電子決済サービスのPayPay(ペイペイ)。2018年の年末に、決済額の最大20%相当が還元される「100億円あげちゃうキャンペーン」が開催され、大きな話題となった。2019年2月から新たに始まった「第2弾100億円キャンペーン」では、還元の仕組みが変わっている部分もあるので、どう使うのが賢いのか、確認しておきたい。
100億円キャンペーンが再開!
スマホを活用したQRコード決済のPayPay(ペイペイ)。
ファミリーマートなどのコンビニや、ビックカメラなどの家電量販店で、手軽かつスムーズに支払いを済ませることができる。
2018年12月には、支払い金額の20%相当がPayPay残高として必ず還元され、運がよければ全額(上限10万円まで)戻ってくるという「100億円あげちゃうキャンペーン」を開催。大好評で、早期に還元額の上限100億円に達し、終了してしまったが、2019年2月12日から「第2弾100億円キャンペーン」が始まっている。
最大で20%還元、というところは同じだが、細かい付与上限などは変更された部分も多いので、ルールを確認しておきたい。
最大20%のPayPay残高が戻るが、支払い方法で還元率が変わる
まずは「PayPay決済利用毎に最大20%戻ってくるキャンペーン」。
これは、PayPayで支払うと必ずPayPay残高として還元されるものだが、支払い方法によって付与率が変わり、「PayPay残高」と「Yahoo!マネー」では20%、「Yahoo!JAPANカード」だと19%、一般の「その他のクレジットカード」だと10%となる。
一回の支払いに対する付与上限額は1000円、少額決済がお得?
最大20%が戻るこちらのキャンペーンは、1回あたりの支払いにおける付与上限額が「最大1000円」となった。
つまり、付与率20%の場合は、ぴったり5000円の買い物をすれば1000円分のPayPay残高が付与されるが、5000円を超える支払いを行った場合は、20%還元とならないので注意したい。
加えて、キャンペーン期間を通しての上限額が「5万円相当」となっている。
当選すると最大1000円が戻るくじは当選確率がアップ!
「やたら当たるくじ」は、PayPay決済ごとに抽選を行い、最大1000円相当が戻ってくるキャンペーンだ。
10回に1回の確率で当選するが、「Yahoo!プレミアム会員」は「5回に1回当選」と確率がアップする。
ただし、こちらも支払い方法で少し条件が変わり、対象となるのは「PayPay残高」「Yahoo!マネー」「Yahoo!JAPANカード」だけ。「その他のクレジットカード」を選んで支払った場合は、対象外だ。
くじの付与上限額は、20%還元と合わせて1000円まで
また、こちらに当選した場合も、付与上限額は20%戻ってくるキャンペーンと合わせて、最大1000円まで。
つまり、5000円支払って当選した場合でも付与額は1000円で変わらないが、1000円支払って当選した場合は、全額相当の1000円が付与され還元率が高くなる、ということになる。
なお、「やたら当たるくじ」もキャンペーン期間における通算上限が2万円までと決まっている。
最大20%還元ということは変わらないが、細かいルールは変更された、第2弾100億円キャンペーン。
まとめ
還元率を下げずに貯めたいなら、高額商品を思い切って買うより、ファミリーマートのようにコンビニで買い物をするのに毎回使ったり、飲食店での支払いに利用するなど、少額決済を繰り返すほうが効率がいいかもしれない。
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◆大坪知樹
オーディオやPCといった記事を多く手がけてきたが、ガジェットはもちろん白物家電、クルマ・バイク、模型や玩具、時計に服・靴など基本的にモノが好きな物欲系フリーランスライター。