旅行好きの人なら1度は聞いたことがある「Airbnb(エアビーアンドビー)」。旅館やホテルではなく個人間のやり取りで宿泊できるサービスですが、いまいち魅力が分からないという人は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、Airbnbの概要(使い方と評判)とメリット・デメリットを徹底解説。人気の理由を丸裸にするのでぜひ参考にしてください。
Airbnbとは
Airbnbとは、宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイトのことです。
一般ユーザーがホストとなり、自宅や持ち家の「使用していない空き部屋」をAirbnbに掲載することで、旅行者が旅先でも宿泊先に困らない仕組みになっています。
- ホスト:自宅などの空き部屋を宿泊施設としてAirbnbに登録
- 旅行者:場所や物件、宿泊時の値段に納得すれば泊まることができる
旅行と聞くと、ホテルや旅館などに泊まるイメージが大きいですが、最近ではAirbnbのように個人間でビジネスを行うサービスが増えてきています。
Airbnbのメリット
宿泊料金が安い
Airbnbの一番のメリットは宿泊料金が安いことです。
それもただ安いだけでなく、ホテルや旅館と比較して格安レベルで泊まることができます。
【国内】
地域 | 宿泊料金の例 |
東京 | 1泊2,996円 |
東京 | 1泊5,350円(ベッド2台) |
大阪 | 1泊1,712円 |
上記のように、Airbnbなら東京や大阪といった都市部でも1泊2,000円~3,000円程度で宿泊可能です。
また、ベッドが2台あれば2人での宿泊もでき、5,350円でも1人当たり約2,000円で泊まることができます。
【海外】
地域 | 宿泊料金の例 |
パリ | 1泊5,885円(キッチン付き) |
アメリカ | 1泊4,708円 |
オーストラリア | 1泊4,280円 |
Airbnbは、海外での利用者が非常に多く、日本人に人気の旅行先もばっちり対応してくれます。
また、アパートやマンションの1室を提供してくれるケースも多く、ビジネスホテル以上に快適なのも魅力的です。
当日でも宿泊先が見つかる
旅館やホテルなどでは、当日の宿泊が難しいケースがあります。
しかし、Airbnbは、個人間の宿泊サービスなので数が多く、当日でも宿泊先を見つけられる可能性が高いです。
特に、大阪や東京といった都市部ではホテルが満室になることが多いので、「今夜泊まるとこが見つからない」といったトラブル時も、Airbnbなら対応できます。
ユニークな宿泊先を選べる
Airbnbのホストは、自宅の空き家などを宿泊先として登録していることが多く、マンションやアパートなどもよく見かけます。
しかし、中にはログハウスや離れの1室を貸し出していたり、まるで高級ホテルのような部屋を宿泊先として登録していたりするホストもいます。
また、Airbnb用に部屋をカスタマイズしているケースもあり、一般的なホテルよりも泊まりやすく感じることも。シャワーはもちろん、キッチンなど料理スペースを完備していることもあります。
Airbnbのデメリット
ハズレ物件も多い
Airbnbは、個人間の宿泊サービスなので、どうしても宿泊先ごとのあたりハズレが多いです。
例えば、同じ料金設定でも、新築のきれいな物件もあれば、ボロボロのアパートの1室のケースもあります。
基本的には、ホストの運営方針に依存してしまうので、宿泊前にリサーチしておきましょう。
サービスには期待できない
ホテルや旅館に宿泊すると、様々なサービスが用意されていますが、Airbnbにはあまり期待できません。
きちんとした宿泊先というよりは、「友人宅に泊まる」感覚に近いので、自分でできることは自分でする必要があります。
また、海外でAirbnbを利用する場合、気を付けたいのが言語の壁。
日本語でコミュニケーションをとれないことがほとんどなので、日常生活レベルの英語や現地の言葉を勉強しておくことをおすすめします。
まとめ
今回はおすすめの宿泊サービス「Airbnb」の基本について解説しました。
- ホテルや旅館と比べて格安
- 当日予約でも対応可能
- ログハウスなど様々な種類の物件がある
基本的なメリットは上記の通りで、まさに旅行者にうってつけのサービスといえます。
ただ、海外で利用する場合は日本語が通じなかったり、同じ宿泊料金でも物件レベルに差があったりもするので要注意です。
◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。