人気の高い完全ワイヤレス型。左右のイヤホンがそれぞれ無線で接続されるため、音切れが発生しやすい。購入時にはぜひ確認しておきたい。ヌアール「NT01AX」は、クアルコムのQCC3026を採用し、通信安定性の向上や連続10時間の長時間再生を実現。アビオット「TE-BD21f」はQCC3020を採用。
完全ワイヤレスの最重要ポイント、「音切れのなさ」はこの方法でチェック!
通信安定性を確認しよう
人気の高い完全ワイヤレス型だが、左右のイヤホンがそれぞれ無線で接続されるため、音切れが発生しやすいことが難点だ。そこで、購入時には、この通信安定性を確認してみよう。耳に装着した状態で、両耳を手で覆うと電波が入りにくくなるため、通信安定性を確認することができる。店頭で試聴するときに、試してみるといい。
最近では、クアルコムの最新ブルートゥース用チップ、QCC3026を採用したモデル(ヌアール・NT01AXなど)は通信安定性が向上し、音切れはかなり抑えられている。
●最新チップのQCC3026を採用
ヌアール
NT01AX
実売価格例:1万4000円
一方、その下位版となるQCC3020を採用したモデル(アビオット・TE-BD21fなど)は、音切れが若干生じるようだ。
●QCC3020採用だが、音質はいい
アビオット
TE-BD21f
実売価格例:1万8900円
※執筆時が2019年9月のため、製品の「実売価格例」は、消費税8%込みの額を表記しています。ご了承ください。
解説/鳥居一豊(AVライター)