【クローゼットのお掃除】押入れ・納戸を整理して財運アップ!通気と湿気対策がポイント(掃除と神様の深い関係(11))

金運・占い

もともと納戸は大切なものをしまうところ。納戸神に守られる神聖な場所です。納戸神は家に幸運をもたらし、財運をアップさせてくれる神さまです。不必要なものを処分することで運気をアップさせましょう。【解説】きさいち登志子(生活コーディネーター)・久保田裕道(博士)

  1. 著者のプロフィール
    1. きさいち登志子(きさいち・としこ)
    2. 久保田裕道(くぼた・ひろみち)
  2. 必要なものだけを収納して 幸運・金運をアップさせる!
  3. 納戸が不要品だらけで 開かずの間になっている
    1. 大切なものをしまう場所は神様がやどるところです
  4. 押入の使い方がわからない…
    1. 使用頻度、重量で収納場所を分類しましょう
  5. 戸を閉めているのに 押入の中がほこりだらけ!
    1. 季節の変わり目にほこりを一掃しましょう
  6. 押入は湿気がこもりがち。 においも気になる
    1. 風を通すために押入すのこや扇風機を活用
  7. 押入にカビが発生! どうしたらいいの?
    1. サンドペーパーでこすりエタノールで消毒を
  8. クローゼットに 服が収まりきらない!
    1. ハンガーの数を限定し、神さまのスペースも忘れずに
  9. クローゼットをもっと 有効に使うには?
    1. 気の通りをよくして小物も上手に収納しましょう
  10. クローゼットの中の においが気になる
    1. ある程度密閉された場所なら炭で脱臭するのが効果的
  11. バッグの中もいつのまにか ゴミだらけになっちゃう
    1. バッグの中のよどみを取ると幸福の気が舞い込みます
  12. 飾り棚やラックはほこりが たまりやすく掃除も面倒
    1. 床用のお掃除シートで手軽に拭き掃除を
  13. 本棚の本が湿ってきた?
    1. ほこり除去のついでに年2回は虫干しを
  14. 木製のタンスは 拭き掃除ができないの?
    1. 基本はから拭きで。汚れにはお酢スプレーを
  15. 引出しの中が グチャグチャ
    1. 仕切りを作って分類収納を

著者のプロフィール

きさいち登志子(きさいち・としこ)

東京都生まれ。生活コーディネーター、TU・TI編集室代表。2013年土田登志子から「きさいち登志子」に改姓。『スッキリ・簡単!「新☆お掃除」の法則』(三笠書房)、『なんで私の部屋、いつも知らぬ間にゴチャゴチャなの!?』(すばる舎)、『幸せがやってくる魔法のかたづけ術』(ジョルダン)など多数の著作のほか、雑誌・テレビなどでお掃除や生活についてのアドバイスを行う。本書ではお掃除・整理整頓についての監修を担当。
▼きさいち登志子(@tsuchitoshi)(Twitter)

久保田裕道(くぼた・ひろみち)

千葉県生まれ。國學院大學大学院博士課程後期文学研究科修了。博士(文学)。一般社団法人儀礼文化学会事務局長。民俗芸能学会理事。著書に『神楽の芸能民俗的研究』(おうふう)、『「日本の神さま」おもしろ小事典』(PHP)、共著に『心をそだてる子ども歳時記12か月』(講談社)、『日本のしきたり30の謎』(新人物往来社)などがある。本書では神仏・神事についての監修を担当。

本稿は『汚い部屋がみるみる片づく! 神さまがやどる お掃除の本』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。

必要なものだけを収納して 幸運・金運をアップさせる!

