家電をWi-Fiにつなぐという意味は、ワイヤレスで操作したり、通信できたりすること。さまざまな機器を接続し、相互利用を可能とした家庭内LAN「ホームネットワーク」の普及は、Wi-Fiの浸透によるものだ。好例が、Wi-Fiを介して好きな場所でテレビや録画番組を楽しめるパナソニックの防水ポータブルテレビだ。
家電をWi-Fiにつなぐって、どういうこと?
一昔前は、インターネットはもちろん、機器間の接続にもケーブルが必須だったが、今や状況は一変。テレビやBDレコーダーなどのAV機器をはじめ、エアコンや電子レンジなどの白物家電の世界にも、Wi-Fiによるワイヤレス化の波が押し寄せてきている。
Wi-Fiの最たるメリットは、いうまでもなくワイヤレスで操作したり、通信できたりすること。例えば、エアコンなら外出先からスマホで空調をコントロール可能。BDレコーダーなら、録りためた録画番組をWi-Fiを介して家中のテレビで鑑賞することができる。この場合も、ケーブルを使った配線は不要なので、電源さえ確保できれば、どこでも設置可能だ。
さまざまな機器を接続し、相互利用を可能とした家庭内LANを「ホームネットワーク」と呼ぶが、有線LANと違って配線の手間がないWi-Fiの浸透が、ホームネットワークの普及にいっそう弾みをつけていることは間違いないだろう。
今やテレビ、レコーダー、エアコンなどがWi-Fiやインターネットに接続できるのは常識
そんなホームネットワーク活用の好例といえるのが、パナソニックの防水ポータブルテレビ、UN-15TD8。バッテリー内蔵のディスプレイ部と、BDドライブと録画用HDDを内蔵するチューナー部がセットになったスマート家電で、Wi-Fiを介して好きな場所でテレビや録画番組を楽しめる。
さらに、インターネット連係機能も備え、自分が外出中でも、手元のスマホで遠隔操作し、テレビ番組を視聴可能。ホームネットワークを手軽に構築し、ワイヤレス再生などの最先端の機能を満喫できるのも、Wi-Fiの存在があってこそといえるだろう。
パナソニック
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解説/篠原義夫(ガジェットライター)