずつ出来上がっていく楽しさ、そしてお花の可愛らしさ。制作していく過程で筆者が気がついた作り方のポイントなども交えながらご紹介していきましょう。
ペーパーブーケ、ペーパーフラワーとは

ペーパーフラワーとはその名の通り「紙で作られたお花」のことです。和紙や画用紙など、様々な種類の紙で作ることができます。

平面の紙から立体的に花びらを作り、組み立てていきます。彩りを長く楽しむことができるのも魅力で、リアルなお花の表現も可能です。
本から切り取ってすぐ作れる! 美しい花のペーパーブーケ

ブティック社「本から切り取ってすぐ作れる! 美しい花のペーパーブーケ」(税込2,750円・2025年7月26日発売)
今回は、リアルなお花を作ることができる書籍からペーパーブーケを作ってみたいと思います。

ページの2/3以上が、ミシン目の入った美しい紙です。
フラワーブーケの作り方
こちらの書籍には、材料である紙が付属しています。さらに、その紙から花や葉のパーツを切り取れるのがいいところ! ミシン目入りのパーツなので誰でも簡単に切り取ることができます。あとは説明に沿って組み立てていくだけです。

花びらの形の整え方、中心部分の巻き方、葉のつけ方など、基本のテクニックをひとつひとつ丁寧に解説してくれています。
美しく仕上げるための「作り方動画」も参考に

さらに、二次元コードを読み取れば、作品をより美しく仕上げるためのコツを動画で確認できます。
動画はこちらから
使用する用具は身近にあるものでOK!

使用する道具をチェックしていきましょう。特別な道具がなくても、家にある簡単な道具で作ることができます。書籍で紹介されている道具の他に、筆者が制作中に「あると便利」と感じたものなどもご紹介していきます。

スプーンと小さじスプーンは、花びらを形作るのに使用します。深さがあるスプーンだと、花びらを丸く仕上げやすいです。シーリングワックスのスプーンなども使えそうですね。

貼り付けるのに使うのは、スティックのりやグルーガンがあるといいでしょう。スティックのりは強力なものがおすすめです。主に茎を作る時に使います。作業中にすぐに接着できるグルーガンはあるとかなり便利! 強力な紙用接着剤などでも代用できます。

はさみも一般的なものがあれば大丈夫です。おすすめは刃が細いタイプのクラフトはさみ。小回りがきくので、細かな部分のカットがしやすくなります。
細い棒は「編み棒」がベストでした!

茎を作るときに「細い棒」が必要になります。書籍には「長さのある直径4mm程度の棒が最適」と記載があります。この「長さのある細長い棒」というのが、代用できるものが少ないかと思います。竹串では長さが足りず、菜箸などでは太さが一定ではないのです。
そこで一番のおすすめは「編み棒」です。今回は5号(直径3.6mm)を使用しました。編み棒は端に玉のついた玉付きもありますが、ない方が作りやすいでしょう。編み棒は6号(3.9mm)、7号(4.2mm)あたりまでが茎を作るのに適しているかなと思います。
作業する時にあると便利、まな板シートやオーブンペーパーも使える!

書籍には記載がありませんが、筆者があると作業しやすいと思ったものは、100円SHOPなどで購入できる「まな板シート」と「オーブンペーパー」です。スティックのりやグルーガンを使うので、これらがあることで机を汚さずにのり付けをすることができます。

その他には、花びらを作る時に緩衝材などのマットがあると便利です。今回はタオルで代用しました。
紙で美しいお花を作るその工程は?

