クッキーすら満足に作れない…。大雑把でせっかちなライターが、100均ショップ「セリア」の「しっとりソフトクッキー」と「サクッとスノーボール」のミックス粉を使ってお菓子作りにチャレンジ。果たして、おいしくできるのか?作り方や成功のポイントを丁寧にわかりやすく、実食の感想を正直にお伝えします。

私は、お菓子作りが大の苦手

手作りのクッキーやマフィン、ケーキやパンは夢のまた夢…。ご飯系は得意で、特選街webにも数多くの食レシピ記事を紹介していますが、お菓子作りは丸っきりダメ。お菓子の場合、きちんと分量を量り、手順や時間を守ることが鉄則です。大雑把でせっかちな性格のせいか、私はクッキーすら満足に焼けた試しがありません。

セリアの製菓商品は驚くほど充実

お菓子作りが苦手な私が「やってみよう」と思ったのは、100均ショップ「セリア」の製菓コーナーを訪れたときのこと。製菓の材料から調理器具、ラッピング材まで、必要なものはすべて揃う充実ぶり。特にミックス粉は、クッキー、スノーボール、マカロン、ブラウニー、マフィン、パウンドケーキなど、とにかく種類が豊富。自分で作れると思うとワクワクしてきたのです。さらに、「もし失敗しても100円(税別)」と思うと、ハードルがぐんと下がります。そんな軽い気持ちで「しっとりソフトクッキー」と「サクッとスノーボール」の2つを買いました。

「しっとりソフトクッキー」を作ってみた

「しっとりソフトクッキー ミックス粉」は、1袋70gで直径約4センチのクッキー約10枚分。「チョコチップ30gを入れるとよりおいしい」とパッケージに書いてあったので、併せて購入しました。所要時間は約30分です。

画像: しっとりソフトクッキー ミックス粉(右)とチョコチップ(左)。

しっとりソフトクッキー ミックス粉(右)とチョコチップ(左)。

ソフトクッキーの材料

しっとるソフトクッキー ミックス粉…1袋
無塩バター(無塩マーガリンでも可)…14g 
卵黄…1個分 牛乳…小さじ2 
※今回はチョコチップ「Rich Choco chip 大人のカフェモカ20g」を加えました。

ソフトクッキーの作り方

〈下準備〉
・無塩バターは室温に戻し、やわらかくしておく。
・卵は室温に戻し、卵黄と卵白に分けておく。

★成功のポイント★
冬はバターがやわらかくなるまでに15分程度かかります。
時間に余裕を持って準備しましょう。

<作り方>
①室温に戻してやわらかくなった無塩バターをボウルに入れ、ゴムベラなどでクリーム状になるまで練り、卵黄を加えてよく混ぜる。

画像: バターに卵黄を加えてよく混ぜます。

バターに卵黄を加えてよく混ぜます。

★成功のポイント★
きちんと常温に戻してからゴムベラで練るとうまくいきます。
バターが硬いうちに泡立て器で練ると、すきまにバターが入ってイライラ。

②ミックス粉を加えて粉っぽさがなくなるまでゴムベラ等で混ぜ、牛乳を加えて生地をひとまとめにする。

画像: 最初は粉っぽくてまとまるか心配でしたが……

最初は粉っぽくてまとまるか心配でしたが……

画像: 牛乳を入れたら、しっとりとまとまりました。

牛乳を入れたら、しっとりとまとまりました。

画像: 生地にチョコチップを入れて混ぜます。

生地にチョコチップを入れて混ぜます。

★成功のポイント★
ヘラなどを使うよりも、手でこねた方がうまくまとまります。

③オーブンを180℃に予熱する。

④生地を10等分にし、手のひらで丸めてから平らにつぶす。クッキングシート(またはアルミホイル)を敷いた天板に間隔をあけて並べ、生地の中心を指で押さえてへこませる。

画像: 生地を10等分にして中心部をへこませました。

生地を10等分にして中心部をへこませました。

★成功のポイント★
なるべく厚みが均一になるように意識。端が薄くなると焦げてしまいます。

⑤180℃のオーブンで約13分焼く(焼き時間はオーブンにより異なる)。

画像: 13分焼いて完成!

13分焼いて完成!

ソフトクッキーを実食

直径5センチよりも少し大きめのクッキーが、10枚できました。

画像: ♪端が焦げましたが、まずまずの仕上がりです。

♪端が焦げましたが、まずまずの仕上がりです。

焼き立てのクッキーは「しっとり」というよりも「さくさく」。ほどよい甘さのシンプルな味わいなのでチョコチップを入れて正解でした。半日から1日経つと、しっとりしてきます。

画像: チョコチップは20gでしたが、ぎっしりと入っています。

チョコチップは20gでしたが、ぎっしりと入っています。

画像: ラッピングすれば、可愛いプチギフトに!