不必要なものをいさぎよく処分することが運気アップのポイント。ものを収納する場所は、通気と除湿対策が重要。

イラスト/すぎうらゆう

納戸が不要品だらけで 開かずの間になっている

大切なものをしまう場所は神様がやどるところです

納戸や押入は、とりあえずのもの置き場となって、気がつくと、中は不要品ばかりということもよくあるようです。しかし、もともと納戸は大切なものをしまうところ。納戸神に守られる神聖な場所です。不要品ばかりの納戸や押入では、神さまも守りがいがなく出て行ってしまいます。

納戸神は家に幸運をもたらし、財運をアップさせてくれる神さまです。収納場所には、普段使いしないもの、季節のもの、ずっと使い続けたいもの、大切なものを入れるよう中身を吟味しましょう。

押入の使い方がわからない…

使用頻度、重量で収納場所を分類しましょう

押入は意外にたくさんのものが入る場所ですが、ぎゅうぎゅう詰めにしてしまうと、カビの原因になります。適度な余裕をもたせて収納しましょう。

収納のコツは、軽いものを上に、重いものを下に置くこと。また、季節用品や使用頻度の低いものは奥に、よく使うものは30cmほど戸を開けてすぐ手が届く位置に置きます。

重いものは下段に、軽いものは上のほうに収納。よく使うものは取り出しやすい位置に置く。
イラスト/すぎうらゆう

押入は奥行があるので、引出しタイプのケースや、キャスターつきの棚などがあると活用度が高まります。重いものでも、キャスターつきの台に載せて収納すると、取り出しやすくなります。

奥行きのある引出しや、キャスターつきの棚や台があると、押入の奥行を有効活用できる。
イラスト/すぎうらゆう

戸を閉めているのに 押入の中がほこりだらけ!

季節の変わり目にほこりを一掃しましょう

布団や衣類をしまうことの多い押入は、意外にほこりのたまりやすい場所です。天気のよい日に、衣替えや季節用品の出し入れを兼ねて行うといいでしょう。

まずは中身を全部出し、四隅までしっかり掃除機をかけ、棚板は固くしぼったプチバスタオルで拭きます。数時間おき、拭いたあとが完全に乾いてから、中身の収納を。布団は窓辺におくだけでも湿気除去の効果大です。

季節外の布団や客用の布団は、圧縮して袋に入れておくと、省スペース&ほこりよけになります。

押入は湿気がこもりがち。 においも気になる

風を通すために押入すのこや扇風機を活用

押入内の通風を確保するためにすのこを使います。床面に置くほか、壁面にも立てかけると湿気を防ぎます。すのこと床・壁の間に丸めた新聞紙を置くと、より除湿効果が。新聞紙は湿ってきたら取り替えます。湿度の高い時期は、押入の戸を左右から開け、一方から扇風機を当てて風を通します。

すのこは床面と壁面に置いて、丸めた新聞紙をはさむと通風・除湿できる。
イラスト/すぎうらゆう

扇風機で風を送るのも効果的。左右から戸を開けて、空気を循環させる。
イラスト/すぎうらゆう

市販の除湿剤も効果的です。半年に1度は交換しましょう。

押入にカビが発生! どうしたらいいの?

サンドペーパーでこすりエタノールで消毒を

カビはほうっておくと増殖してしまいます。発見したらすぐに除去しましょう。まずは、カビに消毒用エタノールをスプレーし、ぬれプチバスタオルで拭き取ります。乾いたら、目の細かいサンドペーパーか木工用ヤスリで黒い部分を削ります。削り跡はから拭きし、消毒用エタノールをスプレーしてカビを予防します。

イラスト/すぎうらゆう

クローゼットに 服が収まりきらない!

ハンガーの数を限定し、神さまのスペースも忘れずに

クローゼットが整理されていない人は、服選びも苦手です。あふれるほどあるのに、毎朝「着る服がない!」と嘆くのもこのタイプ。神さまも居場所がなくて嘆いています。

服を整理するためには、ハンガーを薄手のものにそろえます。数も服をかけて片手ですっと取れるだけに限定しましょう。色別や長さをそろえるなど、自分で取り出しやすいかけ方のルールを作ると服の管理もしやすくなります。ぎゅうぎゅう詰めでは、風も入らず、神さまも逃げてしまいます。

クローゼットをもっと 有効に使うには?