それではお花を作っていきましょう。書籍には13種の花と葉のパーツが用意されています。あらかじめミシン目が入っているので、丁寧に切り取っていきましょう。

ページごと取り外せば、より作業がしやすくなります。作業する場所は汚れがないように、清潔であることも綺麗に仕上げるコツのひとつです。

小さなパーツや細かい部分は、爪楊枝や竹串を使うと綺麗に切り取れます。

各パーツにはアルファベットの記載があります。作り方に「パーツA」「パーツB」という表記が出てくるので、照らし合わせながら制作していきましょう。
どのお花もまずはじめに作るのは「茎」

どのお花もはじめに作るのは「茎」になります。ここで細い棒(編み棒)が必要になります。棒に紙を巻き付けて茎を作っていきます。
作り方ワンポイント! 紙にクセづけをして巻きやすくしよう

ここでワンポイント! やや張りと厚みのある紙なので、いきなり棒に巻こうとすると反発が強くて大変でした。そこで、先に紙を丸めたりしながらクセづけをしておくのがおすすめです。紙を少し柔らかくしておくようなイメージです。
平面のパーツを立体的に、花びらを形づくる

次に花びらのパーツの形をスプーンを使って整えていきましょう。切り取るだけなので、花びらの形はすでに出来上がっています。スプーンを使いながら、カーブを加えたりしていくことで平らな紙に立体感が生まれ、本物らしさが表現できます。

花びらのパーツを立体的に整えたら、茎に取り付けていきましょう。
花びらを茎に通す時のワンポイント!

花びらのパーツには茎に通すための穴が開いているのですが、かなりきつく巻いても茎の方が太くなります。

ここでワンポイント!花びらの中心穴に十字に切り込みをいれておきましょう。そうすると茎に通しやすくなります。
花びらを重ねて、お花に仕上げていこう

花びらや葉の接着には、すぐに固まるグルーガンが作業しやすかったです。

作り方に記載してある通りに花びらを重ねて取り付けていきましょう。接着後、より自然に見えるように花びらにカールを加えたりしながら全体を整えていきます。

この時に、本物のお花の画像を見ながら作業をするとイメージしやすいかと思います。
一輪のお花がその場をパッと華やかに!

ガーベラのお花の完成です。とても可愛いお花になりました♪
一輪ずつお花を咲かせるイメージで、達成感も楽しんで

書籍の紙が水彩画のような滲みのある色合いなので、紙と言ってもより温かみのあるリアルなお花になるのでしょう。

葉や花びらに葉脈や花脈を加えるとより魅力的に仕上げることができます。ハサミの刃を押し当てながら葉脈を作っていくのですが、タオルをあてながら作業をするといいでしょう。

熱をもつグルーガンやハサミの刃の部分を使うので、どちらかというと大人向きの作業になるかと思います。大人が一緒であれば、子供でも作ることが出来そうです。

出来上がったお花は広口の瓶などに差しておくと形をキープできます。
制作時間は、ひとつのお花に45分~1時間程度

花の種類やパーツの分量にもよりますが、一輪作るのに約45分~1時間くらいかかりました。慣れてくればもう少し早く仕上げることが出来ると思います。

花だけでなく、オリーブやユーカリの葉などもあります。

すべて違う花なので、どのお花を作ろうか選ぶのも楽しかったです。一輪ずつ出来上がっていく喜びがあり、思わず熱中してしまいました。

出来上がったお花は花瓶に入れて飾ったり、リボンで束ねてブーケにしてみましょう。書籍には、ギフトタグもついているので、プレゼントにしてもよさそう。お花がしっかりしているので、写真撮影などの小物としても活用できそうです。
まとめ:美しいお花を作る楽しみ、エレガントで美しいペーパーブーケで日常に彩りをプラス!

色んな種類のお花が出来上がっていく楽しみ、飾る楽しみ。もちろん生花とは違いますが、そこにあるだけで空間にパッと華やかさがプラスされます。数本合わせるだけでもボリュームがあり、存在感も抜群です。

紙の色合いが美しく、エレガントさのあるペーパーブーケ。思い立った時に気軽に作れて達成感があります。ハンドメイドやペーパークラフトを楽しみたい人に。美しくリアルなペーパーブーケをお部屋に飾ってみるのはいかがでしょうか。

『本から切り取ってすぐ作れる! 美しい花のペーパーブーケ』(ブティック社・税込定価 2,750円・2025年7月26日発売)公式サイト
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