どこの家庭でも1つはある本立てを有効活用するアイディアをご紹介します。本立ては本を立てるだけにあらず、本以外のものを支えるのにも適しています。本立ては100均でもたくさん売られており、サイズやデザインの選択肢も広いです。「あそこの収納をちょっとどうにかしたいな」というお悩みがある方は、本立てを有効活用することで問題を解決できる可能性があります。
増えすぎた本立て(ブックエンド)の活用法は?
先日大掃除をしていたときに、わが家にはやたらと本立てが多かったことに気づきました。
「立てる本なんて、そんなにあるわけでもないのに……」大掃除のときに本も大量処分してしまったため、本立てが余ってしまったのです。
しかし本立ての独特な形を見ていると、何かアイディアが湧いてきそうな気がしてきます。
本を立てる以外に本立ての活用方法はないのか、あれこれ考えてみました。
わが家での活用事例を紹介!
家の中にある本立ては、ほとんどが100均で購入したものです。デザインは木製のタイプが多く、小ぶりなサイズ感。
本立てとして生まれた以上、本を支えたかったであろう本立てたち。しかしわが家には立てる本がないため、ほかの方面で役立ってもらうことにしました。
ここでは、さまざまな本立ての活用方法をご紹介します。
(1)食品を自立して保管
戸棚の中でついほったからしになりがちなのが、ふりかけやパックのレトルト食材です。ボックスの中に入れて収納しても良いのですが、それだといちいち使うときに箱を取り出さなくてはならず、手間でした。
かといって自立させるには薄すぎですし、箱に入れずに直に寝かせておけば散らかるし、下のほうに埋もれたものは使わなくなる……。
そこで本立てを支えにして立てかけてみたところ、大成功でした。
ふりかけは何がどれくらい残っているのかわかりやすくなり、使おうと思ってそのままになっていたレトルトの食材もすぐ目につくようになります。
同じ要領で、冷蔵庫や野菜室でも活躍しそうです。
(2)タンスの中の区分けに
引き出しの中の区分けにも、本立てが便利です。とくに靴下や下着など細かくてどこかに散らばり、他のエリアに侵食してしまいがちな衣類は、本立てでスタッキングしてみました。
本立ては立てて使っても良いですが、形状によっては寝かして使うこともできます。2つ組み合わせれば、「コの字」「ロの字」に区切ることも可能です。
引き出しの中のスタッキングはサイズぴったりに合わせるのが難しいですが、本立て同士を組み合わせれば柔軟にサイズを合わせられます。
(3)何かを吊り下げる
わが家にあるブックスタンドは、木製のデザインがほとんどです。おしゃれでかわいく、インテリアとしても使えそうな気がします。
同じく100均で購入した木製デザインの画鋲を刺してみたところ、何かを引っ掛けられそう……。
とりあえず鍵を引っ掛けてみたところ、ぴったりです。
鍵が重すぎると前に倒れそうになるため、ブックスタンドの後ろに重りとなるものを置いた方が良いでしょう。玄関などのちょっとしたスペースに置けば、おしゃれなだけでなく便利そうです。
たとえば花瓶に背の高い花をさせば、重しにもなりつつ花が本立ての上からひょっこり顔を出して、さりげないインテリアとして活躍します。
(4)やっぱり無難に本を立てる
もちろん、本立てとして本来の仕事をさせてもOKです。我が家ではリビングにある数少ない本を支えてもらいました。
1ブロックにつき本立て1つとは限らず、複数個つかって強度を高めることもできます。
横にたくさん積んであるため本と本の間にも本立てを1つ、この棚は全部で本立てを2個使いました。
本立ての活用方法のアイデア
わが家での本立ての活用方法以外にも、いろいろなアイデアがあります。そのうちのいくつかをご紹介します。
(5)スマホ・タブレットスタンドに
本立ての素材によっては簡単に曲げることができます。
ちょこっと力を入れて本立てを後ろに倒して、さらに土台部分を起こして、スマホやタブレットスタンドを自作してみてはいかがでしょうか。自分で角度を調整できるので、好みのものが作れるのが嬉しいですね。
無理に曲げると破損につながるので注意してください。
そのまま使っても良いですし、ステンシルや塗装をすればオリジナルデザインのスタンドの完成です。
(6)簡易棚に
本立ての形はさまざまです。ちょうどよい位置に穴が空いているタイプなら、棚として壁に取り付けも可能です。
掛け方を工夫すれば、ちょっとした棚が完成します。普通の棚ではない、ちょっとユニークな棚は部屋のアクセントになりそうですね。
(7)アクセサリーかけに
100均でも販売されている、メッシュ状の本立てはアクセサリーかけにぴったりです。
アクセサリーの重さに耐えられるよう、こちらも後ろに重りとなるものを乗っけておきましょう。
玄関先はもちろん洗面所や化粧台付近においておけば、メイクと一緒にささっとアクセサリーを選べます。
もちろん引っ掛けるのはアクセサリーに限らず、お好きなものでOKです。
まとめ
本立ての活用方法は、調べれば調べるほどいろいろなアイディアが出てきます。扱いやすい素材・形状でできてるものが多いため、本を支えるだけでなく、いろいろなシーンで活躍しそうです。ぜひご自身ならではの本立ての有効活用の方法も、探してみてくださいね。