気の通りをよくして小物も上手に収納しましょう

服は、丈をそろえてハンガーにかけます。これだけで気の通りがよくなり、運気アップにつながります。丈の短い服の下にできた空間に収納カゴなどを置くと、1回着用では洗濯しないもの、手袋やマフラーなどの小物を収納できます。

クローゼット扉の裏面に市販のタオルハンガーを取りつけると、ストールなどがかけられます。

イラスト/すぎうらゆう

クローゼットの中の においが気になる

ある程度密閉された場所なら炭で脱臭するのが効果的

防虫剤や防臭剤を置いても、なんとなくにおうクローゼットには、炭で消臭を。木炭を容器に5〜6本入れてクローゼットの両隅に置きましょう。炭の吸着効果でいやなにおいを取ってくれます。半年に1度は炭を煮て日に干すと、半永久的に使えます。

イラスト/すぎうらゆう

バッグの中もいつのまにか ゴミだらけになっちゃう

バッグの中のよどみを取ると幸福の気が舞い込みます

新聞紙を広げて中味を全部出します。細かいゴミやほこりもかき出すように取りましょう。バッグが汚れていたら、合成皮革は水気を固くしぼった布で、革製品はから拭きします。

必要なものだけをバッグに戻し、不要品は新聞紙に包んで捨ててください。風も入り、よどみが消え幸運が訪れます。

イラスト/すぎうらゆう

飾り棚やラックはほこりが たまりやすく掃除も面倒

床用のお掃除シートで手軽に拭き掃除を

普段は、お掃除シートでほこりを取っておけばOKです。ただし、それだけだと細かい部分にほこりがたまってきます。2~3カ月に一度は、ものを動かして拭き掃除をしましょう。木製家具はから拭きが基本です。

イラスト/すぎうらゆう

本棚の本が湿ってきた?

ほこり除去のついでに年2回は虫干しを

本は湿気もほこりも呼び寄せてしまうアイテム。春と秋は本棚から出してスッキリさせましょう。

本棚から取り出すときは、床用のお掃除シートをぞうきん代わりにして、本の上部のほこりを拭きながら。古い本は、読んだ人の想いが封じ込められているので、日光に当てて浄化させます。本棚に掃除機をかけ、お掃除シートで拭き掃除をして本を戻します。

イラスト/すぎうらゆう

木製のタンスは 拭き掃除ができないの?

基本はから拭きで。汚れにはお酢スプレーを

木製家具の基本的なお手入れはから拭きです。床用のお掃除シートや乾いたプチバスタオルでほこりを拭きます。汚れ部分は、お酢1と水4の割合のお酢スプレーをかけてから、から拭きをします。お酢スプレーは目立たないところで試してから使いましょう。

ただし、桜、桐、ナラ材の家具は水分は厳禁です。

イラスト/すぎうらゆう

引出しの中が グチャグチャ

仕切りを作って分類収納を

グチャグチャの引出しは、金運ダウンのはじまり。中身を全部出して、引出しの中の細かいゴミを掃除機で取り、固くしぼったプチバスタオルで拭きましょう。

引出しを空にしたら、掃除機でゴミを取り、水気を固くしぼったプチバスタオルで拭き掃除を。
イラスト/すぎうらゆう

取り出した中身は、こわれているもの、使わないものを処分。ハサミやペンなど同じアイテムが複数ある場合は、よく使うものやお気に入りのものだけを残します。

収納する際は、空き箱を組み合わせたり、市販の仕切り板を利用して、引出しの中を仕切ります。仕切りは細かいほうが、ものの置き場所がわかりやすく、片づけもラクに。

仕切りを作り分類収納。ものの居場所を作ってあげよう。
イラスト/すぎうらゆう

なお、本稿は『汚い部屋がみるみる片づく! 神さまがやどる お掃除の本』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。下記の本は、知りたい情報の全文がコンパクトにまとまった一冊です。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

神さまがやどる お掃除の本
¥880
2020-11-07 11:22

(10)「ツキを呼ぶ神様お掃除(洗面脱衣所)」はこちら

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