大手キャリア各社とも、徐々にオンラインショップを充実させている。ahamo、povo、LINEMOのようなオンライン限定料金プランもある。コロナ禍で店頭に出向きづらいからこそ、”非接触”で端末を購入する手段を知っておこう。
購入や乗り替え手続きはオンラインも活用しよう
スマホの購入といえば、キャリアショップや家電量販店に行くのが一般的だが、大手キャリア各社とも、徐々にオンラインショップを充実させている。ahamo、povo、LINEMOのようなオンライン限定料金プランもある。コロナ禍で店頭に出向きづらいからこそ、”非接触”で端末を購入する手段を知っておこう。頭金などがかからず、ショップに比べて安くなる場合もある。
【指南】オンラインショップで端末を購入
ドコモオンラインショップの場合
機種によってはオンライン限定カラーもある
また、店舗と同様、アップグレードプログラムを利用できる。ドコモは「スマホおかえしプログラム」、auは「かえトクプログラム」、ソフトバンクは「トクするサポート+」という名称。キャリアごとに仕組みが微妙に異なるが、おおむね、購入から2年後に端末を返却すると、残債の半分から1/3程度が免除される点は共通している。こうしたサービスを使わず、機種変更時に中古店に下取りに出す手もあるが、いくらになるのかが読めないのは難点。中古店では、傷による減額などもある。見方を変えると、キャリアの各種プログラムは、2年後の買い取り価格がある程度保証されたサービスといえる。
【指南】「スマホおかえしプログラム」とは?
ドコモオンラインショップの場合
購入手続きは、通常のオンラインショッピングとあまり変わらないが、新規契約とMNP(契約中の携帯電話番号を変えずに、別の携帯電話会社に乗り替えること。)では、本人確認のための書類をスマホで撮影してアップロードしたりする作業が必要。MNPでは、さらに転出先で予約番号を取得しておき、転入先でその番号を入力する手間も発生する。
新規購入と乗り替えはここに注意
新規契約時には、身分証明書のアップロードが必要になる。MNPで他社から移る際には、事前に移転するキャリアの契約サービスで予約番号を発行しておこう。
※価格は記事作成時のものです。
■解説/石野純也 (ジャーナリスト)