ラッピングすれば、可愛いプチギフトに!

「サクッとスノーボール」を作ってみた

「サクッとスノーボール プレーンミックス粉」は、1袋40gで直径約2センチのスノーボール約12個分。所要時間は約25分です(生地を休ませる時間は除く)

画像: サクッとスノーボール プレーンミックス粉

サクッとスノーボール プレーンミックス粉

スノーボールの材料

サクッとスノーボール プレーンミックス粉…1袋
無塩バター(無塩マーガリンでも可)…20g
粉砂糖…適量

スノーボールの作り方

<下準備>
・無塩バターは室温に戻し、やわらかくしておく。

★成功のポイント★
冬はバターがやわらかくなるまでに15分程度かかります。
時間に余裕を持って準備しましょう。

<作り方>
①室温に戻してやわらかくなった無塩バターをボウルに入れ、ゴムベラなどでクリーム状になるまで練る。

画像: きちんと室温に戻してからゴムベラで練りましょう。

きちんと室温に戻してからゴムベラで練りましょう。

★成功のポイント★
きちんと常温に戻してからゴムベラで練るとうまくいきます。
バターが硬いうちに泡立て器で練ると、すきまにバターが入ってイライラ。

②ミックス粉を加えて粉っぽさがなくなるまでゴムベラで混ぜ、ひとかたまりにする。
※ひとかたまりになりにくい場合は、生地がまとまるまで直接手でこねる。

画像: 粉っぽいままで、うまくまとまりません!

粉っぽいままで、うまくまとまりません!

画像: ゴムベラよりも直接手でこねた方が楽チン♪

ゴムベラよりも直接手でこねた方が楽チン♪

画像: 少しだけバターを加え、手で5分以上こねたらうまくいきました。

少しだけバターを加え、手で5分以上こねたらうまくいきました。

★成功のポイント★
最初から手でこねた方が不安なく、うまくまとまります。

③かたまりになった生地をラップで包み、冷蔵庫で約30分休ませる。

④オーブンを180℃に予熱する。

⑤休ませた生地を12等分にして手で丸め、クッキングシート(またはアルミホイル)を敷いた天板に間隔をあけて並べ、180℃のオーブンで約14分焼く(焼き時間はオーブンにより異なる)。

★成功のポイント★
生地はポロポロしているので、手に力を入れてぎゅっと丸めましょう。

画像: 12等分にできず、9等分になりました(汗)。

12等分にできず、9等分になりました(汗)。

画像: 180℃のオーブンで14分。キツネ色に焼き上がりました。

180℃のオーブンで14分。キツネ色に焼き上がりました。

⑥冷めたら粉砂糖をまぶす。

スノーボールを実食

焼き上がったお菓子は、「スノーボール」というよりも「大粒たまごボーロ」。これは失敗!?と焦りましたが、キツネ色の焼き上がりは問題なく、粉砂糖をまぶしたらそれらしくなりました。さて食感や味はどうか……ドキドキです。

画像: 直径2センチで12個分のはずが、直径2.5~3センチのスノーボールが9個に。

直径2センチで12個分のはずが、直径2.5~3センチのスノーボールが9個に。

スノーボールといえば、サクサクほろほろ食感が特徴ですが、表面は「サクッ」と「コリッ」の中間で少し硬めでした。しかし、味はスノーボールそのもの。家族の評判もよかったです。アーモンドプードル(粉)や細かく砕いたナッツ類を入れるとアクセントになっておいしいそうなので、今度はチャレンジしてみたいです。

画像: 少し硬めですが、味はおいしい!

少し硬めですが、味はおいしい!

まとめ

お菓子作りは、自分を見つめ直す機会に

「すごくおいしい」とは言えませんが、人にプレゼントできるレベルの完成度。それも100円で作れるなんて素晴らしいです。バレンタインやホワイトデー、卒業・入学シーズンを迎えるなか、もう少し腕を上げて手作りお菓子をプレゼントしたいと思います。

これまで「お菓子作りは苦手」と避けてきましたが、あえて苦手に挑戦することで、自分の弱点に真っすぐ向き合うことができました。「私って、バターを室温に戻してやわらかくなるまで待てないんだよね~」と言いながら自分と対話をしていると、和やかな気持ちになり、弱点もすべて受け入れられる気がします。

コロナ禍の自粛生活が続くなか、自分と対話をしたり、家族と楽しくおしゃべりしたりしながら、お菓子作りに挑戦しませんか。

■文・写真:藤田美佐子
京都市在住。フリーランスの編集兼ライターとして観光、食、求人、医療、ブライダルなど幅広い取材・執筆活動を行う。1児の母。趣味はマラソン、美味しいものを食べたり、つくることが大好きな食いしん坊。甘い物には目がないのに、お菓子作りは大の苦手(汗)

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